こんにちは!
巻寿司大使、わたりようこです。
皆さん、『ホヤ』って食べたことありますか?
宮城の夏と言えば、海のパイナップルとも呼ばれる珍味、ホヤ!!
宮城を代表する水産物で、その水揚げ量は日本一を誇ります。
最近では、首都圏でも食べる方も増えているそうですが、
宮城では昔からごく一般的に食べられていた食材です。
ホヤは味覚の基本要素がすべて揃った珍しい食材で、
甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を一度に感じることができるそう。
苦手という方も多いのですが、
その不思議な味わいと独特な風味が、ホヤ好きにはたまりません!!
ホヤの旬は5月~8月。
これからどんどん美味しいホヤが出回ってきますね。
私は子供のころからホヤを食べていて、
旬のこの時期になると、冷蔵庫に『ホヤの青紫蘇巻』がよく入っていました。
ちょっぴり塩辛い紫蘇巻はホヤの保存食のようなもので、
作られるのはホヤの産地に近い一部の地域らしいです。
母が、晩酌をする父の為に作っていたんですね。
もちろんご飯にもよく合いますよ。
ホヤをよく食べる宮城でも、ホヤの巻寿司はあまり聞いたことがなかったので、
今回は、ホヤの紫蘇巻を巻寿司にしてみました。
ホヤの紫蘇巻寿司
<作り方>
1
ホヤを短冊に切り、青紫蘇で巻いて、塩漬けにします。
1日~2日位置くと、水分が上がってきて味が凝縮されます。
右の写真が1日経過したものです。少し水分が上がってきました。
2
1のホヤ紫蘇をキュウリと一緒にいつもの巻寿司の要領で巻きます。
すし飯を少な目にして細巻にします。
ホヤの美味しさと、青紫蘇のさわやかな風味が寿司飯とピッタリ。
とても美味しい巻寿司になりました。
玉子焼やかに風味かまぼこ、かんぴょう等が入った太巻に
ホヤの紫蘇巻を入れて作っても美味しいですよ。
個性の強いホヤを入れても美味しくなるなんて、
巻寿司はどんな具材でも巻き込むだけで美味しくしてしまう、
とっても便利な料理だと思いました。
皆さんもこの機会に『ホヤの紫蘇巻寿司』をぜひ、作ってみてくださいね!
今回のレポートで2017巻寿司大使の任期は終了し
次の大使さんたちへバトンタッチしますが、
私の巻寿司愛はこれからも続きます(#^.^#)♡
皆さんもいろんな食材を巻いて、自由な巻寿司lifeを楽しんでくださいね!!
1年間、ありがとうございました!!
2017年度巻寿司大使の仲野谷です。
今回は、私の生まれ故郷である秋田県藤里町で開催した
巻寿司講座のレポートです。
巻寿司大使に任命していただいたときから、
ぜひ故郷で巻寿司の講座をしたいと思っていた私にとって
念願の巻寿司講座となりました。
ありがたいことに、町の社会福祉協議会が主催の
『まち自慢クラブ』という事業に講師として呼んでいただき、
町のにぎわい創出の拠点となっている『かもや堂』を会場に、
幼なじみ、ご近所のおばさんなど懐かしい方々と一緒に巻寿司を楽しみました。
(実はこの『かもや食堂』は私の実家の一部をリノベーションした建物です)
午前中は「太巻寿司」のデモンストレーションを、
午後からは「あきた巻」「四海巻」のワークショップを行いました。
町名にちなみ藤色のTシャツにMAKIZUSHI倶楽部のエプロンをつけて
気合を入れました!
皆さんの真剣な眼差しをひしひしと感じながら…
皆さん、巻寿司は自己流で楽しまれているようでしたが、
巻きすの使い方、海苔のサイズに応じた具とすし飯のボリューム、
具を置く位置などをレクチャーして、
よりきれいに巻けるようアドバイスさせていただきました。
そして、いよいよ試食の時間です。
タイミングよく、買い物帰りの方が「何やってるの~?」と入ってこられたり、
バス待ちで通りかかった方が5人ほどいらしたので、一緒に試食していただきました。
できるだけ多くの方に巻寿司を見ていただきたいと思っていたので大満足です!
