巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

巻寿司大使リレーレポート〜巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

巻寿司レッスン・巻寿司パーティ情報

巻寿司の可能性

こんにちは!
2018年度巻寿司大使の八幡名子です。

私は物心ついた頃から巻寿司が大好きです。
しばらく食べてないと無性に食べたくなってあれこれとひたすら巻いては満足して落ち着く、
という生活パターンを送っておりました。

今年度の巻寿司大使に任命して頂いたのをきっかけに、
もっと濃い巻寿司ライフになりそうとワクワクしております。

今回は、私が思う巻寿司の奥深さをお伝えしたいと思います。

巻寿司は当然のことながら、食べられます。
人は基本毎日食事を取るわけですが、現代人は何と言っても忙しい・・
周りを見渡しても皆さん本当に忙しそうです。

食べるという行為が毎日のことであるが故に
ちょっと疎かになってしまったり・・なんてことはないでしょうか。

巻寿司は日本人の主食であるご飯と卵などのタンパク質に
野菜のビタミンをはじめとしたミネラル、
そして食物繊維の多い海苔を一緒に口の中に放り込めるという、
実に一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなるという素晴らしい食べ物なのです。

そんな巻寿司は、遊びに夢中になって食事が疎かになってしまいがちな
小さいお子さんでも手軽に栄養補給ができる食べ物です。
また巻寿司の具材に何をいれるか決まりはないので、何でも巻き込めるのです。

だからこそ、巻寿司の奥深さは無限大です!
地元の野菜のみを巻いて「勝手にご当地巻き」を作ってみたり、
冷蔵庫の残り野菜をあれこれ巻き込んで「ごちゃ巻き」を作ってみたり、
はたまたお酒のおつまみを巻いて「肴巻き」にしてみたり、
いろんなアイディアで世界に一つだけの巻寿司が出来上がります。

このように、いろんな巻寿司の楽しみ方がありますが、
ここ最近、特に楽しんでいるのが巻寿司のアートです。

まさに巻寿司は「食べられるアート」!
毎月テーマを決めて、巻寿司で表現する!
これが面白くって面白くって。
私の巻寿司のアートをいくつかご紹介させて頂きますね。


作品名「森のくまさん」


作品名「妖怪だってお花見」


作品名「恵みの雨」

毎月、季節を感じられるテーマで制作しています。
今年の夏は全国的に酷暑となっていますので、
次回は夏を乗り切れるような元気カラーをテーマに作成しようと今、模索中です。

さてここで「森のくまさん」に登場している「くま巻き」レシピを
ご紹介したいと思います。
くま巻き教室を開催したときに配った、手書きレシピです。

この時の生徒さんの作品もご紹介しますね。
一つとして同じものはなく世界に一つだけの「くま巻き」です。
まさにアートですね!

今年度の巻寿司大使の皆さんと協力しながら巻寿司の魅力発信に努め、
そして大使の皆さんのレポートを私も楽しみにしながら、
この一年間頑張って参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します!

巻寿司はすごい!Sushi roll is amazing!

初めまして、2018年巻寿司大使に任命されました加藤真記です。
これから1年間どうぞよろしくお願いします。

私は今アメリカのオレゴン州に住んでいます。
今回知り合いの方から会社で開くランチパーティーのメインの一つとして
巻寿司をお願いしたいということで引き受けました。

その準備の過程や今回気づいたことをお伝えしたいと思います。

アメリカは多種、多民族であり、宗教も食の嗜好や制限もさまざまです。
そうしたこともあって、アメリカのレストランでは
ベジタリアン、ビーガン(動物性食品を食べない)、またグルテンフリーの方が注文しやすいよう、
メニューにそれぞれ表記してあることが多いです。

今回のご依頼にあたっては、
こうした様々な食の制限を持つ方たちにも対応した巻寿司を用意して欲しい
というリクエストをいただきました。

ベジタリアンの方には、玉子・ホウレン草・かんぴょうの巻寿司と玉子の握り寿司を用意。
(ベジタリアンでもお肉は食べないが魚は食べるという方もいます)

