2015年の巻寿司大使山口ようこです。
2月の節分の前に恵方巻と四海巻という飾り巻寿司のレッスンを開催しました。
会場は、広島市佐伯区にあるナチュラルインテリア専門店ミヤカグ内の『木のキッチン』。
昨年に続いて2度目の開催です。
まず恵方巻についてのいろいろなお話をさせていただきました。
縁が切れないようにと願って丸かぶりすることや、
節分は年に4回あることをご存知でない方もたくさんいらっしゃいました。
お話しの後は、いよいよ恵方巻作り。
作り方は図で書いたほうが伝わりやすいのでイラストレシピをお渡ししたり、
実際巻く前に、フェルトで作った海苔やご飯や具材で巻き方を説明するなど
毎回工夫しています。
恵方巻は縁起の良い8種類の具材が良いということで、
玉子焼、穴子、かんぴょう、椎茸、おぼろ、キュウリ、カニカマ、とびっこを巻きました。
四海巻は、キュウリを中心に切るところと、
四角に組み立てて巻いていくところが難しかったようです。
でも、はじめてと思えない仕上がりで、皆さんとてもお上手でした。
具材のはしっこを入れた簡単茶碗蒸しも作って、お昼にしました。
レッスン後、帰ってすぐに巻いたという方や
節分当日に巻いたという報告もたくさんいただき、私も嬉しかったです。
節分は季節の変わり目、年に4回あるので
季節ごとの具材を巻いてみて下さいね。
また来年も一緒に巻き巻きしましょう。ありがとうございました。
こんにちは、巻寿司大使のりょうこです。
今回はバレンタインデー直前の週末、2月11日に
米国の西フロリダ大学生涯学習プログラムの一環として開催した
巻寿司クラスの様子をご報告したいと思います。
私の住む南部の地域では、2月から3月にかけてお祭りが多いこともあって、
スーパーの店内の装飾がとってもカラフルになっています。
バレンタインデーはもちろん赤とピンク色。
つづいて南部独特の「マルディ・グラ」というお祭り(パレード)に向けて、
紫、緑、金色に彩られた「キングケーキ」が店頭に並びます。
そして3月の「セントパトリックスデー」では
クローバーを模した飾りが店内を彩り、なんと緑色のビールが販売されます。
そんなカラフルな時期に行った今回の巻寿司クラスでは、
材料に紫色のシソふりかけを材料に加え、ハート型のミニ巻寿司、
そしてカリフォルニアロールを作りました。
土曜日の朝9時スタート、とアメリカ人にとっては早い時間のクラスでしたが
同大学の日本語学習者はじめ、祖母が日本出身という女性、米軍兵役のため
1970年代に青森県三沢市に滞在経験のある男性ら合計10人が参加。
初対面同士でも和気あいあいとした雰囲気で玄米茶、チョコレート菓子、
おせんべいをいただきながら自己紹介をしたり、
地元のおすすめレストランの話をしたりしてなごみました。
続いて、パワーポイントを使ってお寿司の歴史、種類などについて説明。
私が今年、巻寿司大使に任命されていると話すと、皆さん「ほう」と興味を示します。
さらに昨年9月に広島で開催された、
2016年度巻寿司大使研修交流会の様子などをまとめた新聞記事
「巻寿司の楽しみ」(SharingtheJoyofMakizushi)も紹介させていただきました。
★新聞記事「巻寿司の楽しみ」(SharingtheJoyofMakizushi)
また日本での飾り巻きずし、恵方巻などお寿司事情のほか、
巻寿司作りのコツなどについてお話して、いよいよ巻寿司作りです。
材料を配り、それぞれ巻きすを使って巻き始めます。
具がはみ出してしまう人もいましたが、ほとんどの型がきれいに巻けました。
参加者からは、
「人生で初めて」「作りたてですごくおいしい」「意外と簡単」などの声が聞かれました。
質疑応答では、
「家にあるふりかけを使ってもいいの?」
「お寿司屋さんで『してはいけないマナー』は?」
「お寿司は手づかみで食べていいの?」
などの質問も続出。
食べて話して、あっという間の楽しい2時間でした。