巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

巻寿司大使リレーレポート〜巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

~巻寿司 技術向上勉強会~

皆さんこんにちは!! 札幌の巻寿司大使コクセンです。

この夏のお盆休み、旭川市より元寿司職人のご主人とその奥様にお越し頂いて、
巻寿司のお勉強会をしました。

まずは私がいつも悩んでいた〝しゃり〟の作り方。
今回は砂糖の配分をいつもより少し多めにして、
まろやかな味のすし酢を作りました。

すし酢を桶に移してご飯と混ぜ合わせます。
 

私が一人で沢山しゃりを作ると、団子っぽくなってしまうので、
それを解消するためのご飯の冷まし方、まんべんなくすし酢を回す混ぜ方など、
作業の手順だけではなく、道具や人間工学の話も交えながら
わかりやすく説明して頂きました。

特に、我が家のすし桶は少し小さいものなので、
効率のよい混ぜ方を伝授してくださいました。
するとふっくらとした〝しゃり〟ができあがりました。

保温の際、ご飯がつぶれないようにおひつに戻します。
ふんわりとやわらかい、おいしいゴハンの違いがわかるのか、
ムスメもちょいちょいつまみ食いです。

その後は、太巻き・細巻のレッスンです。
私は海苔の上にしゃりを広げる際、ご飯粒があちこちにくっつくので
ビニール手袋が欠かせませんが、寿司職人は手の温度を常に調節できるので
しゃりが指にくっつくことなく、海苔の上に広げることができるのです。

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以前テレビで、ベテランの寿司職人は、自律神経反射として
手の温度を調節することができるようになると放送していましたが、
それは元寿司職人も同じ。

今回は私も真似をして、素手での太巻きに挑戦してみましたが、
ゴハン粒との戦いにおわってしまい作業が全く進みませんでした。

普段、具材にばかり気にとられて食べているお寿司ですが、
間近で職人さんの技を見て、この技術のおかげでおいしいお寿司を食べられること、
そして日々の鍛練の成果というのは、時間がたっても体に焼き付いている
素晴らしい技なのだと実感しました。

最後に、お礼の気持ちを込めて〝飾り巻き寿司〟つくり。
奥様と3人で2品巻きました。
  

 

「イメージしていた工程と全く違う」と驚いていたご主人も、
ご夫婦で会話を弾ませながら、かわいい巻物をつくっていかれましたよ!!
その際、笹飾りの技もご披露して頂きました!! 本当に素敵!!
飾り巻き寿司も、ちょっとしたパーティなどにぜひ作ってあげてくださいネ!!
次回のお勉強会もよろしくお願い致しまーす♪

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柏の葉巻寿司を誕生させよう!~巻寿司プロジェクト~

こんにちは!巻寿司大使のAyukoです♪

私は、まちのクラブ活動でコーディネーターとしてボランティア活動をしています。
まちのクラブ活動とは、千葉県柏市の柏の葉エリアを中心とした、
地域の人と人をつないでいく、地域住民のための交流プロジェクトです。

そこで巻寿司を通してなにか楽しいことができないかな~!と、
普段お世話になっている方々や、地域の方たちと相談してみました。

「柏の葉を代表する巻寿司をみんなのアイディアから作ってみたらどうだろう?」

そんな一声から、「よし!早速やってみよう!」と参加者を募り、
「第1回キックオフ巻寿司ミーティング」を開催しました。

集まってみるとなんと全員お子様連れ!
お子様の年齢も近く、すぐに子供たちは遊び始め、おやつターイム!
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その間、ママたちは1升のお米を炊く準備をしながら、楽しくおしゃべり♪
巻寿司の具材は各自持ち寄りして頂いたので、
どんな具材を持ってきてくれたのかドキドキワクワク!
お米が炊けたら、いよいよ巻寿司作りがスタート!
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いや~、とても豪華な巻寿司パーティーになりました!
マグロ、ネギトロ、豚ひき肉のそぼろ、カニマヨ、納豆、エビ、アボカド、
シーチキン、キュウリ、味付カンピョウ、味付シイタケ、厚焼き卵、
焼き肉、枝豆、たくあん、レタス、甘海老、キムチ、クリームチーズ。
他にもあったかもしれませんが、覚えきれません!

