こんにちは、巻寿司大使のりょうこです。
今回はバレンタインデー直前の週末、2月11日に
米国の西フロリダ大学生涯学習プログラムの一環として開催した
巻寿司クラスの様子をご報告したいと思います。
私の住む南部の地域では、2月から3月にかけてお祭りが多いこともあって、
スーパーの店内の装飾がとってもカラフルになっています。
バレンタインデーはもちろん赤とピンク色。
つづいて南部独特の「マルディ・グラ」というお祭り(パレード)に向けて、
紫、緑、金色に彩られた「キングケーキ」が店頭に並びます。
そして3月の「セントパトリックスデー」では
クローバーを模した飾りが店内を彩り、なんと緑色のビールが販売されます。
そんなカラフルな時期に行った今回の巻寿司クラスでは、
材料に紫色のシソふりかけを材料に加え、ハート型のミニ巻寿司、
そしてカリフォルニアロールを作りました。
土曜日の朝9時スタート、とアメリカ人にとっては早い時間のクラスでしたが
同大学の日本語学習者はじめ、祖母が日本出身という女性、米軍兵役のため
1970年代に青森県三沢市に滞在経験のある男性ら合計10人が参加。
初対面同士でも和気あいあいとした雰囲気で玄米茶、チョコレート菓子、
おせんべいをいただきながら自己紹介をしたり、
地元のおすすめレストランの話をしたりしてなごみました。
続いて、パワーポイントを使ってお寿司の歴史、種類などについて説明。
私が今年、巻寿司大使に任命されていると話すと、皆さん「ほう」と興味を示します。
さらに昨年9月に広島で開催された、
2016年度巻寿司大使研修交流会の様子などをまとめた新聞記事
「巻寿司の楽しみ」(SharingtheJoyofMakizushi)も紹介させていただきました。
★新聞記事「巻寿司の楽しみ」(SharingtheJoyofMakizushi)
また日本での飾り巻きずし、恵方巻などお寿司事情のほか、
巻寿司作りのコツなどについてお話して、いよいよ巻寿司作りです。
材料を配り、それぞれ巻きすを使って巻き始めます。
具がはみ出してしまう人もいましたが、ほとんどの型がきれいに巻けました。
参加者からは、
「人生で初めて」「作りたてですごくおいしい」「意外と簡単」などの声が聞かれました。
質疑応答では、
「家にあるふりかけを使ってもいいの?」
「お寿司屋さんで『してはいけないマナー』は?」
「お寿司は手づかみで食べていいの?」
などの質問も続出。
食べて話して、あっという間の楽しい2時間でした。
岡山の巻寿司大使の杉本美咲です。
先日は節分でしたね。
多くの方が巻寿司を巻かれたのではないでしょうか。
私も節分当日は基本の恵方巻と鬼の飾り巻きずしを巻くワークショップを開いて、
巻寿司を巻きました!
まずは節分について説明しました。
みなさん真剣に聞いてくれました。
「鬼は外~!」ということで、飾り巻きずしの鬼を巻きます。
お子さまたちも興味津々で、つまみ食いをしながら頑張りました。
若い学生さんたちは「これでいいの?!」といいながらも確実に作っていきます。
男性の方も上手に巻けました♪
熟練の主婦のみなさんにいたってはお手の物です。
とはいえ、途中アクシデントもありましたが、それぞれ悪戦苦闘の末なんとか完成!
飾り巻きずしのあとは恵方巻です。
巻くときのコツをしっかり伝授して、みなさんに巻いてもらいます。
飾り巻きずしを巻いて慣れたせいか、
「巻寿司かんたーん!」「初めて巻いたけど上手に巻けた~♪」
「意外と気軽に巻けるかも~」
などと、うれしいお言葉をたくさん聞くことができました!
具がちゃんと真ん中にきています。とても上手に巻けました。
今回の巻寿司イベントを開催するにあたって場所の提供をしてくださった、
西川屋千日センター街店のみなさまには大変お世話になりました。
ディープな岡山を知るのに絶好のお店です。
岡山にお立ち寄りの際には、是非足を運んでみてくださいませ。
西川屋 千日センター街店
https://www.facebook.com/nishikawaya1212/
住所/岡山県岡山市北区表町3-12-12千日センター街
こんにちは!巻寿司大使のりょうこです。
今回は、アメリカの日系スーパー「ミツワマーケットプレース」で実施された
節分の「恵方巻」キャンペーンについてご報告したいと思います。
同スーパーは宮城県仙台市にある総合商社の子会社で、
私がお話を伺ったのは、日本人や日系人を含めアジア系人口が比較的多い
カリフォルニア州トーレンス店の方です。
日系スーパーとしては米国最大級でカリフォルニア州内に7店舗、
イリノイ州シカゴ、ニュージャージー州も含め全米で合計9店舗あり、
今年テキサス州プレーノ、ハワイ州ワイキキにもオープンの予定です。
トーレンス店は日本風のベーカリーがあり、
フードコートではラーメン、ケーキ、たこ焼きなどが販売され、
日本のスーパーに似た雰囲気。
近くに何軒か中国系スーパー、日系スーパーがあるのですが、
日本に住んだ経験のある人は、広々として清潔な印象の「ミツワ」に
自然と足を運ぶ傾向があります。
私も以前ロサンゼルスの大学で日本語を教えていたとき、
3回ほど「ミツワツアー」を実施、学生はおにぎりや納豆を食べたり、
店員さんに日本語で話しかけたり、店内ポスターの漢字を書き取ってみたりと、
日本を体験させていただいたお店でもあります。
「恵方巻フェア」は2月2日と3日の2日間限定で、
北北西の方向を向いて食べようというもので、
「ミツワ」全店舗で同時に実施されました。
同店ではお寿司など和惣菜を扱う食品売り場を「和=なごみ」と命名し、
2013年から「恵方巻」を始め、毎年「太巻」と「豪華海鮮巻」の2種類を取り扱い、
今年も人気を集めたそうです。
海鮮巻の中身は、ブルーフィンツナ(クロマグロ)、
ハマチ、イクラ、サーモン、マサゴなどです。
担当者の話では、中国系のお客様はイクラが好物とのことでした。
アメリカでは日本企業が出資する食品関連会社が意外と多くあり、
アメリカの食生活を豊かにしている「縁の下の力持ち」です。
こうした企業の長年にわたる努力の積み重ねで、
私たち海外在住者が「日本」を味わえることは、とてもありがたいと思います。
※写真提供:ミツワマーケットトーレンス店