巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

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巻寿司でひとりピクニックのすゝめ

みなさんこんにちは!巻寿司大使のみつまめです☆

今年の冬をどう乗り切るか!あっため対策に余念がない今日この頃。
いかがお過ごしですか?

第3回となります、みつまめのレポート。
ハレの日の食べ物のイメージが強く、
手間がかかると思われがちな巻寿司のイメージを
少しでも身近なものに変えたくてインスタグラム(instagram.com/ochie1109)で、
#今日の一巻 というタグのもと、“あるもので作る”というコンセプトで
巻寿司の写真をアップしていたのですがそれを見た友人から一言。


「この写真じゃそそられない」

ぐはぁッ!!!

べ、べつにこれはインスタ映えとかまったく意識してないし……
なんでも巻いちゃえばいいじゃない♪ってだけだし……
と、ゴモゴモ言い訳してみたものの、
ボディブローをくらったかのごとくかなりのショックを受けた私。

確かに今は「いかにフォトジェニックか」が基本になりつつあるし、
「インスタ映え」って言葉は好きじゃないなんて言っていられないのかも……
そもそも「美味しそう」って思ってもらえなかったら本末転倒よね?

かくして、私は今回のテーマをこう決めたのです。

『フォトジェニック』

アートのような巻寿司の写真を撮ろう!
※ただしスマホカメラでの限界に挑戦(笑)

そんな訳で冒頭のありがたいお言葉をくれた友人にモデルをお願いし、
美しいロケーションを求め紅葉がピークの岐阜県は八百津町にある五宝滝へ。

寒空の下、シチュエーションのコンセプトはずばり『ひとりピクニックのお供に巻寿司を。』

暖かい服に、温かい飲み物、それにお弁当を持って。レッツピクニック♪
それではここからはしばし写真でお楽しみください。

撮影協力:山小屋カフェ 山なんや

いかがでしたでしょうか?
いうほどフォトジェニックじゃないような気もしますが(笑)
巻寿司×自然の親和性の高さに感動し、
「いいカメラを買って巻寿司フォトグラファーになりたい」
という妄想が膨らんだ単純な私です。

巻寿司って、最高にインスタ映え!!!(おい)
撮影後、出演していただきました巻寿司さんたちは友人宅で美味しくいただきました。

うん、やっぱり華やかでぱくっと食べられて美味しい巻寿司ってテンション上がりますね。
2017年が終わる前にいよいよ、巻寿司を使って初のイベントに挑戦しようと思います!!
その様子は、次回レポートにて……♡

以上、みつまめでした!チャオ!

2017/12/22|

巻寿司大使試食会

巻寿司大使の甲賀です!

11月1日は全国寿司商生活衛生同業組合連合会制定「全国すしの日」です。
その日は静岡県寿司組合の活動を予定しており、
せっかくなのでこの機会に巻寿司大使としての活動として
静岡県内の高校での巻寿司教室を計画してみました。

その計画内容や段取りを決める青年部会合と役員会が10月にあったのですが、
「全国すしの日」に行う巻寿司教室のメニューとして
エビカツと太巻の材料を使った総菜巻寿司を提案するにあたり、
会議の出席者にその総菜巻寿司を試食してもらいました。
今回はそのときの様子をレポートしたいと思います。

会議の前にまずは自分で試作してみます。
ところで皆さんは、エビフライとエビカツの違いはご存知ですか?
エビそのものを揚げるのがエビフライ、エビをミンチ加工したものを揚げるのがエビカツ。
つまり、衣が一緒でも中身が違うわけです。

冷凍エビカツを揚げる場合は、凍ったまま5分じっくりと揚げ、中まで火を通すのがポイント。
巻寿司の具材として使うときはよく冷ましてくださいね。

さてさっそく巻いていきます。
エビカツのみサラダ菜などで巻いてシンプルに作ろうと思ったのですが
あまりにも普通過ぎるかも…と思い、エビカツと太巻の具材も全部使って
具材たっぷりの豪華惣菜太巻にすることにしました。

醤油やソースはなしでもおいしく食べられるように、すし飯にもちょっと工夫しました。
試食してみると揚げ物もすし飯に合うし旨い!(自画自賛状態!オイオイ!)

いよいよ会議当日。

一本目は事前に試作したとおり、エビカツを太巻具材で具沢山の豪華総菜太巻から試食してもらいました。
すし飯の味と海苔の風味がマッチして、何もつけなくても十分美味しいと好評!

二本目はさらにワサビ菜を入れて巻いてみました。
ワサビ菜を入れてもあまり味の変化はないとの意見もでましたがこれも概ね好評!

三本目は裏巻(シャリの白いほうが表にくるように巻きます)に挑戦。
ワサビ菜の辛さはほとんど感じないとのことですがこれも美味しいと好評!

