みなさんこんにちは!
2017年度巻寿司大使のみつまめです。
普段は愛する岐阜県にて、『清流の国ぎふの妖精さん☆ミナモ』と一緒に
旅芸人のような日々を送っています。
そんな私がなぜ巻寿司大使に……?
その理由はプロフィールを見ていただくとして、
この一年、巻寿司への情熱を私なりのカタチで発信していきますのでよろしくどうぞ♪
さて、レポート第一弾。ここはやはり、岐阜県で有名なご当地巻寿司文化をご紹介したいと思います。
その名も……岐阜県は御嵩町(みたけちょう)の名物『みたけ華ずし』。
鮮やか&艶やかですよね~!
御嵩町はかつて中山道の宿場町として栄えた地。
歴史ある町の地域おこしとして「新しい郷土食をつくり残していきたい」と
平成19年に結成された『みたけ華ずしの会』の皆さんが、
千葉発祥の『太巻き祭り寿司』をヒントに試行錯誤を重ねて誕生させたのが
『みたけ華ずし』です。
地元にまつわる牡丹や笹百合、菊、バラなど美しい花をデザインした飾り巻き寿司や、
箱寿司、太巻、細巻、型押しなどいろいろなお寿司を盛り合わせて、
御嵩町の豊かな文化を表現しています。
お寿司に使われているお米は、米粒が大きく冷めてもおいしい岐阜の伝統米『ハツシモ』。
他にも、酢、醤油などの調味料や具材に使う食材等も岐阜産のものを使って、
地産地消に努めています。
さて『みたけ華ずし』について色々学んだところで、
さっそく手作り体験をしてみることになりました。
実は、巻寿司への並々ならぬ愛はあっても『飾り巻き寿司』の類は未経験だった私。
「さぞや難しいんでしょう……?(小声)」 と不安半分、体験してみたんで・す・が。
教えていただいた通りに置いたり、のせたり、散らしたり、巻いたりしただけでアッという間に完成!!
メイン具材は柴漬けや赤かぶ漬けなのでさっぱりと馴染みのあるお味♡
ミナモさんも食べたそう( *´艸`)
細かい作業が苦手な私でも簡単に美しい華ずしが作ることができるんだなぁ、と感動。
このように誰が作っても美味しく&美しくできるよう考案されているレシピには、
「手間暇かけて綺麗な寿司を手作りしてあげたい」
「大切なお客様をもてなしたい……」という想いを叶えてあげたい、
各家庭で末永く作ってほしい、という願いが込められています。
「文化は残していってこそ価値がある」と、みたけ華ずしの会代表の堀田さん。
私も体験しただけで終わらないよう、まずは身近な家族に作ってみようと心に誓いました。
さて、美味しいだけじゃない、歴史や文化、人々の熱い想いが一緒に包み込まれている、
巻寿司ザ・ワールド。
奥が深い……!!ますます興味津々です!!!
巻寿司を愛し、巻寿司に愛される女にどこまでなれるのか?!
こうご期待♡
以上、みつまめでした!チャオ!
シンガポールからこんにちは!
