こんにちは。2019年度、巻寿司特任大使の恵方マキです。
毎年11月は、大相撲九州場所で福岡の街が盛り上がります。
以前、力士のパーティーに参加し「竜電関」「錦木関」呼出しの「琴吉」さんに
飾り巻き寿司をプレゼントさせていただきました。
力士の方にプレゼントということもあり、通常より大きめに作ったんですよ。
また会場内にいらっしゃった50名のファンの皆様には、軍配の飾り巻き寿司をプレゼントさせていただきました。
関取の方々、ファンの皆様もとても喜んでくださいましたよ。
ところで、皆さんは「サモサ」をご存知ですか?
サモサは、インドを代表するお料理。
小麦粉を練って薄くのばした皮で、香辛料を入れて野菜やひき肉を三角に包み、油で揚げたものです。
冷凍保存ができるので、我が家ではお弁当のおかずや、子供のおやつによく作っています。
そんな「サモサ」を巻寿司にしてみました。
サモサ風 巻寿司
●具材(1本分)
全形海苔…1枚
酢飯…200g
ジャガイモ…1個
玉ねぎ…1/2個
ベーコン…70g
ニンニク…小さじ1/2
生姜…小さじ1
フリルレタス…適量
パセリ…適量
カレー粉…小さじ1+1/2
ガラムマサラ…小さじ1(お好みで入れても入れなくてもよい)
塩…少々
こしょう…少々
●作り方の手順
①じゃがいもは数か所を竹串で刺し、洗った水をつけたままラップで包み、電子レンジで4~5分加熱する。竹串がスーッと通るやわらかさまで加熱する。
②ニンニク、生姜、玉ねぎ、ベーコンはみじん切りにする。
③フライパンに油大さじ1を熱し、ニンニク、生姜を入れて弱火で炒め、香りがたったら玉ねぎを加えて中火で少し色づくまで炒める。ベーコン、ジャガイモを入れ、カレー粉、ガラムマサラを加えて炒め合わせ、塩、こしょう、パセリを加える。
④全形海苔1枚に上部2cmほどあけて酢飯を広げる。
⑤フリルレタスを置き、その上に粗熱をとった③を並べる。
⑥手前からくるくる巻き、6~8等分にカットして完成。
手軽に、簡単に作れる「サモサ」
家庭で異国気分を味わえますよ。
チーズや枝豆など入れても美味しいですよ。
皆さんもお好みの具材で作ってみてくださいね。
こんにちは。2019年度巻寿司特任大使のmikamakkinenミカ巻キネンです。
晴れの国おかやまには、おいしい農産物がたくさんあります。
桃やぶどう、パクチー、そして黄ニラです。
今回は岡山市牟佐大久保にある山本農園さんを訪ねました。
山本さんは先代から引き継がれた大きな畑でニラを育てています。
昨年の西日本豪雨で、このあたりは大きな被害を受けていて、山本さん一家は大変なご苦労があったようです。
現在は、ニラだけでなく、畑にヒマワリを植えて地域を盛り上げようと頑張っています。
壮大な畑にニラを時間差をつけて育てています。カバーをしていないところは、一般的なニラ、花をつけている花ニラもあります。
上の写真が花ニラです。先につぼみを付けています。花ニラもとてもおいしいです。
今年は天候が不安定で、黄ニラの生育はよくないそうです。それでも、黄ニラは人気で、料亭や和食店ではたくさん使われているそうです。
黄ニラの収穫は手作業です。収穫後は丁寧に水で汚れを洗い流します。
早速、採れたての黄ニラで巻寿司を巻くことに!
採れたての黄ニラはシャキシャキです。ねり梅と一緒に細巻きにしました。
山本さんに、試食していただきました。採れたてだけあって、黄ニラがシャキシャキです。
お世話になった山本さんありがとうございました。
黄ニラを大切に育てながら、地元を盛り上げていこうとする気持ちに感動しました。
これからもおいしい黄ニラを待っています。
みなさんも、岡山の黄ニラを食べてみませんか?黒ごまや青じそ、味噌を一緒に細巻きにしてもおいしいです。
岡山はおいしいものがいっぱい。これからも岡山産のものをたくさん巻こうと思います。
こんにちは、巻寿司特任大使の甲賀です!
6月に“全国すし研究会全国大会”という、全国の若手すし店経営者や職人などが交流する、全国大会が行われました。
2年に一度行われるこの大会は、主に関東圏か関西圏での開催が通例ですが、今回は初めて、三重県のすし研究会主催で開催されました!
三重県のすし研究会の会長さんが、伊勢神宮の“おかげ横丁”にお店を出している事もあり、また、平成から令和へと元号が変わったタイミングでもあったからです。
今大会ではなんと、各都道府県のすし研究会メンバー所在地の、地産地消の食材や郷土寿司などを伊勢神宮へ奉納する運びとなりました!
神宮奉納で「寿司」を奉納するのは歴史上初めてではないでしょうか!?
我が静岡県が奉納した寿司は、静岡県すし組合が、昔は地元で食べられていた郷土寿司をモチーフに現代版化した、「静岡ちらし寿司と静岡にぎり寿司」がメインでした。
今回は奉納しませんでしたが、静岡県には知る人ぞ知る隠れメニューで「静岡巻寿司」というお寿司も実はあります!いずれかの機会にレポートしますので、お楽しみに…。
さて、大会の話に戻ります。今回は、神様への奉納という事で、実際にすぐに食べられるお寿司を奉納するため、現地で作る事が、静岡県代表&静岡県寿司技術大使でもある私の任務でした。
担当は、「静岡にぎり盛り込み寿司」をお祝い奉納バージョンにすること! (※実際に奉納するのは、静岡県すし研究会の代表です)
持参した静岡県の食材は、山葵、桜海老、シラス、マグロ、うなぎ、旬の白身、車海老、玉子焼、イカなど特上ネタです。
清潔感の溢れる広いお店、おかげ横丁のすし処、「君屋」さんのカウンターをお借りして、心を込めてお作りしました。
全国からのすし職人さんや、地元のテレビ局やメディアの皆様が集まるなか、なぜか中央カウンターがポッカリと空いていましたので、僭越ながらお仕事をさせて頂きました。
地元テレビ局の取材も多く、盛り込み寿司では使わない、「細工巻寿司」を皿盛りにして並べてみました。
その細工巻寿司、「祝令和鮨巻文字巻寿司」はまさに職人芸とばかりに、テレビのニュースや地元3社の新聞にとりあげていただきました!ありがとうございました。
こちらは、お祝い奉納バージョン。「伝統技術細工寿司」や巻寿司大使の「細工巻寿司」も盛り込みました!
静岡にぎり寿司がメインの奉納でしたが、奇跡的に静岡ちらし寿司も奉納できました!
1つの都道府県で1つの奉納のはずなのに、2つ奉納できました!
なんといっても、こちらの巻寿司の奉納に感慨深いものがありました。
新時代の幕開けに心を込めて巻いた「祝令和鮨巻」は巻寿司特任大使として見事に奉納できました。
神様ありがとうございました!