こんにちは、2018年度巻寿司大使の川井ゆかりです。
先日年号の発表があり「令和」と発表になりましたね。
発表があってから慌ててご飯を炊き、「令和」の巻寿司を作りました。

初めて作るときはある程度図案化してから作りますが、巻いてから修正箇所があったりするので、
何度か試作をしてからレシピ化します。
私が初めて作ったオリジナルのデコずしは、
岩手県陸前高田市のキャラクター「たかたのゆめちゃん」でした。
皆さんニュース等でご存知かもしれませんが、
この写真は、高田松原に1本だけ残ったという「奇跡の一本松」です。

震災後ご縁があり何度か陸前高田市へ訪れて、巻寿司を通して何かできないかと考えていた時に
「ゆめちゃん」のデコずしを作ることを思いつきました。
ホームページでゆめちゃんのプロフィールを見ると・・・
1.ゆめちゃんの頭にある大きな星は希望の光で満ちていて、子どもたちを安全なところへ導きます。
2.耳は高田松原の松をイメージしています。
この内容から具材とデザインをする時の参考にしました。
1回目の試作は・・・びっくりするくらい似ていなくて(涙)
星や口の大きさを変え、すし飯の量を調整しました。

(1回目の試作)
希望の星はお子さんが好きな大きな玉子焼を入れて、
キャラクターのファンの方にも喜んでいただけるよう、可愛い仕上がりになるようにと、
本当に何度も試作を重ねて作りました。

(講習会で作ったたくさんのゆめちゃん)
デザインが決まってからは、何度か被災地の現状のお話をさせていただきながら巻寿司講習会をしました。
巻寿司を通して防災について考えたり、被災地へ心を寄せていただくきっかけになればと思っております。

東日本大震災から8年が過ぎました。
陸前高田市だけでなく被災地は復興にむけて頑張っていますが、
まだまだ多くの時間がかかることと思われます。
巻寿司を通して被災地の方々の笑顔が増え、一日も早く復興に向けて進めるように願っております。

2018年度巻寿司大使として一年間活動させていただき、多くの方と知り合い学ぶことができました。
これからも巻寿司を通して、沢山の笑顔と作る喜びを伝えていきたいと思います。
最後のレポートは、巻寿司講師になろうと思ったきっかけである、
「被災地の方と交流をしたい」という初心を思い出してこのレポートにしました。
1年間ありがとうございました。
たかたのゆめちゃんホームページ
www.yume-chara.com/
こんにちは。
埼玉県の巻寿司大使 深川 佳栄です。
今年は温かくなるのが早く
桜の開花も例年より早いかも!?
春はすぐそこ(^^)
もうすぐ春ですねっ♪
春が待ち遠しい方
花粉が飛散するから春はキライな方
様々だと思います。
しかーーーーし!!!
「お花見」だけは楽しみにしている方が多いはず!

これは数年前に撮影した千鳥ヶ淵の桜です。
外国人も桜の時期に合わせて訪日する方がいるくらい
「お花見」「桜」って「THE!NIPPON」なんですよね(^^)

これは私の住んでいる埼玉県で有名な幸手市の権現堂桜堤です。
桜のピンク色と菜の花の黄色のコントラストが
何とも言えないくらいキレイな桜の名所です。
日本各地、桜の名所がいっぱいあると思います。
みなさまがお住いの地域にも
「ココ、おすすめだよっ!」
っていうところがあるはず(^^)
今年はお花見に巻寿司を持っていきませんか?
「花より団子」かもしれませんが(笑)

巻寿司も!お花見も!
大切な日本文化です。
後世に残していくこと。
これは私たちの務めです。
ライフスタイルが欧米化しつつある昨今。
「お花見」という、ちょっとしたことでもいいのです。
自らも楽しみながら、日本文化・和文化を
若い世代に繋げていきましょう(^^)
こんにちは。巻寿司大使のmika makkinen ミカ巻キネンです。
今年も節分が終わりましたね。
私は早島イ草太鼓の童隊のみなさんに、赤鬼・青鬼合わせて50巻のデコずしを巻きました。

早島町はイ草の生産日本一で栄えた町。
先人の功績を後世に伝えていこうと早島イ草太鼓が発足したそうです。
「明るく,楽しく,豪快に!!」がモットーらしく,はつらつとした笑顔が印象的です。

子供達の奏でる太鼓は大迫力。
地域のお祭やイベントに引っ張りだこの人気のチームです。
実は岡山は「ももたろう」の地でもあり、鬼は本格的です。
岡山に古くから伝わる鬼神「温(う)羅(ら)」の伝説もあり、夏の「おかやま桃太郎まつり」ではたくさんの人が「うらじゃ」を踊ります。
童太鼓の豆まきにも怖い怖い鬼がやってきました。

豆まきが終わったら,ほんとうは優しい鬼さんです。ハイチーズ!

鬼のお寿司のクルクル前髪の緑色には,イ草パウダーも使っています。
畳だけでなく,食べることができる食用イ草があり,デトックス効果や抗酸化作用が期待されています。


豆まきの後は,鬼のお寿司をいただきました。
地域の伝統を守って伝えていこうと頑張っているイ草太鼓の皆さんと、
巻寿司の楽しさを伝えていきたいと思っている巻寿司大使は、
「日本の伝統を守りたい」という視点では同じ仲間なのかもしれませんね。
これからも日本の文化に携わるものとして一緒に盛り上げていきましょう!