2017年度巻寿司大使の河崎千代美です。
こちらシンガポールでは、この国で暮らす日本人が組織する
『シンガポール日本人会』というものがあり、立派な会館も建てられています。
そのシンガポール日本人会で6月からスタートした
『飾り巻き寿司と日本の家庭料理』というコースの講師をすることになりました。
これまでは、自宅教室や出張レッスンが主な活動でしたが、
より多くの人達に日本のお寿司を広めるためにとても貴重な機会を得たと思っています。
開催にあたり参加者を募集したところ定員を大幅に上回る応募があり、
大人気の中でのスタートとなりました。
「『飾り巻き寿司』は可愛くて喜ばれるので、自分で巻けるようになりたい」
という声をたくさんいただいていたので、
第1回目のレッスンは『カエルのケロちゃん』の飾り巻き寿司を作りました。
多くの外国人は、
「日本人なら誰でも巻寿司は簡単に作ることができる」と思っているようで、
ホームパーティやお誕生日会、学校でのイベントなどに巻寿司を持参するととても喜ばれ、
「巻寿司を作ってね」とリクエストされることも多いとのこと。
私が「日本人の名に懸けても素晴らしい巻寿司を作れるようになりましょう」と声をかけると、
参加者の皆さんも巻寿司作りに一生懸命取り組んでいました。
飾り巻き寿司のように組み立てる巻寿司というのは、
手馴れないため難しいものなのですが、
実際に出来上がってそれを切り分ける時は、世界中どこでも歓声があがります。
今回も参加者の皆さんから、
「明日の子どものお弁当に入れてあげたら、クラス中の話題になりそう」
「今晩の晩御飯が凄いご馳走になるわ」とのお声をいただきました。
たくさんのカエルのケロちゃんが出来上がりました。
会場内のあちらこちらから、ケロケロとカエルの鳴き声が聞こえてくるようでした。
こんにちは、巻寿司大使の わたりようこ です。
1年間どうぞよろしくお願いいたします!!
私は仙台市で小2の男の子の子育てをしながら、
飾り巻き寿司教室や料理教室等の活動をしています。
巻寿司大使レポートでは、仙台の魅力や美味しいものをお伝えできればと思っています。
さて今回は、先日開催した『飾り巻き寿司教室』のレポートです。
教室で生徒の皆さんに作ってもらったのは、暑い夏に元気に大輪の花を咲かせる
『ヒマワリ』の飾り巻き寿司。
ヒマワリといえば、黄色ですよね!
ヒマワリの花びらを作るために、まず黄色の寿司飯を作ります。
一般的には食用色素をご飯に混ぜ込んで味を付けることが多いのですが、
それでは味がない!
そこで、今回は巻寿司には欠かせない主役級の『厚焼玉子』を使います。
ご存知のように、使い道は巻寿司の具、お弁当のおかず、など色々ありますが、
厚焼き玉子は、厚焼きのまま使うだけが使い道ではないのですっ!!
甘くて柔らかくて美味しい厚焼玉子は、なんと『玉子そぼろ』としても使えるんですよ。
ひき肉と玉子の2色丼などを作るときにも、
わざわざ生卵を用意して一から作らなくても厚焼玉子があれば簡単!
ご自宅でお弁当用に作った厚焼玉子が余ったり、綺麗な形に作れなかった…
そんな時は玉子そぼろに変身させてください!
そぼろ状にするのに、包丁やフードプロセッサーで刻んでもよいのですが、
包丁で刻むのは手間がかかるし、
しまい込んだフードプロセッサーをいちいち出すのは面倒ですよね。
そんなときは手で小さくちぎり、指で潰してみましょう。
酢飯に混ぜるときに厚焼玉子を指で潰しながら混ぜていくと、綺麗に寿司飯に混ざります。
もっと細かいそぼろにしたいときは、厚焼玉子ザルに押し付けて網の目を通すと良いですよ。
今回のレッスンでも、
厚焼玉子から作った玉子そぼろを『ヒマワリ』の花びら用の寿司飯に混ぜて使いました。
さあ、かわいい黄色のヒマワリが出来上がりましたよ!
ヒマワリのように元気に夏を乗り越えてくださいね♪
皆さんも巻寿司を作るときに、厚焼玉子は具材としてはもちろん、
玉子そぼろにして寿司飯に混ぜると、甘くておいしい黄色の巻寿司が作れますよ。
ちなみに・・・
厚焼玉子とだし巻玉子の違いってご存知ですか??
どちらも「玉子焼」なのですが、関東では「厚焼玉子」と呼んで砂糖を入れて焼き、
関西では「だし巻玉子」と呼び、砂糖を入れないで焼きます。
関西の「おだし文化」が生み出したものだそうです。
砂糖が入っていると、だしを入れて作っていても「だし巻玉子」とは呼ばないということで、
関西では砂糖が入ったものが厚焼玉子、砂糖を入れないのがだし巻玉子という認識なのですね。
以上、玉子焼に関する豆知識でした。