「日本の寿司は完成されている」
こんにちは!巻寿司大使・岩佐優です。
寿司もすっかり国際化しました。
いまや世界中の主要都市で売られるまでになりました。
しかし海外の地方に行くとSUSHIを知らないという人もまだ多く、
イタリア料理にはまだまだ及びません。
近頃は日本国内の寿司職人も張り切って妙なモンを作りたがる傾向があります。
たしかに逆輸入的な発想も悪くはないでしょう。
すべては「交流」によって交じり合うことで出来上がってきたのです。
この世の中にオリジナルなんてものは存在いたしません。
「何でもかんでも我が国のオリジナルである」
というのは大きな間違いだと思います。
しかし、
「日本の寿司は完成されている」ということだけは、
日本のすし職人は忘れてはいけないと思います。
寿司を古臭いとか、もっと進化発展させようという発想が
「日本の伝統文化の品質低下」を招いた大きな原因の一つのような気がします。
「御飯にオサシミが載っかっているだけの又は、巻いてあるだけの食べ物」
そういう風に考える人間がこれからどんどん増えたとしても、
寿司職人までもがそんな風潮に染まってはいけません。
そもそも巻寿司を巻くコツというのは
自分がどのような巻寿司を作りたいのか、
そのイメージに合わせてタネを整えておくことだと思います。
芯の太いゴージャスな仕上げにしたければ、
シャリの量を減らして薄く海苔の上に広げて巻けばいいし、
どっしりとした太めにしたければシャリを増やし厚めに広げ、
そのかわりにタネは小さく細長く均一になる様に包丁しておきます。
「ネタとシャリ」
このバランスが大事なのです。
さて、先日一品持ち寄って「巻寿司パーティー」 を開いたところ、大変、好評でした。
以下は参加していただいた方のコメントをご紹介します。
Aさん
巻寿司って慣れたら実は、本当に手軽ですね。
具材を沢山用意しなくても、簡単にできてしまいます。
お弁当にも強い味方だ!
Bさん
巻くのを少し失敗したけど、味は抜群でした。
具材も豊富で、自分の好きな具を好きなだけ入れられるのがとても良かったです。
とにかく子供達がとっても喜んでいて、またしたい!と言っていました。
Cさん
家では巻いたことのない、カツや本当のたらば蟹のようなカニカマ、
ほんのり甘くてふわふわの卵、大好きなアボカド
好きなものが多すぎて太巻きになってしまいました。
かんぴょうや椎茸、でんぶ、巻寿司の材料という材料が
全部揃っていて大人なのに楽しみ過ぎました!
酢飯が既製品でなく、上品な甘味で体にもいいと思います。
丁寧に海苔の裏表からオシエテくださり小さな子供たちも
分かりやすかったと思います。
ありがとうございました。
ゆったり、ほっこり♪
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