こんにちは。巻寿司特任大使の仲野谷です。
穏やかな春が待ち遠しいですね!皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
今回は、秋田の伝統野菜“山内ニンジン”を使った、お弁当やお祝い事、パーティーなどに喜ばれる巻寿司をご紹介します。
“山内ニンジン”は、秋田県南部の横手市山内地区で生産が盛んな、30~50㎝ほどの長さの色鮮やかなニンジンです。ニンジン本来の香りと、強い甘みが特徴です。
煮物はもちろん、サラダや酢の物など、とても使い勝手がよいです。
今回は、少量を2~3分ほどオーブントースターで焼いただけのものを使いました。
味付けをしなくても、しっかりした歯ごたえと甘みがあり、具材の中でも存在感があるんですよ!
●具材(1本分)
半形海苔…1枚
すし飯…80g
山内ニンジン…1cm角×10cm (オーブントースターで2~3分焼く)
レタス…1枚(分量はお好みで)
スライスチーズ…1枚
パストラミハム…2枚
カニ蒲鉾(黄色・レモン味)…2本(なければ玉子焼でもOK)
キュウリ(千切り)…5cmくらいのものを適量
紫キャベツ…20g(すし酢などで味付けをしておく)
マヨネーズ…小さじ1
トマトケチャップ…小さじ1
*山内ニンジンが手に入らない場合、彩りの良いニンジンやパプリカを好みの味付けにしたもので代用してください。
●作り方の手順
①半形海苔の上部を3cm残し、80gのすし飯を広げます。
②すし飯の中央にレタス、スライスチーズ、パストラミハム、カニ蒲鉾、キュウリ、紫キャベツを置き、マヨネーズとトマトケチャップを混ぜたものをかけて、巻きすで全体を巻きます。
③巻きあがった物を、好みのクッキングシートでキャンディー包みにします。
こちらの可愛いクッキングシートは100円ショップで手に入れました。
④クッキングシートごとカットし、完成です!食べるときはシートを剥きながらいただきます。
このスタイルは、“寿司ブリトー”としてインスタグラムでもよく見かけますが、お寿司を紙で巻いているので「片手で食べることが出来て、お皿を使わない」という点が、緊急時にも役立つのではないかと思います。
私の巻寿司教室の3月の講座のメニューに使いました。
ちょうどそのころ、新型コロナウィルスの騒ぎで、マスクや紙製品の買い占めのニュースを目にしたり、東日本大震災の9周年ということもあり、被災地の方々の厳しい避難生活の日々を思い出したからです。
緊急時や災害時に限らず、体調が悪くてお料理をするのが億劫なときなども重宝すると思います。
冷蔵庫の残り物でもOK、ラップや銀ホイルでくるむのもOK。パクパク食べられるので、お子様のおやつにもピッタリです。半形海苔で巻いてあるので、ちょうどよいボリュームなのもいいですよ。
美味しいものを食べて、ストレスなく過ごしたいものですね。
「巻寿司の基本的な巻き方」については、こちらから♪
→ https://makizushi-club.com/howto/maki
こんにちは。2019年度、巻寿司特任大使の恵方まきです。
私事ですが、実は、昨年末に父が他界しました。
生前、父は巻寿司が大好きで、私が作る巻寿司を毎回楽しみに食べてくれました。
そこで、父の棺桶には私が作った巻寿司も一緒に入れてもらいました。
父の大好きな巻寿司の仕事に携わらせていただき、亡くなった後も巻寿司を贈ることができたこと、とても幸せに思います。
話は変わりますが、皆さんは、節分が年に4回あるのをご存知ですか?
そもそも節分とは「季節の分かれ目」の意味なんですよ。
また、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日に節分はあります。
今年は、嬉しいことに、節分の日に2本のTV出演のお話があり、それぞれの番組で、簡単にできる巻寿司の作り方や、巻寿司特任大使として、節分が年に4回あるお話などをさせていただきました。
オリジナルで作った「鬼の飾り巻寿司」は、生徒さまにも可愛いと人気ですが、実はこの巻寿司は、息子が幼稚園の時に作った「鬼のお面」を飾り巻寿司として再現したのが始まりです。
鬼のお面では、鬼の髪の毛を毛糸で作っていたところを、鰹節で再現しました。
息子は、この巻寿司を見るたびに懐かしく思っているようです。
さて、節分は、その時の恵方を見ながら巻寿司を食べます。
そして、願い事を唱えながら、「食べ終わるまで喋らない」という決まりがありますが、息子が幼稚園の時は、大きな恵方巻きが食べにくそうだったので、我が家では、細巻きの恵方巻きを作って、お願いごとをしていました。
食べやすく、色々な味が楽しめると、とても好評でした。
今回は、その「節分細巻寿司」の作り方をご紹介いたします。
●具材(細巻き1本分)
すし飯…70g
全形海苔…1/2枚
キュウリ…適量
照り焼きチキン…適量
チーズ…適量
青菜…適量
玉子焼…適量
とびっこ…適量
おぼろ…適量
●作り方の手順
①海苔の上に、すし飯70gを広げる。
②中央に好きな具材を並べる。
③くるりと巻き上げる。
お子様のお好みの具材で作ってみてくださいね。
色々な味を楽しめるところが、ワクワクしますよ。是非作ってみてくださいね。
「巻寿司の基本的な巻き方」については、こちらから♪
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本レシピの具材「玉子焼」「おぼろ」については、こちらから♪
「巻寿司の具材あれこれ」
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みなさん、こんにちは。巻寿司大使の野梨のりこです。
節分も近くなり、暦の上ではもうすぐ春がやって来ますね。
私の住んでいる香川県では、菜の花のことを菜花(なばな)といい、生産も盛んです。
今の時期、少しずつ目にするようになってきました。その菜花と、香川県の特産品のエビ天を使って、春爛漫の巻寿司を作りました。
香川県のエビ天は、エビの天ぷらではなく、瀬戸内海で獲れた小エビを殻付のままミンチにして絞り、豆腐とスケトウダラのすり身とすりあげ、油で揚げたものなんですよ。
●具材(1本分)
全形海苔…1枚
すし飯…200g
菜花…1/3束
エビ天…3/4本(蒲鉾、かにかまでもOK!)
卵…2個
おぼろ…20g
辛子和えの衣…適量
●作り方の手順
①菜花を茹で、菜花の辛子和えを作ります。
②エビ天を縦半分に切り、2本にします。そのうち1本は半分に切ります。
③卵はスクランブルエッグにします。
④全形海苔1枚にすし飯を広げ、具材をのせ、巻きます。
⑤6~8等分に切り分け、完成です!
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