アメリカ、オレゴン州在住、巻寿司大使の加藤真記です。
2019年、今年初めてのレポートになります。
12月に「Let’s practice Japanese and English!」 というミートアップで
カリフォルニアロールとかっぱ巻に挑戦しました。
ミートアップとは語学の勉強やお料理、政治活動やスポーツなど
いろんな趣味が共通な人々と気軽に会えるようにグループを作ること。
日本でも外国人と友達になろうというミートアップなどあるようですね。
今はアプリもありますので興味のあるかたは見てみてください。
さて、この「Let’s practice Japanese and English!」は日本語を学びたいアメリカ人と
英語を勉強したい日本人がお互い気軽にランゲッジエクスチェンジをするミートアップです。
参加人数は20名ほど。
みなさんが巻寿司に関してどのくらい知っているのか知りたかったので最初は3人くらいのグループを作ってもらい巻寿司トリビア(クイズ)をしました。
第一問です。
世界最長ギネス記録の巻寿司の長さは?(2016年11月熊本県玉名市高校生が作った記録)
A. 9,333 ft.(フィート)
B.12,388 ft(フィート)
※アメリカはメートルではなくフィートです。
正解はAの9,333フィート、2844.61mです。ちなみにBは富士山の高さでした。
他には、巻きすの置き方やすし飯の置く海苔の面はどちらか?など、
これから巻寿司を作るに当たって、巻寿司作りの基本をクイズを使って伝えました。
クイズは全10問用意しましたが、全問正解したグループも1組ありましたよ。
クイズの後はさっそくカリフォルニアロールを作りました。
みなさん、とても丁寧にすし飯を扱って海苔に広げていました。
カルフォルニアロールは裏巻になります。裏巻を巻くときは巻きすの扱い方を説明するのが難しく、
きちんと伝わっているか確認しながら慎重に進めます。
時々具材が多すぎてはみ出た場合は具材を少なくしてもう一度チャレンジしてもらいました。
かっぱ巻はみなさん、キュウリがきちんと真ん中にくるよう上手に巻けていたのでびっくりしました。
ミートアップの主催者の方にもとても喜んでいただき、有意義な年の締めくくりのイベントとなりました。
年末は、12月の中旬から2週間ほど日本に一時帰国し、大阪に滞在しました。
美味しい日本食を堪能し、日本は素晴らしい食文化を持った国だと改めて思いました。
皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。巻寿司大使の八幡名子です。
昨年末に開催した冬野菜たっぷり巻寿司教室のレポートをしたいと思います。
冬野菜の代表であるダイコンは、青首ダイコンに赤ダイコン、太いもの細いもの、
また味も甘いものから辛いものまで様々な種類があります。
今回はその種類の多さに注目!
数種類のダイコンをチョイスして、巻寿司の具にしました。
白いダイコンは八王子の伝統野菜「高倉ダイコン」。
現在、2軒の生産者さんしか作っていらっしゃらないという貴重なダイコンです。
それから赤ダイコンや紫ダイコン、中が赤い紅芯ダイコンなど(全て八王子産)、
色が綺麗な所に惹かれて購入したダイコン達です。
塩やお酢につけるとさらに鮮やかに発色するので、巻寿司向きですね!
黄色い柚子も具の一つに加えて、より冬らしさを出しました。
ある日の教室の具材。
左上:高倉ダイコン 右上:赤ダイコン 左下:柚子 右下:紫ダイコン
巻寿司に欠かせないお米は「伊勢ヒカリ」を使用しました。
(伊勢ヒカリは伊勢神宮の御神田で発見されたお米で、私は最近このお米に出会い、その香りと美味しさに感動しています。)
巻寿司を作るのが初めての方もいらっしゃいましたが、冬を感じるダイコンと柚子の香り、
お米の香り、海苔の香り、お酢の香り、そして巻きすの竹の香り・・と
様々な香りのハーモニーを感じ、巻寿司という日本文化に触れられたと、
皆さん喜んでくれました。
柚子は「獅子柚子」(多摩産)を使用しました。一般的な柚子より数倍も大きな柚子です。
年末年始のおもてなし用に、おめでたい紅白の色合いにしてみました。
冬野菜たっぷり巻寿司と一緒に、サンタクロース飾り巻き寿司も作りました。
飾り巻き寿司の楽しみはカットすると絵が出てくるところです。
みんなで同じパーツを作って組み立てていくのですが、
カットした時に現れる絵はなぜか作る人によって違うのです。そこが飾り巻寿司の醍醐味!
サンタクロースの帽子の黄色い部分は、教室開催場所の近所で有名な卵焼きを使用しました。
巻く食材はその場所で探すのも私の楽しみの一つとなってます。
巻寿司。この小さな世界の中に沢山の夢や希望、想いをのせられます。
・・というとちょっと大げさかもしれませんが、
私は巻けば巻くほど本当にそう思ってしまうのです。
巻寿司文化に万歳!
こんにちは、2018年度寿司大使の武田折恵です。
今回は、超初心者さんでも簡単にカリフォルニアロールを巻ける作り方をご紹介いたします。
「カリフォルニアロール」といっても、好きな物を裏巻で入れるというもの。
今回は、サーモン・アボガド・厚焼き玉子・海老・キュウリを入れました。
最近はお店で、とびこを手軽に購入できるので便利になりましたね。
この「カリフォルニアロール」は、巻寿司の中でも超初心者さん向けと思っています。
なぜなら、巻寿司の仕上げは“とじ目”を合わせて閉じないといけませんが、
カリフォルニアロールはのの字に巻くだけなので、実は手軽で簡単なんです。
【材料】1本分の材料
すし飯・・・・・・300g(約1合)
サーモン・・・・・2cm角、1本
アボガド・・・・・3~4枚(スライスした物)
海老・・・・・・・3~4本(ボイルした物)
厚焼き卵・・・・・1×2cmを1本
きゅうり・・・・・細切り1本
とびこ・・・・・・適宜
海苔・・・・・・・全形1枚
サニーレタス・・・2~3枚
【作り方】
① 巻きすの上にラップをのせ、その上に海苔を置き、200gのすし飯を全体に広げる。
② ①の上にラップを全体にかけて、持ち上げ、海苔の面が見えるようにひっくり返し、ラップを外す。
③ 海苔半分に、残りのすし飯100gを広げる。
④ ③で広げたすし飯の上にサニーレタスをのせ、その上に手前から厚焼き玉子、サーモン、キュウリ、その上に海老をのせる。
⑤ ラップを巻き込まないようにしながら、巻きすを使って“のの字”になるように手前から巻いていく。
⑥ すし飯が外回りになっていることを確認して、すし飯にとびこを貼り付けていく。
(スプーンで上からかけてもOK)
⑦ ラップをもう一度巻いて、ラップのかかった状態で8切に切っていく。
※ラップが巻寿司に残らないように、よくチェックして下さいね。
手作りって良いですよね。
是非、おうちで巻いてみてくださいね。