四本目は、ちょいと甘いピンクおぼろを外側にまぶして色付けしてみました。
すし職人たちには色が気になるみたい(笑)でもなかなかいい反応です!

五本目はゴマを外側にまぶして巻いてみました。
揚げ物にゴマはくどいかと思いきや、これが意外と人気!しかも一番相性が良いようです。

総合してよい評価だったので安心しました。
具材が豊富でメインデッシュのエビカツを同時に食べられるし、
現役鮨職人が鮨店用のシャリで巻くのですから美味しくない訳がないですよね!

さてさて11月1日の「全国寿司の日」の巻寿司教室の様子はまた後日レポートします!
どうぞお楽しみに!

2017/11/10|

巻寿司が繋ぐカナダ~オランダの旅

こんにちは!2017年度巻寿司大使のダイベスタインです。

今回は大自然が魅力のカナダ、そして風車と運河、
建築の街並みが美しいオランダからのレポートです。

まずはカナダから。
カナダの北東に位置する人口1万5千人の小さな街、コリンウッド。
驚くことなかれ、実は大阪府交野市の姉妹都市なのです。

以前は何もなかったと言われる小さな街ですが、
現在はストリートピアノ、オープンカフェ、地元の画家の画廊や地元で作られる
オーガニックコスメ専門店と芸術の街になっています。

そんなお洒落スポットにはやっぱりジャパニーズレストランがありました!
ナチュラルなウッドフロアに中央には大きな桜の木。
近年、海外ではこういったナチュラルな内装のジャパニーズレストランが増え、
ジャパニーズ=健康、お洒落のイメージが定着してきているように思います。

メニューは、アボカド、キュウリ、カニカマを海苔が苦手なカナダ人向けに
裏巻きにしたカリフォルニアロール。

米を主食としないため、重くなりすぎないよう握りも巻寿司もご飯は少なめ。
そして平日のお昼だというのに、満席!

小さな子供達が枝豆や巻寿司を美味しそうに頬張る姿も見られました。
実は偏食が多いカナダでは、これは決して当たり前の光景ではないのです。

このように海外でも大人気の巻寿司ですが、
伝統のおぼろや椎茸、かんぴょうの具材を使わない海外版巻寿司について、
皆さんはどう思われますか?

アボカドやキュウリを裏巻きにしたカリフォルニアロールに
辛いソースでマグロを和えたスパイシーツナロール。
巻寿司の端が龍の顔になったドラゴンロールまで。
これって日本の伝統文化を変えすぎていると思われますか?

私は巻寿司の良いところは、何を巻いても美味しいし、
好きな具材を使えるところだと思っています。

例えば、その土地で採れる新鮮で旬な食材を使うと美味しいですよね。

お刺身文化のある日本では生魚を巻いた海鮮巻も好まれますが、
魚はよく火を通すようにと教えられてきた人達にとっては、
生で魚を食すことは生きた心地がしません。

私もかつて、苦手だったチキンフィート(鶏の足)を無理して頂いた時、
その日の集まり自体が何だか嫌な思い出になったことを覚えています。

無理をせず自分の食文化を大事にしながら異国の食文化を取り入れる。
そんなことを可能にしてくれるのが巻寿司だと思います。

さあ次はいよいよオランダへ!

親戚からの依頼をうけてワークショップを開催したのはオランダ北部に位置する街エメロード。
海苔以外の食材は全て現地のマーケットで調達。
新鮮なアボカド、卵、サラダ菜、彩りの綺麗な赤ラディッシュが揃いました。

そしてオランダで欠かせないのが、何といってもハーリング!
ハーリングは生の鰊(ニシン)を塩漬けにしたオランダ人の大好物です。

道中にはハーリングの屋台がたくさんあり、パンで挟んだハーリングドックは大人気です。
いよいよ、ワークッショップの始まりです。
マーケットで仕入れた新鮮な野菜を使ったサラダ巻、
ハーリングと相性の良いタマネギを巻いたハーリング裏巻。
生魚が苦手な方でもハーリングは大人気です!

真剣な眼差しで力強く巻いてくれました。
   
最後は準備しておいたお味噌汁と、発酵食品と健康の話をしながら楽しく試食を。


「和食は初めて!」
「レストランで冷えた巻寿司を出されて味がしなかった。でも自分で作ると美味しい」

と歓喜の声があがりました!


そしてそして、こんな素敵なサプライズがありました!
なんと、サンキューカードは植物の種!
どんなお花が咲くのか楽しみに、子供達と毎日水やりしています。

以上、巻寿司で繋がるカナダ、オランダの旅でした。
ではまた次のレポートでお会いできるのを楽しみにしています!

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