こんにちは、巻寿司特任大使の甲賀です!
6月に“全国すし研究会全国大会”という、全国の若手すし店経営者や職人などが交流する、全国大会が行われました。
2年に一度行われるこの大会は、主に関東圏か関西圏での開催が通例ですが、今回は初めて、三重県のすし研究会主催で開催されました!
三重県のすし研究会の会長さんが、伊勢神宮の“おかげ横丁”にお店を出している事もあり、また、平成から令和へと元号が変わったタイミングでもあったからです。
今大会ではなんと、各都道府県のすし研究会メンバー所在地の、地産地消の食材や郷土寿司などを伊勢神宮へ奉納する運びとなりました!
神宮奉納で「寿司」を奉納するのは歴史上初めてではないでしょうか!?
我が静岡県が奉納した寿司は、静岡県すし組合が、昔は地元で食べられていた郷土寿司をモチーフに現代版化した、「静岡ちらし寿司と静岡にぎり寿司」がメインでした。
今回は奉納しませんでしたが、静岡県には知る人ぞ知る隠れメニューで「静岡巻寿司」というお寿司も実はあります!いずれかの機会にレポートしますので、お楽しみに…。
さて、大会の話に戻ります。今回は、神様への奉納という事で、実際にすぐに食べられるお寿司を奉納するため、現地で作る事が、静岡県代表&静岡県寿司技術大使でもある私の任務でした。
担当は、「静岡にぎり盛り込み寿司」をお祝い奉納バージョンにすること! (※実際に奉納するのは、静岡県すし研究会の代表です)
持参した静岡県の食材は、山葵、桜海老、シラス、マグロ、うなぎ、旬の白身、車海老、玉子焼、イカなど特上ネタです。
清潔感の溢れる広いお店、おかげ横丁のすし処、「君屋」さんのカウンターをお借りして、心を込めてお作りしました。
全国からのすし職人さんや、地元のテレビ局やメディアの皆様が集まるなか、なぜか中央カウンターがポッカリと空いていましたので、僭越ながらお仕事をさせて頂きました。
地元テレビ局の取材も多く、盛り込み寿司では使わない、「細工巻寿司」を皿盛りにして並べてみました。
その細工巻寿司、「祝令和鮨巻文字巻寿司」はまさに職人芸とばかりに、テレビのニュースや地元3社の新聞にとりあげていただきました!ありがとうございました。
こちらは、お祝い奉納バージョン。「伝統技術細工寿司」や巻寿司大使の「細工巻寿司」も盛り込みました!
静岡にぎり寿司がメインの奉納でしたが、奇跡的に静岡ちらし寿司も奉納できました!
1つの都道府県で1つの奉納のはずなのに、2つ奉納できました!
なんといっても、こちらの巻寿司の奉納に感慨深いものがありました。
新時代の幕開けに心を込めて巻いた「祝令和鮨巻」は巻寿司特任大使として見事に奉納できました。
神様ありがとうございました!
こんにちは!昨年度に引き続き、巻寿司大使に選出して頂きました八幡名子です。
今年度は特任大使ということで、レシピ開発にも熱が入ります。また一年間、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、私の第1回目の巻寿司レシピですが、市場にたくさん出回り始めた旬の野菜、トマトにスポットを当ててみました。
これから夏が到来、暑い日は食欲が減退しがちです。食欲をそそる真っ赤なトマトにさっぱりしたショウガやシソを合わせてさっぱり爽やかな巻寿司を作ってみませんか?
トマトはしっかり実の詰まった重量のあるものを選ぶと水っぽくならなくて良いと思います。
●具材(1本分)
全形海苔…1枚
すし飯…170g
トマト…50g(中玉1/3個位)
ショウガの漬物…15g(市販品(甘くないもの))
シソ…3 枚
ゴマ…小さじ1
塩…少々
●作り方の手順
①トマトは細めの櫛形に切る。大きいものは、さらに半分に切る。塩少々をふる。
②ショウガは細めのスライス、シソは大きさにより半分または1/3に切る。
③全形海苔を横が長くなる様に置き、すし飯170gを奥側5cmほどあけて広げ、全体的にゴマをふる。
④シソをすし飯の真ん中に敷く。
⑤シソの上にショウガをおく。
⑥ショウガの上にトマトをおいて巻く。8等分に切って、完成!
何もつけずにこのままお召し上がりください!
2019年度巻寿司特任大使の上田直美です。
先日、巻寿司教室を行いました。
ZOOMアカデミージャパンさんのご協力で“クッキングライブショー”という形で、キッチンスタジオで巻寿司教室を開催し
インターネット回線を通じて、「全国の参加者の皆さんにライブ配信する」という、何とも斬新な巻寿司教室です。
当日は会場の皆さん、そして、画面の向こうにいる皆さん、どちらにも分かりやすいように、まずは普通サイズの巻寿司で手順を説明しながら巻寿司を巻いて
そのあとロング巻寿司を会場の皆さんと一緒に実践を兼ねて巻きました。
もちろん具材の話や、まきすの洗い方、巻寿司以外でのまきすの活用法、海苔の裏表など、皆さんに、分かりやすいように説明しましたよ。
「手元カメラが手元の画像を映してくれるのでとても分かりやすかった!」と、会場の皆さんも着席した状態で説明を聞いてくださいました。
子ども会行事やPTCなど、大人数での開催の時のヒントになる事が、私自身にとっても、今回の教室でたくさんありました。
そして、巻寿司教室では一番難関とされる、巻く瞬間も合言葉は【オッケー】と、会場と画面の向こうの参加者が一体となり、「せぇの」で、巻いていきます。
オンラインで教室に参加された方も、エア巻寿司で
掛け声で楽しんでいただけました。
当日は2つのグループに分けて3mずつ
合計6mのロング巻寿司を巻いてみる事に
見応えたっぷり!
参加者の方からも「分かりやすい」と、とても好評で、「早速翌日復習しました!」
と、生徒さんからご報告をいただきました(^^)
今回の教室が、巻寿司作りのきっかけになり嬉しく思います。