給食調理のプロたちに巻寿司レッスン
こんにちは。巻寿司大使の“くるみ”こと仲野谷です。
今回のレポートは12月1日に行われた、
秋田市保育協議会給食部会主催の巻寿司講習会の様子をお伝えします。
昨年に引き続きのご依頼をいただき、私自身もとても楽しみにしていた講習会です。
早い段階から打ち合わせを重ね準備をしてきました。
今回、具材に用意したのは、業務用のおぼろやかに風味蒲鉾。
普段見ることのない具材に、皆さん興味深々でした。
講習会では、まず太巻のデモンストレーションを行いながら巻き方をレクチャー。
巻きすの裏表→海苔の裏表→すし飯の広げ方→具材を並べる位置→巻きすの締め方→きれいなカットの仕方と、調理順にそって進めました。
皆さんの真剣な眼差しをビシビシ感じました。
参加者は給食を作る現場で働く、いわば調理のプロたち。
具材の安全性や応用できる具材についての質問が多くあがりました。
やはり、小さな子供達の食に携わっている方々ならではのことですね。
そして、デモンストレーションの後はいよいよ実習。
今回は『あきた巻』を巻いていただきました。
以前のレポートで、秋田は巻寿司が盛んな地域だとお伝えしましたが、
昔のようにお母さんたちが行事のときに巻寿司を巻くという伝統は消えつつあると感じています。
実際、今回の参加くださったのは調理現場で働く方々ですが、
30代~40代の方の中には巻寿司を巻いたことがないという方もいました。
それでも、さすが調理のプロ。
説明を聞いただけでササッと巻き上げ、模様も完璧に、ステキな『あきた巻』を作り上げました。
当日は突然の雪による天候不良で欠席の方がいらっしゃったのが残念でしたが、
参加くださった方々は、「園児たちが喜ぶ給食を提供したい」という意欲に満ち溢れていて、
私もとても刺激を受けました。
終了後に
「とても楽しかったです」「ぜひ作ってみたいと思います」「またよろしくお願いします」
とたくさんの声をかけていただきました。
こちらこそ、大満足、充足感いっぱいの講座でした。ありがとうございました。