こんにちは!
2017 年度・巻寿司大使 おりたみゆき です。
今回のレポートは、
富山市堀端町にて学童保育を運営されている『ハレア』にて
たくさんの子ども達と一緒に巻寿司を作った「巻寿司を作ってみよう!」編です。
『ハレア』の先生方は元体操選手ということで、放課後保育以外にも体操教室を運営されています。
未就学児でも、トランポリンを使ってかわいらしいピョンピョン飛びや
本格的なバク転練習もできると、人気があります。
さっそく先生や保護者の方にお手伝い頂きながら、巻寿司作りのスタートです。
今回の巻寿司レッスンでは
子ども達が大好きな「照り焼きチキン」を具材の中心に巻き上げることにしました。
≪太巻レシピ≫
全形海苔 1 枚
すし飯 200g
玉子焼
照り焼きチキン
シーフードカマボコ
椎茸
おぼろ
キュウリ
山ごぼうなど
その前に、まずは上手に巻寿司を作るためのコツをレクチャー。
海苔・巻きすの裏表についてや、すし飯の広げ方、具材の配置の仕方など
いくつかのポイントを説明しました。
用意ができたら、いよいよ皆で一斉に巻きスタート!
「抑えている具材と巻きすから手を離さないで~」
「鉄棒の前回りと一緒だよ~」
と巻くときのコツを伝えると、
『ハレア』の先生から「日頃の運動成果を発揮する場面だよ~」と声が掛かります。
今回の太巻は肉厚な照り焼きチキンを巻くので、いつもより太いサイズ。
手の小さな低学年の子ども達も頑張って、
上手に巻くことができました。
子ども達に包丁の使い方も体験してもらいたかったのですが、
小さいお子さんもいるため、安全第一ということで、先生方にカットして頂きました。
保護者の手を借りずに、自分だけで巻き上げた巻寿司を手に
やりきった達成感で顔がキラキラしていました。
小さい手の子ども達も、「上手に巻くためには…」を考え、
実行するパワーに感動しました。
実はお引越しのため、これが富山県で最後の巻寿司レッスンとなりました。
子ども達からたくさんの元気をもらいました。
ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!
こんにちは!
巻寿司大使、わたりようこです。
皆さん、『ホヤ』って食べたことありますか?
宮城の夏と言えば、海のパイナップルとも呼ばれる珍味、ホヤ!!
宮城を代表する水産物で、その水揚げ量は日本一を誇ります。
最近では、首都圏でも食べる方も増えているそうですが、
宮城では昔からごく一般的に食べられていた食材です。
ホヤは味覚の基本要素がすべて揃った珍しい食材で、
甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を一度に感じることができるそう。
苦手という方も多いのですが、
その不思議な味わいと独特な風味が、ホヤ好きにはたまりません!!
ホヤの旬は5月~8月。
これからどんどん美味しいホヤが出回ってきますね。
私は子供のころからホヤを食べていて、
旬のこの時期になると、冷蔵庫に『ホヤの青紫蘇巻』がよく入っていました。
ちょっぴり塩辛い紫蘇巻はホヤの保存食のようなもので、
作られるのはホヤの産地に近い一部の地域らしいです。
母が、晩酌をする父の為に作っていたんですね。
もちろんご飯にもよく合いますよ。
ホヤをよく食べる宮城でも、ホヤの巻寿司はあまり聞いたことがなかったので、
今回は、ホヤの紫蘇巻を巻寿司にしてみました。
ホヤの紫蘇巻寿司
<作り方>
1
ホヤを短冊に切り、青紫蘇で巻いて、塩漬けにします。
1日~2日位置くと、水分が上がってきて味が凝縮されます。
右の写真が1日経過したものです。少し水分が上がってきました。
2
1のホヤ紫蘇をキュウリと一緒にいつもの巻寿司の要領で巻きます。
すし飯を少な目にして細巻にします。
ホヤの美味しさと、青紫蘇のさわやかな風味が寿司飯とピッタリ。
とても美味しい巻寿司になりました。
玉子焼やかに風味かまぼこ、かんぴょう等が入った太巻に
ホヤの紫蘇巻を入れて作っても美味しいですよ。
個性の強いホヤを入れても美味しくなるなんて、
巻寿司はどんな具材でも巻き込むだけで美味しくしてしまう、
とっても便利な料理だと思いました。
皆さんもこの機会に『ホヤの紫蘇巻寿司』をぜひ、作ってみてくださいね!
