巻寿司にハーブを使ってみませんか?(バジル編)
こんにちは。巻寿司大使の莉莉です。
さっそくですが皆さんは、ハーブはお好きですか?
日本で古くから馴染みのあるハーブといえば、
素麺や冷や麦などの薬味として添えられるネギ、大葉、ワサビ、ショウガなど。
昔から日本の食卓にあった香味野菜がハーブだったなんて意外かもしれませんが、
実はすべてハーブなのです。
大型スーパーなどでは、これら以外の珍しいハーブも並んでいますし、
料理サイトや料理本でもハーブを使ったレシピが、いろいろ紹介されていますね。
このように、最近はよく見かけるハーブですが、
「紹介されているレシピ以外にハーブをどのように使うのか分からないから、結局捨ててしまう」
という話もよく耳にします。
特別なテクニックはなくても問題ないので、
皆さんもハーブを使いこなせたら便利だと思いませんか?
ハーブをいつもの食材にプラスすると、定番料理の香りや味が変化しますよ。
今回ご紹介するのは、ハーブを使った巻寿司です。
「巻寿司にハーブ?」「ハーブを入れて、一体どんな味になるの?」
と驚かれるかもしれません。
使用するハーブは、ピザやパスタなどイタリア料理でおなじみの「バジル」です。
バジルは、流通量が多く手頃な価格なので、使いやすいハーブだと思います。
夏には、新鮮なバジルの葉がたっぷり詰め込まれて
1袋100円前後で売られていることもよくあります。
今回は、バジルをシンプルに鶏肉と組み合わせました。
イタリア料理で使うイメージの強いバジルは、
(使用しているバジルの種類は異なりますが)タイ料理にも使われます。
そこで簡単に作れるエスニックな巻寿司を作ってみました。
シンプルな具材なので簡単に作ることができて、いつもとはちょっと違う味が新鮮です。
すし酢にスイートチリソースを加えているので、寿司飯の印象もガラリと変わります。
ぜひお試しくださいね。
<バジルと鶏肉の巻寿司>
【材料:太巻き3本分】
米 2カップ
水 適宜
(A)
すし酢 60cc
スイートチリソース 大さじ1
鶏胸肉 1枚(240g)
バジル 20g
ニンニク 1片分
ナンプラー 大さじ1
オイスターソース 小さじ2
しょう油 小さじ1
砂糖 小さじ1
サラダ油 適宜
焼き海苔 3枚
【作り方】
1.米を研ぎ、やや少なめの水を加え普通に炊飯する
2.ごはんが炊きあがったら、予め混ぜ合わせておいた(A)を手早く回し入れ、混ぜ合わせる
3.皮を取り除いた鶏肉は棒状に切り、すりおろしニンニクとナンプラーを加え下味をつける
4.サラダ油を馴染ませたフライパンに鶏肉を入れ、炒める
5.砂糖、しょう油、オイスターソースを加え炒め、バジルを加えたら水分をとばすように炒める
6.巻き簀に海苔を敷き、寿司飯を広げたら5の具材をのせ、巻く
最後に…….
このレポートを書き上げて数日後のことです。
卵焼き、煮カンピョウ、甘煮椎茸など巻寿司の具材を製造している「あじかん本社工場見学」と「巻寿司の講習会」が開催され、各地から集まった巻寿司大使の方々と一緒に参加しました。
巻寿司講習では、巻寿司の巻き方を丁寧にご指導いただきました。
自己流に使っていた巻き簀でしたが、正しい使い方も学びました。
今後のレポートでお話しできればと思います。
まだまだ若葉マーク付きの巻寿司大使の莉莉です。