こんにちは。巻寿司大使のmika makkinen です。
普段はデコ巻きずしを作ったりその図案を考えたりして楽しんでいますが、
今回は大好きな巻寿司を「食べる」ことに視点をあてて,
いろいろな巻寿司のレポートをしようと思います。
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まずは,スーパーの『イオンモール』が夏の節分にしていたご当地巻寿司フェアの巻寿司から!
地方の特色を活かした楽しい巻寿司がたくさんありました。
北海道産 帆立を味わう海鮮太巻き
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帆立がしっかりと主張していてプリプリでした。
近畿発 国産しめ鯖の高菜巻
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サバがさっぱりしていて,高菜の塩気がよくあっていました。
関東発 伊達巻
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安心できる伝統の美味しさ。玉子焼がふんわり。
中国四国発 讃岐うどんとちくわ天の太巻
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面白い。ちくわ天とうどんが裏巻きになっている。
ネギと天かすのトッピングで食感も楽しい。
北陸信越エリア 玉子焼が旨い!ピーナッツくるみ入り太巻
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くるみの歯ごたえと大きめの玉子とのコントラストが楽しい。
東海エリア でら旨い!味噌カツ太巻
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これこそ!ふるさとの味。カツには味噌がよく合い
ます。酢飯と味噌の甘さのハーモニー。
そして,夏といえば高知のよさこい!
ということで大盛り上がりのよさこい祭りに行った際に、
『ひろめ市場』で見つけた巻寿司をご紹介します。
焼き鯖寿司やウツボなど魚介類が新鮮でおいしかったです。
高知 土佐巻
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カツオのたたきと,生ニンニク,大葉が巻いてあります。
カツオの生臭さをニンニクと大葉が調和させていてサッパリと
食べられます。
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こちらは薄い白いもので大葉と一緒に巻いてあります。
お店の人に聞くと、白いものは蒲鉾のようなシートなのだそうです。
大葉が透けてきれいでした。
そして最後にご紹介するのは私が行ってみたかった巻寿司のお店,
大阪心斎橋に今夏(2018年)オープンしたばかりのMAKI-SAN japan(まきさん じゃぱん)です。
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シンガポール発の巻寿司ショップで、大阪が日本第一号店です。
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建物の内装も可愛い!
基本の太巻と,完全にオーダーできるものがあります。
オーダーシートに記入して,玄米・白米を選んだり,海苔・ソイシートを選んだりします。
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持ち帰りの箱もとってもかわいい。
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私のチョイスは基本の二本,バーガーマキとベリーベリー,
そして選べるリトルとメガを注文。
リトルとベリーベジー
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ベリーベジーは,野菜と玄米のヘルシーな巻寿司でした。
リトルは私の好きな具材を3つとソースを選び,ソイシートで巻いています。
バーガーマキとメガ
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バーガーマキはハンバーガーに天ぷらクランチ,ハラペーニョにゆでたまご,チーズと斬心な味。
巻寿司の可能性を感じる店でした。選ぶ楽しさや見た目の可愛さも魅力です。
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こんなにコンパクトで,彩り鮮やかな巻寿司,もっともっとみんなが知って,沢山の人が
食べるといいなと思います。
また,面白い巻寿司を見つけたら,食べてリポートしますね。
こんにちは。巻寿司大使の石井です。
この時期、旬の春野菜もたくさん出てきますね。
今回は大分県日田市で三代続いている寿司屋『彌助すし』の美味しいご当地巻寿司をご紹介します。
『彌助すし』は、今では日田のソウルフードとしてすっかり定着した『たか菜巻』を
50年前に考案し、三代守り続けている老舗です。
使用するたか菜も無添加自家製というこだわりぶりです。
春になると、こうしてトラックいっぱいのたか菜を親戚の方達と漬け込みむそうです。![](http://makizushi-club.com/wp/wp-content/uploads/2018/05/FB_IMG_1524176197237-600x600.jpg)
たか菜巻は、海苔のかわりにすし飯をたか菜で巻きます。
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3代目マッキーやすけさんは巻寿司教室を開催したりイベントなどにも出店して
県内外で『たか菜巻』を普及しています。
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ひたん寿司にたか菜巻をとり入れた野菜寿司が人気です。
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他にも厚焼玉子で巻いた『幸せな黄金寿司』や『白菜巻』もあります。
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『彌助すし』には『たか菜巻』をはじめ、こうした美味しい巻寿司を求めて、
県内外からたくさんのお客さまが訪れています。
日田に来られることがありましたら、ぜひ訪れてみてくださいね。
彌助すし
住所 大分県日田市本庄町3-9
TEL 0973-22-2216
http://www.b-net.kcv.jp/~yasuke/
こんにちは。
巻寿司大使の「くるみ」こと秋田の仲野谷です。
今回のレポートは、秋田の巻寿司についてです。
秋田の人たちはとても巻寿司が好きで、
「巻寿司名人」のおばあちゃんたちがたくさんいて、
行事あるごとに各家々自慢の巻寿司が披露されます。
秋田の巻寿司の一番の特徴といえば、
「お砂糖がたくさん入っている」ということです。
もちろん握り寿司のシャリは他の地域と同様の味付けですが、
特に巻寿司の甘さは格別です。
私たちが子どもの頃には、巻寿司の味付けは
「お米一升炊いたら、お砂糖はひと袋(1kg)」と言われていました。
他県の方々にその話をすると、必ずといっていいほど「ヒェ~~」と悲鳴があがるのですが、
秋田では巻寿司が食事としてよりもお土産や冠婚葬祭の際の引き菓子として多用されていたため、日持ちをよくするために大量のお砂糖を入れたのではないかと思われます。
ただ、最近はさすがにお砂糖の量はかなり控えめとなっております。
県内最大スーパーの「いとく」で販売されている巻寿司です。
柄がとてもきれいですね!
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中に入っている具は、
① (赤)紅しょうが
② (オレンジ)山ゴボウ
③ (茶)かんぴょう
④ (緑)キュウリの漬物
⑤ (紫)キュウリのしば漬け
⑥ (黄)ホットケーキ生地を焼いたもの
と、一見ごく普通の巻寿司と同じようなものですが、
⑥のホットケーキだけは秋田県独自のものかもしれません。
海苔の代わりにこの生地でお寿司を巻いたものも、秋田ではポピュラーなものです。
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いとくスーパーのキャラクター「とくこばあさん」(くるみ作)
もう1つ、巻寿司ではないのですが、
秋田のお寿司をお話する上で外せない「赤寿司」「赤まんま」「まま寿司」をご紹介します。
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炊いたもち米に味付けをし、塩もみをした赤紫蘇の葉を混ぜて発酵させたもので、主に夏場に作られます。
私が子どもの頃には、祖母がお盆に作り墓前にお供えしていました。
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紫蘇の量が多く、もっと赤く染まっているものもありますが、
私はこれくらいの白と赤のコントラストのあるものが好きです。
日本のお寿司のルーツがごはんを発酵させた「飯寿司(いいずし)」であるという文献もありますから、その点からいえば、巻寿司よりもずっと以前からこの地で作られていたものと思われます。
またまた他県の方には驚かれると思いますが、
私はこのお寿司の上に軽くお砂糖をかけて食べるのが好きです!
TV番組でこのお寿司が紹介されたときに、
「お砂糖をかけたこのお寿司をおかずにしてご飯を食べる」
という方の話も紹介されていましたが、さすがにそれは試したことがありません。
秋田のお寿司、いかがでしょうか。
今後は、このような伝統的なお寿司や料理を若い方々にも伝えていきたいと思っています。