今回のレポートで2017巻寿司大使の任期は終了し
次の大使さんたちへバトンタッチしますが、
私の巻寿司愛はこれからも続きます(#^.^#)♡
皆さんもいろんな食材を巻いて、自由な巻寿司lifeを楽しんでくださいね!!
1年間、ありがとうございました!!
2017年度巻寿司大使の仲野谷です。
今回は、私の生まれ故郷である秋田県藤里町で開催した
巻寿司講座のレポートです。
巻寿司大使に任命していただいたときから、
ぜひ故郷で巻寿司の講座をしたいと思っていた私にとって
念願の巻寿司講座となりました。
ありがたいことに、町の社会福祉協議会が主催の
『まち自慢クラブ』という事業に講師として呼んでいただき、
町のにぎわい創出の拠点となっている『かもや堂』を会場に、
幼なじみ、ご近所のおばさんなど懐かしい方々と一緒に巻寿司を楽しみました。
(実はこの『かもや食堂』は私の実家の一部をリノベーションした建物です)
午前中は「太巻寿司」のデモンストレーションを、
午後からは「あきた巻」「四海巻」のワークショップを行いました。
町名にちなみ藤色のTシャツにMAKIZUSHI倶楽部のエプロンをつけて
気合を入れました!
皆さんの真剣な眼差しをひしひしと感じながら…
皆さん、巻寿司は自己流で楽しまれているようでしたが、
巻きすの使い方、海苔のサイズに応じた具とすし飯のボリューム、
具を置く位置などをレクチャーして、
よりきれいに巻けるようアドバイスさせていただきました。
そして、いよいよ試食の時間です。
タイミングよく、買い物帰りの方が「何やってるの~?」と入ってこられたり、
バス待ちで通りかかった方が5人ほどいらしたので、一緒に試食していただきました。
できるだけ多くの方に巻寿司を見ていただきたいと思っていたので大満足です!
「あきた巻」と「四海巻き」のワークショップは、
会場の広さの関係で定員5名さまずつの講座でしたが、
小さな町ですので皆が顔見知りということで、
和気あいあいと楽しそうに巻いてくださいました。
秋田県藤里町は世界遺産白神産地の麓にあり、
大自然に囲まれ山の恵み豊富なところです。
しかし過疎化が進み、年々寂しくなっているのが現状です。
そんな故郷の方々に少しでも元気になってもらうことを願って
開催した巻寿司講座でした。
社協の『まち自慢クラブ』という事業も、
引きこもりがちになるお年寄りや町民の方々が、
一歩外に出て活動的するきっかけづくりを目的としています。
参加した皆さんからは、
「きれいな絵柄ができて見事だった」
「見た目だけでなく、味も美味しかった」
「とても楽しい講座だった。またやってほしい」
と感想をいただきました。
そして、なによりも嬉しかったのが、社協の会長さんから
「巻寿司は人を明るい気持ちにさせる魅力がある」と言っていただいた言葉です。
幼い頃、母が巻いてくれた巻寿司の思い出も、
講師として巻寿司を披露したときの皆さんの笑顔も、
いつも幸せな気持ちで一杯だったように思います。
美味しいだけではない、綺麗なだけではない、
巻寿司の持つパワーを改めて認識した一日でした。
今回が巻寿司大使として最後のレポートとなりましたが、
1年間、貴重な体験をさせていただいたことに改めて感謝いたします。
今後もこの「魅力ある巻寿司で笑顔を広げる活動」を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。