お子様男子チームは、お肉を巻いてがぶり!
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女子チームは「かわいい巻寿司がいい♡」というリクエストにお応えして、
四海巻きを作りました!
熱心に説明を聞いてくれて、とっても上手に巻けました!
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巻寿司が楽しくて、おいしすぎて、あっという間に1升のお米は完食となりました!
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次回開催予定の第2回目は、柏の葉にちなんだ巻寿司について
みんなでアイディアを出し合う予定です。
またレポートしまーす!

夏の節分にアメリカでジャンボ太巻き!

こんにちは、巻寿司大使のりょうこです。
今回は、アメリカ・フロリダ州にあるペンサコーラ州立大学の
「キッズ・カレッジ」の一環として開催した巻寿司クラスの様子をレポートします。

「キッズ・カレッジ」は今年で26 年目のプログラムで、
6 歳児から12 歳児を対象に魚釣り、水泳、演劇、写真撮影、ロボット工学、
数学、美術など60 以上のコースを提供するものです。

私の担当する「日本文化と言語」は、月曜日から金曜日までの5 日間で、
金曜日は巻寿司作りが定番となっています。
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昨年までは「裏巻き」のカリフォルニアロールを作っていたのですが、
今年は巻寿司大使に就任して初めてのクラスということで、
夏の節分を意識した「幸運を招く太巻き」を作ることにしました。

まずはお寿司の歴史から。
「お寿司の原型ができたのはイエス・キリストが生まれる前」と話すと皆、驚きます。
続いて道具の説明。巻きすもしゃもじも、見るのも触るのも初めて
という子がほとんどで、ひのきの飯台を手に「いい匂い」と興味津々です。

いつも、一人か二人は飯台を頭にかぶっておどける子がいるんですよ!
通常、海苔が黒くて嫌いという子が一人くらいいるのですが、
今年の10 歳児のクラスは、海苔を配ると「海のいい香り!」などと言って、いやがる子はゼロ。

「お寿司で一番大事な材料は何?」と聞くと皆「海苔」と言います。
「実はご飯なのよ」と言いながら、8 合炊きの炊飯器のふたを開け、
アツアツの内釜をひっくり返して炊きたてのご飯を飯台に移すと
「ケーキみたい!」の声が上がります。

ご飯のてっぺんにしゃもじで十文字に切り込みを入れ、合わせ酢をさっと回しかけると

「酸っぱい匂い」「すごい熱い」

と子どもたちは大騒ぎ。

「一人5 回ずつ混ぜてね」と子どもたちにしゃもじを渡すと
「いち、にー、さん」と日本語で数を数え、神妙な顔つきで
「ご飯って重いなあ」などと言いながらすし飯作りに夢中です。
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さて次は、ジャンボ太巻き作りに挑戦!
8 歳児のクラスでは、事前に毛糸で編んだ鍋しきをご飯に見立てて、
巻きすを使う練習をしたのですが、本物の海苔とご飯、具材が加わると
やっぱり勝手が違う様子。
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おぼろ、椎茸、カンピョウ、卵焼き、かに風味蒲鉾、キュウリを盛っただけで、
ご飯の表面積の半分以上に。
おまけに子どもたちは具材を上からパンパンとたたいて平たくしてしまいます。

いざ巻こうとすると、あまりに具沢山のため、
「巻く」というよりは「閉じる」という感じでしたが、
しっかり弾力がある海苔のおかげでなんとか丸めることができました。

長い一本の太巻きを前に、子どもたちは「ここが私の分」と自分の取り分をそれぞれ主張、
私はまな板と包丁を持ってカットして回ります。

手にとると、まるでメキシコ料理のブリトーのような太巻き!
皆ためらいもせず、そのままガブリ。
「おいしい」の声があちこちから聞こえます。
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少しすると
「妹に持って帰りたいから、この端だけ切って」「ママのために半分切って」
というリクエストが出てきました。

今年のラッキーな方角は南南東。『恵方巻きアプリ』が示した方角に向かって、
食べる子もいました。

ジャンボ太巻きの他にも、アボカド、キュウリ、スパムを入れたミニ巻寿司も作りました。
子どもたちに人気の具材はピンク色のおぼろと、かに風味蒲鉾。
「先生、また来年も会えるよね」と笑顔で子どもたちは帰って行きました。
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