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巻寿司大使リレーレポート

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大島児童館の子供たちと巻寿司!

こんにちは、巻寿司大使の川井ゆかりです。
10月6日に大島(宮城県気仙沼市)にある大島児童館へ行ってきました。

2011年3月11日。東日本大震災で大島を襲った津波は20メートル近い高さで島を三つに分断し、
島のシンボルであった亀山は火災に見舞われました。

その大島までは、私が住んでいる栃木県矢板市からは車で約5時間、そしてフェリーに乗りつぎ25分で着きます。

私がデコずしマイスター(講師)になろうと思ったきっかけは、まさにこの東日本大震災でした。
震災後、デコずし作りを通して被災された皆さんに少しでも笑顔になって欲しいと思ったからです。

大島児童館でのデコずし教室は今年で3年目になりました。
子ども達も毎年楽しみに待っていてくれます。
今回はハロウィンを意識して「おばけ」のデコずしを巻きました。
巻いた後、顔を海苔で飾りつけするのは子供たちのお得意分野です。
みんな笑顔に飾っていました。


大島児童館の子供たちと

 
先生が準備してくれていたお手紙   お礼にいただいた海藻のしおり

今は明るい笑顔の子供たちですが、高学年にはまだ震災の記憶が残っている子供もいます。
一瞬で多くのものを失ってしまった経験というのはそう簡単に癒えるものではありませんが、
それでも前に進まなくていけない現実があります。

巻寿司教室が終わった後、校庭では子供たちが元気に走りまわっていました。
その姿に私も救われました。
巻寿司をとおして大島の子供たちと出会えたことは、何にもかえがたい素晴らしい出会いとなりました。
この活動はこれからも続けていきたいと思っています。


震災から7年半が過ぎましたが、復興への道のりはまだほど遠い状況です。
機会がありましたら美味しい三陸の海の幸を食べに、
そして温かい東北の人達に会いにおでかけいただければと思います。

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