コハゼの田舎巻寿司レシピ
こんにちは!2020年度巻寿司特任大使の仲野谷です。三回目の巻寿司大使の活動となりました。
今年のテーマは「家族が喜ぶ巻寿司作り」です。
遠くにいる家族や友人たちと集うとき、「美味しい!」と言ってもらえることを想像しながら、
身近な食材を使った巻寿司をご提案したいと思います。
今回ご紹介するのは秋田県民の身近な食材、コハゼの実。この実のシロップ漬けは、秋田の田舎のお母さんたちは備蓄し、
大根の漬物やお菓子などに使っています。また、コハゼのシロップ漬けを、炊いたもち米に混ぜた「コハゼ寿司」や「コハゼ飯」も一般的です。
コハゼはナツハゼのことで、秋田ではコハジャ、コハジョともいわれています。
その実はブルーベリーに良く似ていて、香りも豊かで色もきれいなので、巻寿司にしてみました。
- 具材(1本分)
・全形海苔・・・・・・・・1枚
・すし飯・・・・・・・・・180g
・コハゼのシロップ漬け・・大さじ1(ブルーベリージャムでも代用可能ですが、甘みが強くなります)
・薄焼き玉子・・・・・・・10㎝×18㎝ (お手持ちのフライパンでできるもので十分です)
・キュウリ・・・・・・・・18㎝×1㎝角くらいのもの
・煮かんぴょう・・・・・・3~4本
・カニかま・・・・・・・・18㎝
・ヤーコンの梅漬け・・・・18㎝(大根の梅酢つけや、その他の漬物でもO K)
今回使った珍しい食材はコハゼのシロップ漬けとヤーコンの梅酢漬けです。
コハゼのほうは友人宅で大量に出来たものをいただきました。ブドウ系の香りがよく、発色もいいです。
独特の香りが特徴で、上品な紫色に食べ物を染めることができます。
ヤーコンの梅酢漬けは道の駅で販売されていて、珍しいので買ってみました。
- 作り方の手順
①すし飯にコハゼのシロップ漬けを混ぜます。
すし飯が熱いと、色が黒っぽくなるので、冷めてから混ぜるのがポイントです。
②薄焼き玉子で具材を巻きます。
③全形海苔の上部5㎝ほど空け、下のほうに①のすし飯を広げます。すし飯の中央に②を置き、巻きすで全体をぐるりと巻きます。
④カットして出来上がりです。
「巻寿司の基本的な巻き方」については、こちらから♪
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本レシピの具材「かんぴょうの煮方」については、こちらから♪
「巻寿司の具材あれこれ」
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