皆さんこんにちは!! 札幌の巻寿司大使コクセンです。
いよいよやってきた夏!!
北海道ではあの食材が8月から解禁になりました!!
それは、こちら!
お店にずらりと並んでいる〝活ウニ〟です。
もちろんこれらは生きているウニですよ!!
毎年北海道では、8月上旬から2~3週間ほどの短期間だけ
〝活ウニ〟がお魚屋さんに入荷するのです。
この時期はちょうど夏休みなので、
先日子ども達を連れて友人とドライブに行ってきました。
私達が向かったのは奇岩や大岩が点在し、入り江と断崖絶壁が続く積丹半島。
こちらは北海道の西部、後志地方にある日本海に面する地域で、
札幌から車だと2時間程で行くことができます。
まず始めに楽しんできたのは、美国(びくに)港から出発している〝海中展望船〟。
1周約40分の船旅の途中で、かもめのえさやりも楽しめるため、
子ども達にもオススメのスポットです。
そして〝積丹ブルー〟と言われるコバルト色の海は、
水深10数メートルまで見えるほど透明度が高く、
ガラス張りの船の中から見える海の中では8月に解禁となったウニがいっぱい!!
これは、是非ともイタダかなくてはいけません!!
そこで、美国港の近くにあるお店に行ってきました。
〝田村岩太郎商店〟さんです。
上から、ウニ丼・ヒラメ丼・子ども用甘えび丼。
一口目はお醤油をつけずに食べるのがこちらのお店のオススメです。
磯の香りがたっぷりの軟らかいウニは、口の中でとろけると
最後に甘味がじわ~っとひろがります。
その美味しいことったら!!
ご飯とウニの分量もちょうどよく、飽きることなく子ども達も完食しました。
こちらの店のスタッフさん達はとても感じが良い方ばかりで、
本当に大満足のお昼ゴハンでしたよ!!
北海道の美味しいウニの名産地はいくつかありますが、
どこも共通していることがあります。
それはおいしい昆布や海藻があること。
食べている昆布の質が良いほど、ウニの味も良い、と言われているそうです。
オホーツク海の羅臼・南北海道の松前・奥尻島・積丹半島・天売・焼尻島。
そういえば、どこも天然昆布の名産地=美味しいウニの名産地と言えますね。
特に東日本大震災以降は、国内の半分以上の漁獲量が北海道に集中しているそうです。
私達ばかりが楽しむのは、少しばかり気が引けるので〝塩水ウニ〟を購入。
一般的にはウニの型崩れを防ぐため〝ミョウバン〟を入れるのですが、そうすると苦味が出て固いウニになってしまいます。
しかし〝塩水生ウニ〟は海水と同じ濃度の塩水に浸してあるため、
新鮮なウニの味が楽しめるのです。
これは格段に味が違います。
翌日、お仕事を頑張っている主人のお昼ゴハンに、
塩水生ウニを海苔で巻いてみました。
今回初めてウニを使ってみて、なぜウニは軍艦巻きになるのかもよくわかりました。
北海道では、漁の解禁時期に訪れれば、添加物を一切使用していない新鮮な天然の生ウニが食べられます。
これは見逃せない北海道を代表する夏の味覚です!!
皆さんも是非召し上がってみて下さいネ!!
田村岩太郎商店
住所/北海道積丹郡積丹町美国町字船澗132-1
URL/http://www.syakotan.net/gantaro/
こんにちは。巻寿司大使の莉莉です。
2016年度の巻寿司大使に任命されました。
これから1年間、巻寿司について色々なことを学び、
多くの方にその魅力をお伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが、皆さんは巻寿司からどのようなことを思い出しますか?
