巻寿司にハーブを使ってみませんか?(ディル編)
こんにちは。巻寿司大使の莉莉です。
前回に引き続き、ハーブを使った巻寿司をご紹介します。
使用するハーブは「ディル」です。
とても爽やかな香りのディルは、魚介類との相性の良いハーブとして
魚介類のマリネ料理などによく使われています。
日本では魚臭さを消すためにネギや生姜などを使いますが、
北欧ではディルやフェンネルがよく使われています。
魚介類の生臭さを消す働きは同じですが、味はネギや生姜とは全く違った印象になります。
北欧も日本と同じように海に囲まれているので、色々な魚介類料理があります。
その中でも有名なのは、Haring(塩漬け生にしん)を使った料理ではないでしょうか。
「ブリの刺身のような軟らかな歯触りで、脂ののったしめ鯖」というのは、
私が初めてHaringを食べた時の印象です。
Haringを入手する機会はあまりないので、すぐに手に入るしめ鯖を使って色々試しています。
今回ご紹介するのは、北欧風Haringのような「ディル入りしめ鯖の巻寿司」です。
<ディル入りしめ鯖の巻寿司>
【材料:太巻3本分】
米 2合
水 適宜
すし酢 65cc
しめ鯖 1パック(半身)
キュウリ 1/2本
タマネギ 50g
生ディル 10g
焼き海苔 3枚
【作り方】
1.米を研ぎ、やや少なめの水を加え普通に炊飯する
2.ご飯が炊きあがったら、手早くすし酢を加え混ぜ合わせ、みじん切りしたディル(5g)を混ぜる
3.しめ鯖は5~6mmの厚さに切る
4.縦半分に切ったキュウリは、さらに縦3本に切り分ける
5.薄切りにしたタマネギは水にさらした後、しっかり水気を絞る
6.巻きすに海苔を敷きすし飯を広げ、キュウリ、タマネギ、しめ鯖、残りのディル(5g)をのせて巻く
7.器に盛りつけ、マヨネーズを添える
水にさらしたタマネギは、しっかり絞って加えることがポイントです。
ディルは多めに加えると美味しいので寿司飯に刻んだディルを混ぜ、
さらに具材のしめ鯖と一緒に巻いています。
ディルの爽やかな香りと風味がしめ鯖によく合い、これまでと全く違う味に感じられます。ワインのお供としてパーティ料理にお勧めです。
巻寿司にハーブを使ってみませんか?
コメントを残す