巻寿司大好き!食材への探究心
こんにちは。巻寿司大使のmika makkinen ミカ巻キネンです。
デコずしのマイスターインストラクターをしています。
デコずしを作っていく上で、いつも課題になるのは、色です。
巻きたい図案の色を付ける時に、なるべく自然な食材から着色したいと考えています。
とは言いつつ、「このキャラクターは青色じゃないと表現できない」とこだわる部分も多くて、
試行錯誤しながら取り組んでいます。
今回は、サンタさんの帽子について考えてみました。
可愛らしいサンタさんですが、帽子の色を よく見ると色が違います。
ピンク色の帽子は桜でんぷを混ぜて作っています。
以前から、桜でんぷを使っていたのですが「もっとサンタクロースらしくしたい」と思い
赤エビをミルサーで粉末にして使うようになりました。
ピンク色も可愛いですが、サンタクロースはやっぱり赤。
クリスマスらしさが高まります。
粉末の状態ではピンク色ですが、すし飯と混ぜると赤っぽい色になります。
それで満足していた私ですが、12月下旬に高松に行った時に
びっくりするほど真っ赤な赤アミエビを見つけました。
しかもこの赤アミエビは国産。
地元の方によると、つきたてのお餅に混ぜて食べたり、大根おろしに混ぜたりするそうです。
早速、この赤アミエビもミルサーにかけてみました。
ミルサーで粉々にしても、はっきりした赤色です。
色の違いが一目瞭然です。
下から普段段使っている赤エビ、二段目が年末に岡山で売っていた赤エビ、
一番上が、高松で見つけた赤アミエビです。
赤色のバリエーションが増えたので、これから自分の表現したい柄の幅が増えそうです。
3種類の赤エビを使ったサンタクロースです。どうでしょうか?
色の違いがサンタの個性になりますね。
とても興味深く、使い分けをするのが楽しくなります。
これからも、いろいろな具材を巻いたり、いろいろな色を探求したりして、
巻寿司で様々なものを表現できたらいいなと思います。
奥が深い食材探求。
旅行に行くたび「なにか面白い食材ないかな」とスーパーを覗いてみると、
楽しい発見があるかもしれませんね。