巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

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巻寿司大使リレーレポート〜巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

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日田のソウルフード『たか菜巻』

こんにちは。巻寿司大使の石井です。
この時期、旬の春野菜もたくさん出てきますね。
今回は大分県日田市で三代続いている寿司屋『彌助すし』の美味しいご当地巻寿司をご紹介します。

『彌助すし』は、今では日田のソウルフードとしてすっかり定着した『たか菜巻』を
50年前に考案し、三代守り続けている老舗です。
使用するたか菜も無添加自家製というこだわりぶりです。

春になると、こうしてトラックいっぱいのたか菜を親戚の方達と漬け込みむそうです。

たか菜巻は、海苔のかわりにすし飯をたか菜で巻きます。

3代目マッキーやすけさんは巻寿司教室を開催したりイベントなどにも出店して
県内外で『たか菜巻』を普及しています。

ひたん寿司にたか菜巻をとり入れた野菜寿司が人気です。

他にも厚焼玉子で巻いた『幸せな黄金寿司』や『白菜巻』もあります。
 

『彌助すし』には『たか菜巻』をはじめ、こうした美味しい巻寿司を求めて、
県内外からたくさんのお客さまが訪れています。
日田に来られることがありましたら、ぜひ訪れてみてくださいね。

彌助すし
住所 大分県日田市本庄町3-9
TEL  0973-22-2216
http://www.b-net.kcv.jp/~yasuke/

春の訪れを告げるいかなごの釘煮を巻いてみました

みなさん、こんにちは!巻寿司大使のIzumiです。

関西では春がやってくると、いかなご漁が解禁になります。
いかなごは、私の地元である明石の特産品に指定されています。
朝一で獲れたばかりのいかなごがスーパーに並ぶやいなや、
物凄い早さでどんどん売れて、どのお店でもすぐに売り切れてしまいます。

そんないかなごを使った春の訪れを告げる美味しい料理といえば、いかなごの釘煮(くぎに)。
美味しく炊くには鮮度が命!なので、買い物に行く前に材料を全てそろえて、
帰ってきたらすぐにいかなごを調理できるよう鍋までスタンバイする家庭が多数です。

この釘煮にはそれぞれの家に隠し味があって、家庭によって味が少しずつ違うのも醍醐味です。
いろんな家から少しずつ分けて頂き、食べ比べをするのも楽しみの一つです。

明石のスーパーに行くと、いかなごコーナーなるものが出現し、
砂糖・しょう油、みりん・タッパーが揃います。
更にレジ横には、いかなごの釘煮レシピが置いてあったり
「買い忘れはありませんか?」と丁寧な言葉も表記されています。
そんな“いかなごウィーク”が10日間も明石の街をにぎやかにしてくれるのです。

実はこのいかなごウィーク中、明石だけでなく全国に春の訪れを届けてくれるサービスがあります。
その名も『いかなご宅急便』です。

いかなごの為だけに、宅急便や郵便局がお得な輸送プランと箱を作っているのです。
なんと“いかなご愛”にあふれていることでしょう!
地元が大好きな私にとっては、毎年この春の訪れが待ち遠しくて仕方ありません。

先日、我が家にもいかなごの釘煮が届いたので、
いかなごの釘煮を使った巻寿司を2種類作ってみました。
ご飯のお供であるこの釘煮は、巻寿司とも相性抜群です。
他の具材の味を邪魔することなく、美味しくいただくことが出来ました。

<いかなごの釘煮の巻寿司>
1つ目のレシピは、カニカマ・おぼろ・椎茸(少なめ)・かんぴょう(少なめ)・玉子焼
ホウレンソウに合わせていかなごの釘煮を巻いてみましたよ。

2つ目のレシピは、あっさりとキュウリといかなごの釘煮だけの細巻きにしてみました。

郷土の特産品などを工夫して巻寿司にすると
巻寿司のバリエーションが広がってとても楽しいですね。

みなさんも地方の有名なご飯のおともを巻寿司に巻いてみませんか?
いつもと違う楽しみ方ができますよ!
では、また次のレポートで、Izumiでした。

これぞ秋田の巻寿司

こんにちは。巻寿司大使の仲野谷です。
今日は、“これぞ秋田の巻寿司”というものをご紹介します。

まずお目当ての巻寿司を求めて訪れたのは、
秋田県内で一番人気の道の駅“十文字の道の駅”。

秋田県横手市にある十文字地区はリンゴ、サクランボ、梨、ブドウなど果物の産地で知られ、
収穫時には売り場にたくさんの果物が並びます。
他の道の駅と比べ野菜の種類も豊富、そしてお惣菜類も数多く売られています。
 

そんな中、多くの買い物客のお目当ての品となっているのが、この“巻寿司”です。


写真左は海苔で巻いた巻寿司、
もう1つはカステラ生地(正確にはホットケーキの生地)で巻いた巻寿司です。

この模様こそが、“これぞ秋田の巻寿司!”です。
具材にキュウリや玉子焼はほとんど使わず、食紅で色付けした寿司飯で模様を描くのです。

海苔がギザギザ模様になっているのも、秋田でよく見られる模様です。
私が一押しの巻寿司“あきた巻”も、その手法と似ています。

そして、何より特徴的なのがすし飯の味付けです。
作る人によって少しずつ酢、砂糖、塩の割合は違いますが、とにかくお砂糖が多いのです。

以前のレポートでも、昔はお米一升にお砂糖1kg使っていたと書きましたが、
現在はお米一升にお砂糖800gというのが標準のようです。

お砂糖が大量に入っているので、寿司飯の照りがよくなり、
それが年配の方々には受けるようです。
また、味付けが濃いので日持ちもよく、手土産に購入される方も多いようです。

秋田の食は、巻寿司に限らず「炊き込みご飯・赤飯・茶碗蒸し」にも、
結構な量の砂糖が使われていています。
トマトや納豆にもお砂糖をかけたりもするんですよ。
昔はお砂糖が貴重なものだったので、ご馳走のときにはたっぷりと使ったのでしょうね。

十文字道の駅では巻寿司以外にも、“巻き物”が多く売られていましたので、
少しご紹介しますね。

これらは餅粉に砂糖やゴマなどをまぜて練り上げ、巻いたものです。
秋田県人は巻寿司も好きですが、このように巻き巻きしたお餅類も大好きです。

そして、最後におまけ。
「秘密のケンミンショー」でも紹介された“サラダ寒天”と“横手やきそば”もご紹介。

 
サラダ寒天はキュウリやニンジンなどをマヨネーズで味付けし、寒天で固めたもの。
横手やきそばは太麺に甘めのタレ、目玉焼きが乗っているのが特徴です。
こちらもお砂糖がたっぷり入っていて甘いですよ。

以上、秋田から、とっても甘いレポートでした(^_-)-☆

2018/4/19|

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