細巻アレンジで脇役から主役へ!!
こんにちは!仙台の巻寿司大使のわたりようこです。
長い冬が終わり、仙台にも春はすぐそこまで近づいて来ているようです。
お花見、ピクニック、遠足、運動会、BBQ、芋煮会(東北だけ?かな)、等々。
沢山の楽しいイベントの季節です。
そんなときのお弁当は、もちろん『巻寿司』。
具がたくさん入った太きはいろんな味が楽しめて美味しいことは間違いなし!!
お弁当に入れたら華やかですし、
楽しい気分もますますアップしますよね♪
今回は、そんな華やかな主役の太巻を引き立てる、
脇役的存在の『細巻』をアレンジしてみようと思います。
海苔巻の基本ともいわれる細巻ですが、実は綺麗に作るのが難しいんです。
「パンクしないすし飯の量」「具を真ん中にきちんと入れる」
「ゆるゆるにならない巻き方」
…などコツがたくさんあるのがその理由です。
では作り方です。
細巻には、海苔の半切りサイズを使います。
そして作り方のコツその1。
ごはんの量ですが「このくらいかな~?」なんて適当に入れた場合は、
だいたいの方が多く入れすぎています(笑)
なので、結果→パンクにつながります。
はい!半切り海苔にこのくらいの量です。
70~80gくらい。
1つ目を作るときにちゃんと量って、だいたいの量を覚えたら、
あとは目分量で作ってもOK。
ただしこれはあくまで一般的な目安なので、
すし飯の量は中に入る具の分量で調整してくださいね。
では次に、半切り海苔の向こう側、約2cmを残して
すし飯を海苔全体に広げます。
そして、作り方のコツその2。すし飯の真ん中に具をのせます。
写真は干ぴょう煮です。
いよいよ巻きすを使い、巻いていきます。
すし飯の端をめがけて巻いていきましょう。
ここで作り方のコツその3。
すし飯の端に巻きすが到達したら、巻きすを手前に引くようにして
全体をキュッと締めるようにします。
そうすると、ゆるゆるの巻寿司から卒業出来ますよ!
丸くて細い、きれいな巻寿司の完成です。
そしてここから、細巻が主役になる為のアレンジのご紹介。
細巻を1本巻き上げたら、巻きすで片側だけを潰して『しずく型』に整えます。
さらに、巻きすで潰した片側をカーブさせて『勾玉型』にします。
これを3本作って、写真のように合わせると『三つ巴』という巻寿司になります。
色付けした酢飯で巻くと、さらに綺麗ですよ。
勾玉型は、並べ方を変えると『藤の花』にもなります。
アレンジした、色々細巻きを並べるとこうなります!!
いかがでしょうか??
脇役だった細巻が、主役になりました!!
皆さんも作ってみてくださいね!!
細巻きで藤の花を
作ってみますね。いろいろアレンジできて細巻きってすごいですよね。アートな細巻き寿司を 作りたいです。
参考にさせていただきます。