ビーガンの方にはキュウリ、ホウレン草、アボカドの巻寿司を用意しました。
お米はグルテンフリーの食材の一つですが、
米酢やお醤油もグルテンフリーの表記があるものを購入しました。

最近ではグルテンフリーダイエットなるものもあるようですが、
もとは小腸がグルテンに対応できずに起こる「セリアック病」や「グルテン不耐症」などの
体調不良を起こす方のための食事療法です。

アメリカではやはり裏巻寿司が人気があるので、
細巻以外はすべて裏巻にしました。

今回のランチパーティーでは予想どおり「えび天ぷらロール」が一番人気でした。
えび天ぷらと他の具材を、とびっこをまとった裏巻にして
スパイシーなソースをかけた裏巻寿司です。
アメリカ人にはやはり濃い味が好まれるようですね。

巻寿司のすごいところは、巻き方さえ知っていれば好みの具材で作ることができ、
海苔の巻き方も表巻や裏巻があったりと見た目も自由自在です。

だからこそ世界でいろんなタイプの巻寿司が作られ、
たくさんの人に親しまれるのでしょうね。

海外では黒い色の海苔を食べることに苦手な人も多くいます。
どうしても海苔が食べたくない人には握り寿司をおすすめします。

ベジタリアンのお友達とパーティーをする際は、
マグロの代わりに赤いパプリカを焼いたものをすし飯で握っているという、
知り合いもいました。すごくいいアイデアですよね。

では次回レポートもどうぞお楽しみに!

千葉県いすみ市飾り巻き寿司体験教室

こんにちは!巻寿司大使の八幡名子です。

7 月 29 日(日)に千葉県の外房に位置する、いすみ市にて
『いすみ市のシンボルを巻こう!』と いう体験教室の講師をさせていただいたので、
その様子をレポートしたいと思います。

この体験教室の目的は、いすみ市の魅力を巻寿司という食べ物を通してお伝えするという事。
いすみ市はタコや伊勢海老等の特産品はじめ海の幸が沢山あるうえ、
野菜の栽培や酪農もさかんです。
田んぼもたくさんあって、『いすみ米』というブランド米もあります。

食以外でも、『いすみ鉄道』という田んぼの真ん中を通るワンマン列車があり、桜の時期や菜の花 の時期に走るいすみ鉄道は自然とのコラボが素晴らしく、とても人気のある鉄道です。


田んぼの中を走るいすみ鉄道

……と、このように語ればキリがないほど魅力満載のいすみ市。
これを巻寿司で表現するという重大任務を仰せつかり、どのように表現しようか悩んだ挙句、
最終的に選んだのは「タコ」と「いすみ鉄道」でした。

タコのピンク色はいすみ産ビーツと大多喜町の古代米、
いすみ鉄道の緑ラインはいすみ市産インゲンマメで表現しました!


タコ巻

いすみ鉄道巻

巻寿司の基本となるお米はいすみ米を使用しました。

教室に参加された皆さまは全員地元の方々。
中にはシェフをされていたり、太巻の先生(千葉県には太巻文化があるのです!)を
されている方もいらっしゃって、さすがは手際がいい!
皆さんの集中力は素晴らしく、それぞれ素敵な作品が出来上がりました。


巻寿司の魅力はなんといっても、具材のアレンジがきくということ。

今回の教室を通して、参加いただいた皆さまにとって
地元の食材を見直すきっかけの一つになればこれほど嬉しいことはないと思います。

巻寿司は食材の生産者の思いを巻き込める素敵な食べ物ですので、
一口一口その思いを馳せながら 食べれば、より美味しくなるはず!
巻寿司を見かけたらぜひ、どんな食材が巻き込まれているかチェックしてみてくださいね。

最後に、いすみ市のスーパーで見かけた太巻のご紹介です。

こちらでは甘い玉子焼で巻かれたお花模様の太巻です。
食べる箇所によって味や食感が変わるのが楽しい太巻でした♩

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