巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

巻寿司大使リレーレポート〜巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

秋のイベントでいろんなお酢を味見体験

アメリカ、オレゴン州在住、巻寿司大使の加藤真記です。
10月はいろいろなイベントがありました。
その中でもとても印象深かったものをお伝えしたいと思います。

今回アメリカに来て初めて依頼を受けた活動があります。
それは慈善活動などをしている団体に所属している日本人の方からの依頼で、
夕食会後に女性だけでお茶を飲みながら学ぶ時間があるので、
その時間に巻寿司のデモンストレーションをしていただけないかというものでした。

せっかくの機会なので巻寿司から何か新しいことを知ってもらえることがあればと思い、
いろんなお酢を調べてみました。

写真右の酢はWhite Distilled Vinegar(ホワイト蒸留ビネガー)です。
無色透明でにおいをかぐとそこそこ鼻にツンときます。
原材料はコーンや大麦からできているそうです。
この酢は、アメリカの家庭で食器洗い機の洗浄や家の掃除によく使います。
そのためか、とても大きなボトル(3.78リットル)で3ドルくらいで買うことができます。

あとお友達から聞いたことがあるのですが、日系アメリカ人の家庭では巻寿司を作るときにこのホワイトビネガーを使うと聞いたことがあります。
今はアメリカのスーパーでも米酢や寿司酢を簡単に買うことができますが、
引き継がれた味なのでしょう。

写真左はアップルサイダービネガー(りんご酢)です。
以前、私も米酢が手に入らず、巻寿司作りに使ったことがあります。
やはりリンゴのフルーティーな香りがありますが、外国人のお友達には巻寿司だと喜んで食べてもらえました。(笑)

写真中央は米酢です。
米酢は原料は米のみを主原料として醸造して作られているので、すし飯にするにはもちろん相性抜群です。

では写真をみていただいて、何番がどのお酢か当ててみてくださいね。
簡単すぎます?・・・

①米酢
②アップルビネガー
③ホワイト蒸留ビネガー
です!

今回依頼をいただいたみなさんにこの三種類を味見してもらい、どのお酢が一番好みか聞いてみました。

一番人気はアップルビネガー、二番目がホワイト蒸留ビネガー、なんと米酢は私だけでした。(汗)
正直すごくびっくりしました。
米酢は結構強く鼻にツンときていた様子でした。(笑)

本当に味覚は人それぞれ。
やはりなじみの無い味なのか、鼻にくるツンという匂いが強すぎたのでしょうか?
とてもおもしろい結果を知ることができました。
いつもと違ったお酢で巻寿司をチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。


10月の初旬だったのでハロウィンのジャックオーランタンと大きな四海巻も披露しました。
お酢の味見も楽しんでいただけた様子でした。

実は私は緊張で汗だくでしたが、今回とても楽しい貴重な体験をさせていただきました。

裏巻deクリスマスツリー

こんにちは。
巻寿司大使の深川佳栄です。

今年も残りわずかとなりました。
ハロウィンが終わると・・・
街はクリスマスモードに突入。
どこもかしこもクリスマスソング♪
なんだか気忙しくなってきます。

気忙しくてもクリスマスは楽しまなきゃ!!!
ということで
「裏巻deクリスマスツリー」
簡単に!
裏巻で!
美味しく食べられるクリスマスツリーを作りましょう(^^)


裏巻を2本巻くだけ。

1本は半切の海苔を縦長に。
もう1本は半切の海苔を横長に。

すし飯は緑色になるように
私は青ジソのふりかけ~。
青のりや野沢菜を刻んだものでも美味しそう♡

中身の具材はお好みで。
私は・・・
娘たちの好きなツナマヨ~。
案の定、ペロリと完食でした(^^)

それはさておき(笑)
・縦長→2㎝にカット。→5つ。
・横長→1つは2㎝。残りは5等分にカット。

下段→縦長5つ+真ん中に横長2㎝。
中段→横長4つ。
上段→横長1つ。
お好みで
厚焼き玉子を星形で抜いて飾ったり・・・
イクラやとびっこをのせてみたり・・・

あっという間に完成~。

忙しくてもパパっと出来ちゃう(^^)
みなさんも是非巻いてみてくださいね。

2018/11/27|

大島児童館の子供たちと巻寿司!

こんにちは、巻寿司大使の川井ゆかりです。
10月6日に大島(宮城県気仙沼市)にある大島児童館へ行ってきました。

2011年3月11日。東日本大震災で大島を襲った津波は20メートル近い高さで島を三つに分断し、
島のシンボルであった亀山は火災に見舞われました。

その大島までは、私が住んでいる栃木県矢板市からは車で約5時間、そしてフェリーに乗りつぎ25分で着きます。

私がデコずしマイスター(講師)になろうと思ったきっかけは、まさにこの東日本大震災でした。
震災後、デコずし作りを通して被災された皆さんに少しでも笑顔になって欲しいと思ったからです。

大島児童館でのデコずし教室は今年で3年目になりました。
子ども達も毎年楽しみに待っていてくれます。
今回はハロウィンを意識して「おばけ」のデコずしを巻きました。
巻いた後、顔を海苔で飾りつけするのは子供たちのお得意分野です。
みんな笑顔に飾っていました。


大島児童館の子供たちと

 
先生が準備してくれていたお手紙   お礼にいただいた海藻のしおり

今は明るい笑顔の子供たちですが、高学年にはまだ震災の記憶が残っている子供もいます。
一瞬で多くのものを失ってしまった経験というのはそう簡単に癒えるものではありませんが、
それでも前に進まなくていけない現実があります。

巻寿司教室が終わった後、校庭では子供たちが元気に走りまわっていました。
その姿に私も救われました。
巻寿司をとおして大島の子供たちと出会えたことは、何にもかえがたい素晴らしい出会いとなりました。
この活動はこれからも続けていきたいと思っています。


震災から7年半が過ぎましたが、復興への道のりはまだほど遠い状況です。
機会がありましたら美味しい三陸の海の幸を食べに、
そして温かい東北の人達に会いにおでかけいただければと思います。

カテゴリー

最近の投稿

Archives

Comments