逸品!博多の隠れ名物「博多巻」〜福岡・潮寿司〜 知ってる???地名のついた巻寿司「博多巻」
こんにちは。
巻寿司大使のSHIMAです。
福岡は唐人町にある隠れた名店「潮鮨」。
唐人町商店街にむかう路地にあるお寿司屋さんです。
その名店にある逸品!博多の隠れ名物「博多巻」をご紹介します。
お寿司屋さんというとちょっと緊張しますが、潮鮨は気取らないアットホームな雰囲気のお店。
大将とおかみの夫婦、息子さんでもてなしてくれます。
店内はそう広くはありませんが、夫婦でお客さんをもてなすのにはちょうどいい広さ。
暖簾をくぐると大将の「ラッシャイ!」という元気な声につづき、
おかみさんの優しい「いらっしゃ〜い」という声がこだまします。
父親が魚屋だったという大将。
日々のネタ選びも美味しくどれも新鮮な物ばかり。
リズム良く握る姿も職人そのもの。
そんな大将の握る寿司は小さめで、優しいシャリに大きめのネタがのっていて、
いくつ食べても飽きがこないのです。
もちろん、魚も握りも素晴らしいのですが、
是非食べていただきたいのがこれ、潮鮨名物の「博多巻」。
定番メニューの太巻き、カッパ巻、納豆巻きなどの中でも
ひときわ目を引く「博多巻」。
海苔のかわりに昆布で裏巻きし、具材はカンパチです。
小さく切ったカンパチには唐辛子とネギを混ぜであり、
ピリリときいた唐辛子と昆布のシャリと大葉、海苔のハーモニーが
病み付きになる逸品です。
日本料理の特有の呼び名の中に、
博多帯の縞目になぞらえて、重ねて切り口に模様を出す
「博多押し」という表現技法があります。
「博多巻」の命名の由来は詳しくはわかりませんが、
切り口の断面の美しさは博多織の柄の様にも見えます。
もしかしたらそんな美しさから命名されたのかも知れません。
他にも福岡のお店には「博多巻」という名の巻寿司を出している所もあるようで、
ブリやカンパチに唐辛子、ネギを施し、昆布で巻いたものから、
博多名物の明太子を入れたものなどもある様です。
潮鮨の「博多巻」のオススメの頂き方は食事の〆に。そしてお土産に。
珍しいので博多に招待した友人のサプライズになども。
そして、お酒のお供にも!
地名のついた巻寿司「博多巻」。
機会がありましたら是非おためしくださいね。
潮鮨
福岡県福岡市中央区唐人町1-3-4 シャンテアカサカ1F奥
092-716-5068
営業時間 14:00~22:30
店休日 毎週月曜日
博多巻(1本) 800円
★巻寿司大使プロフィールはこちら
福岡市に住んで6年、今週東京に家族で引越します。潮鮨の女将さんには10歳の長男の学校の帰り路でいつも声をかけて下さり、学校で辛い事があっても励まし続けて下さいました。博多巻始め大将の握るお寿司のファンですが、女将さんファミリー皆さんのお人柄あってこそのお店ですね‥最高です!一昨日、長男と2人で伺った際には別れ際女将さんが長男を抱きしめて涙‥