こんにちは、2018年度寿司大使の武田折恵です。
今回の「巻寿司講座」では、世界の巻寿司を7名の参加者の皆さんと楽しみました。
巻いたのはこの三本。
カリフォルニアロール(アメリカ)
キンパ(韓国)
チキンテリヤキロール(オーストラリア)
キンパは、韓国語の先生直々のレシピで作りました。
皆さん、はじめてのキンパに「すし飯ではなかったんですね」と、驚かれました。
また、あじかんさんのチキンテリヤキのお味を大絶賛!!
「どこで購入できるんですか?」とご質問も頂きました。
カリフォルニアロールは、チョッピリ辛口のチリソースで味付け。
ソースの入れすぎで、辛くて食べられないというハプニングも。
とっても楽しい巻寿司講座になりました。
こうして一年間を通して、巻寿司の世界を、お伝えすることができました。
この講座に、皆勤賞のお二人いらっしゃるんですよ。
その内の一人は、中学生の男の子。
毎回、習った巻寿司をおうちに帰って、ご家族に振るまっておられるそうです。
嬉しいですね。
また、もうお一方は巻寿司の奥深さにふれて、ますます巻寿司が好きになられ、
デコ巻き認定講師さんになられました。
小さな教室ですが、巻寿司に特化してのレッスンでは、
延べ三十名様が参加してくださいました。
これからも、季節ごとに巻寿司のことを、お伝えできればと思っています。
こんにちは。巻寿司大使の八幡名子です。
今年は10連休という大型連休でしたね。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は愛媛県宇和島市吉田町で巻寿司を巻いてきました。
5月4日(土)吉田町はスッキリ気持ちの良い晴天でした。
瀬戸内海が見える小高い丘で行われたのは「奥南みかんフェス」。
ここ奥南と呼ばれる地域は柑橘の産地です。地元の柑橘を地元の方々にもっと好きになってもらいたい、また、昨年の西日本豪雨災害にて被災された柑橘農家さんを応援しようと企画されたイベントです。
このイベントには吉田町出身のミュージシャンやアーティストが沢山参加され、お客さんも地元の方がほとんど。私は東京在住、吉田町には縁もゆかりもないのですが、ここに混じって巻寿司を巻き、地元の方々にこの巻寿司を食べて頂きたいと思ったのです。
それはなぜか。
昨年、ここ吉田町で被災されたミュージシャンと知り合い、家族や地元を愛する想いを知ったからです。
私はあじかんさんや岡山の巻寿司大使仲間に協力をお願いし、「巻寿司で笑顔を運び隊」として巻寿司出店をさせて頂くことにしました。
巻寿司に使うすし飯には、奥南で取れた柑橘の皮と果汁をたっぷりと入れました。
更にオレンジ色のおぼろも混ぜ込み、見た目もより柑橘を思わせる巻寿司にしました。
太巻の具には玉子焼、椎茸、かに風味かまぼこ、ほうれん草をチョイス。
甘いおぼろと旨味のある具材達に爽やかな柑橘の風味が加わり、ふわっと柑橘の香りが漂う太巻となりました。
もう一種類、柑橘農家さんに見てもらいたくって、みかんの花の飾り巻き寿司も作りました。こちらにも柑橘の皮と果汁が入っています。
太巻もみかんの花の飾り巻き寿司もブースに並べる側から、地元の方々が興味を示して下さり、説明しながら販売したのですが、地元で採れた食材が入っている事をとても喜んで頂下さいました!
巻寿司大使 ミカ巻キネンさんの作品
そして大使仲間が見本で作って来て下さった愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」は子供達はもちろん、大人にも大人気でした!
巻寿司で皆さんが笑顔になったのを目の当たりにして、吉田町に来て本当に良かったと思いました。
今回の売り上げ16,350円は前述のミュージシャンに託し、全額を宇和島市に寄付することにしました。少しですが、巻寿司で地域のお役に立てるならば、こんなに嬉しいことはありません。
日本の伝統食「巻寿司」で全国あちこちに笑顔を運びたい!と令和元年はじめに改めて強く思いました。