「あきた巻」と「四海巻き」のワークショップは、
会場の広さの関係で定員5名さまずつの講座でしたが、
小さな町ですので皆が顔見知りということで、
和気あいあいと楽しそうに巻いてくださいました。
秋田県藤里町は世界遺産白神産地の麓にあり、
大自然に囲まれ山の恵み豊富なところです。
しかし過疎化が進み、年々寂しくなっているのが現状です。
そんな故郷の方々に少しでも元気になってもらうことを願って
開催した巻寿司講座でした。
社協の『まち自慢クラブ』という事業も、
引きこもりがちになるお年寄りや町民の方々が、
一歩外に出て活動的するきっかけづくりを目的としています。
参加した皆さんからは、
「きれいな絵柄ができて見事だった」
「見た目だけでなく、味も美味しかった」
「とても楽しい講座だった。またやってほしい」
と感想をいただきました。
そして、なによりも嬉しかったのが、社協の会長さんから
「巻寿司は人を明るい気持ちにさせる魅力がある」と言っていただいた言葉です。
幼い頃、母が巻いてくれた巻寿司の思い出も、
講師として巻寿司を披露したときの皆さんの笑顔も、
いつも幸せな気持ちで一杯だったように思います。
美味しいだけではない、綺麗なだけではない、
巻寿司の持つパワーを改めて認識した一日でした。
今回が巻寿司大使として最後のレポートとなりましたが、
1年間、貴重な体験をさせていただいたことに改めて感謝いたします。
今後もこの「魅力ある巻寿司で笑顔を広げる活動」を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
こんにちは。巻寿司大使の甲賀です。
今回は太巻用の具材が一本分に小分けしてある具材と
錦糸巻用の『きんしシート』が手に入ったので、
それを使っていろんな巻寿司作りにチャレンジしました。
名付けて巻寿司大作戦です。
2種類の巻寿司を作ってみました。
先ずは、基本の太巻のアレンジバージョンから。
何か寿司屋らしい細工巻をしてみようと巻き込む具材を工夫しました
作り方をご紹介します。
赤色のトビコと緑色のトビコをすし飯に混ぜて
赤と緑の2種類のすし飯を作ります。
きんしシート→焼海苔→きんしシートと順番に重ね
その間に緑色のすし飯をはさんでミルヒィーユ状にします
。
それを短冊状に切ったものを並べて、さらにその上に、
玉子焼、カニ風味かまごこ、煮椎茸、かんぴょう、おぼろ、
ホウレンソウも載せて巻き込みます(A)。
きんしシートの上に並べて巻きます。
巻きすに海苔、赤色のすし飯をのせ、その上に(A)をのせて、
巻きこんだら出来上がり!
2つ目の巻寿司は、きんしシートで作る色鮮やかな手巻き寿司です。
具材は玉子焼、カニカマ、煮椎茸、かんぴょう、オボロ、
そしてホウレンソウやキュウリの青物を使いました。
海苔の代わりにきんしシートを半分に折り曲げて、
その上に1人分ずつ分けた具材をのせて巻くだけ!
とっても簡単に出来ますよ!
最後に…
やはり巻寿司は人を幸せにする食べ物だと改めて感じます。
巻寿司を巻きながら色んな企画や人との出会いがあり、アイディアあり、
美味しさあり、楽しく笑いあり!
巻寿司大使として、とても良い経験をさせて頂きました。
この1年間の巻寿司大使としての活動が静岡県すし組合に認められ、
この度、すし技術大使として新たに任命頂きました!
そこで巻寿司大使とすし技術大使としての活動報告を
磐田市の渡部市長にさせていただくことになり、行ってまいりました。
地元のテレビ局や新聞にもとりあげられ、話題となりました。
これからも幸せにする巻寿司やお寿司をどんどん作っていきますね!
1年間本当にありがとうございました。