巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

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巻寿司レッスン・巻寿司パーティ情報

厚焼玉子の使い方

こんにちは、巻寿司大使の わたりようこ です。
1年間どうぞよろしくお願いいたします!!

私は仙台市で小2の男の子の子育てをしながら、
飾り巻き寿司教室や料理教室等の活動をしています。
巻寿司大使レポートでは、仙台の魅力や美味しいものをお伝えできればと思っています。

さて今回は、先日開催した『飾り巻き寿司教室』のレポートです。
教室で生徒の皆さんに作ってもらったのは、暑い夏に元気に大輪の花を咲かせる
『ヒマワリ』の飾り巻き寿司。

ヒマワリといえば、黄色ですよね!
ヒマワリの花びらを作るために、まず黄色の寿司飯を作ります。

一般的には食用色素をご飯に混ぜ込んで味を付けることが多いのですが、
それでは味がない!
そこで、今回は巻寿司には欠かせない主役級の『厚焼玉子』を使います。

ご存知のように、使い道は巻寿司の具、お弁当のおかず、など色々ありますが、
厚焼き玉子は、厚焼きのまま使うだけが使い道ではないのですっ!!
甘くて柔らかくて美味しい厚焼玉子は、なんと『玉子そぼろ』としても使えるんですよ。

ひき肉と玉子の2色丼などを作るときにも、
わざわざ生卵を用意して一から作らなくても厚焼玉子があれば簡単!

ご自宅でお弁当用に作った厚焼玉子が余ったり、綺麗な形に作れなかった…
そんな時は玉子そぼろに変身させてください!

そぼろ状にするのに、包丁やフードプロセッサーで刻んでもよいのですが、
包丁で刻むのは手間がかかるし、
しまい込んだフードプロセッサーをいちいち出すのは面倒ですよね。

そんなときは手で小さくちぎり、指で潰してみましょう。
酢飯に混ぜるときに厚焼玉子を指で潰しながら混ぜていくと、綺麗に寿司飯に混ざります。

もっと細かいそぼろにしたいときは、厚焼玉子ザルに押し付けて網の目を通すと良いですよ。

今回のレッスンでも、
厚焼玉子から作った玉子そぼろを『ヒマワリ』の花びら用の寿司飯に混ぜて使いました。
さあ、かわいい黄色のヒマワリが出来上がりましたよ!
ヒマワリのように元気に夏を乗り越えてくださいね♪
 

皆さんも巻寿司を作るときに、厚焼玉子は具材としてはもちろん、
玉子そぼろにして寿司飯に混ぜると、甘くておいしい黄色の巻寿司が作れますよ。

ちなみに・・・
厚焼玉子とだし巻玉子の違いってご存知ですか??

どちらも「玉子焼」なのですが、関東では「厚焼玉子」と呼んで砂糖を入れて焼き、
関西では「だし巻玉子」と呼び、砂糖を入れないで焼きます。
関西の「おだし文化」が生み出したものだそうです。

砂糖が入っていると、だしを入れて作っていても「だし巻玉子」とは呼ばないということで、
関西では砂糖が入ったものが厚焼玉子、砂糖を入れないのがだし巻玉子という認識なのですね。

以上、玉子焼に関する豆知識でした。

外国人のための巻寿司教室

静岡県在住、巻寿司大使の松井亮子です。
先日、素敵なご縁をいただき外国人の方に巻寿司作り体験をしていただきました。

ブラジル、ベトナム、インドネシア、フィリピン、アメリカなど色々な国の方が挑戦!!
もちろん、皆さんは巻きすを使うのも初めて。
でも日本語が話せないと思っていたら日本語ぺらぺらでビックリでした。

静岡県といえば、世界遺産になった「富士山」ですよね!(^^)!
ということで、作るのはもちろん富士山巻~!

今回の巻寿司教室の開催場所は富士宮!!
実は海外からの観光客も多く、富士山を見るには絶景のスポットなんです。

かまぼこをカットするのに苦戦していましたが、完成した時は笑顔であふれていました♪
お茶の入れ方も覚え、巻寿司と一緒に試食タイム。
味にも満足してもらえましたよ~

海苔や食材の説明をしたところ「母国でも作って見たい」と話していました。
後日、新聞にも掲載していただきました。

終了後、余った時間でデモンストレーションさせていただきました。
今話題の「パンダ」と古典柄の「四海巻」。

どんな絵柄になるか、皆さん真剣に手元に集中^_^;
切った時のリアクションには私もテンションあがって、作って良かった~と思いました。

シンガポールの寿司事情とメイドさん

シンガポールからこんにちは!
2017年 寿司大使の河崎千代美です。

こちらシンガポールには、アジア圏の人だけでなく西洋の国々の人もおり、
小さな国でありながら国際色豊かな人たちが集まっています。

日本と同じようにスーパーにはお寿司コーナーがあり、
いろいろな種類のお寿司が並んでいます。
シンガポールではサーモンにぎりやキュウリ巻が人気です。

今回皆様にご紹介するのは、
シンガポールで働くメイドさんたちを対象に行った和食レッスンの様子です。

現在のシンガポールは近代的で街も洗練されていますが、
ここまでの立派な国になるために、ある政策が重要な役割を果たしました。
その政策とは、1978年に始まった外国人メイド政策です。

この国全体が豊かに暮らすためには、
夫婦はともに働き税金を納めて国を豊かにしていくことが大切であり、
そのためにフィリピンをはじめ、近隣のアジアの開発途上国から
家庭内の仕事をしてくれるメイドさんを受け入れるというもので、
シンガポールで暮らす人たちのニーズに応える大きな柱となってきました。

この国で暮らす日本人の家庭でも、
メイドさんは掃除や子どもの世話など家事全般を担当しています。

しかし日本人の家庭の場合、
日本人の口に合う食事をメイドさんが作るのはなかなか難しいという問題がありました。

そこでメイドさんたちを対象とした和食レッスンを開くことを思いつきました。
日本の家庭料理をメイドさんが作れるようになれば雇い主の料理の手助けができ、
雇い主が変わっても和食が作れるメイドさんなら新しい雇い主もすぐに見つかるでしょう。

また、メイドさんが祖国に帰ることがあっても、
和食を作ることができるとなれば自立して食堂を開店することも夢ではありません。
技術さえ身につけていれば必ず役に立つのではないかと思い、レッスンを始めたのです。

レッスンのメニューは、和食で人気のあるものを選んでいます。
お寿司は特に人気があり「絶対に勉強したい」という彼女たちの要望もあって、
最初に巻寿司を教えることにしています。
 

海苔の上にご飯をのせて巻きこむ作業がとても難しいようで、顔つきも真剣そのもの。

自分で巻いた巻寿司を食べるなんて、彼女たちにとっては初めての体験です。
まるで寿司職人が作ったみたいな出来上がりに彼女たちは大満足。
笑顔がとても素敵でした。

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