オーストラリアと日本の交流文化講座
こんにちは。2019年度巻寿司大使のmikamakkinenミカ巻キネンです。
今回は、岡山県総社市の昭和中学校で、姉妹校であるメルトンセカンダリーカレッジの中学生との交流文化講座として、巻寿司教室をしました。
昭和中学校は、英語特区であり、英語教育に力を入れています。
毎年、海外へホームステイへ行ったり、姉妹校から一年おきにホームステイを受け入れています。
子どもたちは、恵まれた環境の中、英語に親しみながら語学力を身につけています。
今回は、中学二年生の英語の教科書にも載っている花のデコ巻き寿司を巻きます。
英語の教科書には、海外からの訪問者に、日本の伝統であるお寿司をごちそうするストーリーが載っています。そして、自宅で作るSUSHIとして、飾り巻寿司を紹介しています。
少しずつ、巻寿司やデコ巻寿司が広まっていることを嬉しく思います。
そして、もう一つは、「オーストラリアと言えば…」のコアラを巻きます。
海苔の表裏や、巻きすについての話を聞きます。
説明を聞いたら、昭和中学校の2年生とオーストラリアの中学生がペアになり、さっそく挑戦です。
英語や、簡単な日本語で、伝え合いながら、協力して作っています。
笑顔もたくさん見られて、和やかです。
オーストラリアの中学生が、昭和中学校の生徒に英語で質問していました。
それを聞いて、昭和中学校の生徒が「このピンク色のものはなんですか?」と私に聞く場面もありました。
私が「おぼろです。鯛やヒラメを炒り煮にしています」と答えると、昭和中学校の生徒は「Fish」と伝えていました。
最初は、少し遠慮がちだったペアの中学生が、巻寿司を作るうちに会話が増えてきて、家庭科室が、英語と日本語が入り混じったインターナショナルな空間になりました。
そして笑顔もたくさん見られるようになりました。
出来上がる頃にはこの笑顔。この後は、自分たちで作った巻寿司を試食しました。
生徒さんたちの作品です。切った途端に歓声が上がりました。
初めての方ばかりでしたが、とてもお上手でした。
英語特区である昭和中学校の生徒さんが、オーストラリアの中学生と一緒に過ごすのは、世界が広がり、外国語の習得につながる素晴らしいことだと思います。
また、日本の中学生だけでなく、オーストラリアの中学生に巻寿司を体験していただく機会を作っていただき、私も携わることができたことをとても嬉しく思います。
お世話になった昭和中学校の先生方、ありがとうございました。
日本の伝統である巻寿司を知り、オーストラリアでも巻寿司を巻いていただけたら、嬉しいです。
後日、
巻寿司を通して、人と人もつながっていきますね。
コメントを残す