私は、朝起きて台所へ行くとテーブルの上に置かれた巻寿司を思い出します。
(ずいぶん前のことですが)子供の頃、巻寿司といえば家で作るものか、
寿司店から購入するものでした。
店主とカウンターを挟んで向かい合って座る寿司店は贅沢な場所でしたから、
子供にとって寿司店の巻寿司は特別なお土産でした。
勢い余って少し雑に振り回しても、巻寿司は形崩れすることはありません。
酢飯のおかげで時間が経ってもパサつかず、しっとりして美味しく頂けます。
朝起きて台所のテーブルの上に置かれた贅沢な巻寿司を発見して
「やったあ!」と大喜びしたものです。
当時は、多くの家庭のお父さん達にとって繁華街での飲み会から
深夜に帰宅する際のお土産の定番だったように思います。
そして現在、巻寿司は日々の生活の中で、
お祝いごとの食卓、節分の恵方巻き、遠足や体育会のお弁当、
有り合わせの具材を酢飯と海苔でくるりと巻いたお手軽ランチなど様々な場面に登場します。
デパ地下やスーパーのお惣菜コーナーを覗けば、
「卵焼き、甘煮カンピョウ、煮穴子等を巻いた定番もの」
「海老フライやトンカツなど揚げ物を巻いたもの」
「納豆、胡瓜、漬け物などシンプルな材料で細巻きにしたもの」
「数種類の刺身入りの海鮮巻き」「韓国風キムパ」など
色々な具材を芯にした巻寿司が並んでいます。
どこでもすぐに手に入る市販のすし酢で、簡単に巻寿司を作れます。
芯にする具材もアイデア次第、好みの巻寿司をいつでも楽しむことができます。
その上、持ち運びも便利なので、ちょっとしたプレゼントにぴったりです。
先日、巻寿司大使就任の報告と今年6周年を迎えたお花の教室のお祝を兼ねて、
手作りの巻寿司を持って親しい友人の元を訪ねました。
彼女は、子育ての傍ら大好きなアーティフィシャルフラワーや
プリザーブドフラワーの勉強を続けてこられた努力家です。
最初は、自宅の一室を使った小さな教室から始めて、
現在は広々とした素敵な教室を構えています。
ちょうど授業が一段落する時間だったので、
手際よく紙皿とお箸を準備して生徒さんと一緒に
ささやかな6周年記念の巻寿司パーティを開きました。
巻寿司は、食べ物のニオイを残すことがなく、
食べこぼして衣類や部屋を汚す心配もほとんどありません。
生徒さん達にも喜ばれ、それぞれの巻寿司にまつわる話で
予想以上に大盛り上がり!
ロングヘアーの似合うエレガントな友人が「とても美味しいわ!」と
大きな口で巻寿司をパクッと食べる姿はとても印象的でした。
沢山準備したはずの巻寿司はあっという間に完食となりました。
最後にプラスチックケースに入れて和風柄の色紙と紙製紐でラッピングした巻寿司をプレゼント!
これも「お店の巻寿司みたい」と喜ばれました。
皆さんも、色々な場面で巻寿司を楽しみませんか?
皆さん初めまして!!今年度の巻寿司大使になりました、
国仙(こくせん)と申します。
1年間頑張りますのでよろしくお願い致します。
初回のレポートは、巻寿司に欠かせない食材〝お米〟のお話です。
日本人の主食として、お米のことはどうしてもお勉強しておきたいもの。
きっかけはムスメに読んだこの絵本。
おむすびさんちのたうえのひ
かがくい ひろし 作・絵/PHP研究所
田植えをするのは〝おむすび村の具のみなさん〟に〝おいなり村のおいなりさん〟。
もちろん、のりまきむらの〝ほそまきさん〟も〝ふとまきさん〟もお手伝い…
毎日あたりまえに食べているゴハン達が、汗水流してお米を作るというお話なのですが
この絵本と出会って、今こそ食育に取り組むよい機会だと思い、
まずは〝ホクレンくるるの杜〟さんが企画している
〝田んぼの学校 こめ組〟にこの春より入校しました。
入校後は6回に分けてお米が食卓まで上る工程を学びます。
先日、1回目の授業であるメインイベントの田植えがあったので
親子で参加してきました。
植えた稲は〝ななつぼし〟というお米。
夜、星がキレイに見えるほど空気が澄んでいる北海道に生まれたお米なので、
北斗七星のように輝いてほしいとの願いが込められているそうです。
北海道イチオシのお米です。
北海道の冬の寒さは本当に厳しいため、
かつて北海道はお米作りには適さない土地と言われていたそうです。
しかし「自分たちのお米を食べたい!!」という人々の強い思いは枯れることはなく、
品種改良を重ねた結果、寒冷地である北海道でもおいしいお米を育て、
食べることができるようになりました。
今では地元の8割の人たちが北海道米を食べているというデーターもあるそうです。
そして今回植えた〝ななつぼし〟は、お米の粒が崩れにくく
冷めてもおいしいといわれているお米です。
日本穀物検定協会の主催する米の食味ランキングでも、
今年も含め全国のお米〝特A〟という最高ランクを6年連続で受賞していて、
あの有名な〝魚沼産コシヒカリ〟と肩を並べるほどの実力だとか。
お寿司と相性が良いお米とも言われていて、最近では全国のお寿司屋さんでも
人気上昇中だそうです。
お値段も手頃なので、我が家でも毎日食べていますよ。
〝 おいしい おむすび できるよに
おいしい のりまき できるよに
せっ せの せ!! せっ せの せ!!
せっせと うえて いくうちに
いつのまにやら おひるです〟
ムスメと一緒に、頑張って植え終わった初日のお弁当は
〝ななつぼし〟で巻寿司を作りました。
これからの田んぼのお米の成長が本当に楽しみです。