冬野菜たっぷり巻寿司教室を開催しました。
こんにちは。巻寿司大使の八幡名子です。
昨年末に開催した冬野菜たっぷり巻寿司教室のレポートをしたいと思います。
冬野菜の代表であるダイコンは、青首ダイコンに赤ダイコン、太いもの細いもの、
また味も甘いものから辛いものまで様々な種類があります。
今回はその種類の多さに注目!
数種類のダイコンをチョイスして、巻寿司の具にしました。
白いダイコンは八王子の伝統野菜「高倉ダイコン」。
現在、2軒の生産者さんしか作っていらっしゃらないという貴重なダイコンです。
それから赤ダイコンや紫ダイコン、中が赤い紅芯ダイコンなど(全て八王子産)、
色が綺麗な所に惹かれて購入したダイコン達です。
塩やお酢につけるとさらに鮮やかに発色するので、巻寿司向きですね!
黄色い柚子も具の一つに加えて、より冬らしさを出しました。
ある日の教室の具材。
左上:高倉ダイコン 右上:赤ダイコン 左下:柚子 右下:紫ダイコン
巻寿司に欠かせないお米は「伊勢ヒカリ」を使用しました。
(伊勢ヒカリは伊勢神宮の御神田で発見されたお米で、私は最近このお米に出会い、その香りと美味しさに感動しています。)
巻寿司を作るのが初めての方もいらっしゃいましたが、冬を感じるダイコンと柚子の香り、
お米の香り、海苔の香り、お酢の香り、そして巻きすの竹の香り・・と
様々な香りのハーモニーを感じ、巻寿司という日本文化に触れられたと、
皆さん喜んでくれました。
柚子は「獅子柚子」(多摩産)を使用しました。一般的な柚子より数倍も大きな柚子です。
年末年始のおもてなし用に、おめでたい紅白の色合いにしてみました。
冬野菜たっぷり巻寿司と一緒に、サンタクロース飾り巻き寿司も作りました。
飾り巻き寿司の楽しみはカットすると絵が出てくるところです。
みんなで同じパーツを作って組み立てていくのですが、
カットした時に現れる絵はなぜか作る人によって違うのです。そこが飾り巻寿司の醍醐味!
サンタクロースの帽子の黄色い部分は、教室開催場所の近所で有名な卵焼きを使用しました。
巻く食材はその場所で探すのも私の楽しみの一つとなってます。
巻寿司。この小さな世界の中に沢山の夢や希望、想いをのせられます。
・・というとちょっと大げさかもしれませんが、
私は巻けば巻くほど本当にそう思ってしまうのです。
巻寿司文化に万歳!
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