『あじかん工場見学ツアー』を開催しました!
2016年3月11日、2015年度の巻寿司大使を対象に『あじかん工場見学ツアー』を開催しました。
広島市に本社を置く「あじかん」は、MAKIZUSHI倶楽部の運営会社であり、卵焼きを始め、かんぴょう煮、しいたけスライス煮、カニカマなどの巻寿司の具材を製造している食品会社です。
MAKIZUSHI倶楽部が主催する巻寿司教室では、「あじかん」の食材を使っていて、巻寿司大使たちもこの具材を使って巻寿司教室を開催しています。
この日は、その食材が作られる工程を見て、より一層巻寿司愛を深めてもらおうという目的で開催しました。
はじめに、あじかんの中谷代表取締役社長からのご挨拶。
今や「あじかん」の主力商品となった卵焼きですが、
一番美味しいのはやっぱり家庭のお母さんが作る卵焼き。
だから、少しでもその味に近づけたいと創業以来、技術開発を続けてきたというエピソードもありました。
続いて、巻寿司大使の自己紹介タイム。
初めての顔合わせですが、「巻寿司」という共通の話題で大変盛り上がり、
初対面とは思えない和気あいあいムード。
それぞれの立場でどのように巻寿司を伝えてきたか、ということも発表してもらいました。
チェリカさんから、巻寿司は宗教により食べ物に制限があるハラルフードというジャンルにも応用できるので海外選手が集まるオリンピックでも活用できるという提案や、
瀬分さんと掛飛さんからは、「小さなお子様のいる家庭こそ巻寿司を作ろう!」とアピール。
巻寿司は栄養バランスがよく見栄えも良いし、
冷蔵庫の常備菜で簡単に作れるのだから、これからは「ハレの日」だけではなく、
もっと日常の食生活に取り入れることを伝えていきたいと意気込みを聞かせてくれました。
田中さんからは、「全国各地に『ご当地巻寿司』を作って、この県にいけばこの巻寿司が食べられる!というご当地マップを作りましょう」という提案も飛び出し、今後の活動目標となるようなお話も。
自己紹介の後は、いよいよメインイベントの工場見学。
まず清松工場長から、工場の概要と安心安全のための取り組みのお話を聞いてから、
工場の安心安全を守る為に、見学者の私たちも徹底した異物混入対策をしました。
ピンクの帽子の下には、ネットをかぶり、装飾品もすべてはずしてスタンバイ完了!
人生初の格好に皆さんテンション高めです。
ここから先は、企業秘密のため撮影は禁止。
状況を文章だけでお伝えしていきますね。
今回は、実際に工場で作業している従業員から話が聞けるくらいの距離で見学するため、見学する巻寿司大使たちも従業員レベルの衛生管理が求められます。
ハンディ掃除機のようなもので全身の毛髪や小さな汚れを吸い取ること30秒。
さらに衣服についたごみを、粘着テープで取り除き、長靴に履き替えて、
温水プールの入り口のような、消毒液が貯めてある場所を通って靴底も殺菌し、
エアブラシで汚れを吹き飛ばします。
それから、手洗い30秒のあとアルコール消毒し、
ゴム手袋をはめてさらに消毒液に手を浸して30秒。
これらの一連の準備だけで5分はかかります。
従業員は、休憩のたびにこの一連の消毒殺菌を繰り返しています。
いよいよ工場見学へ。
最初に案内されたのは、工場2階の原料が保管されている区画。
“どの卵焼きに”“いつどこから入荷した”“どの原料が使われているか”、
質問があれば遡れる管理システムになっています。
アレルギーを起こしやすい原料は別に管理するなど、
ここで徹底した原料の管理が行われていることがわかりました。
次に卵液ができる工程を見てから、いよいよ卵を焼いている工程場所へ移動。
卵焼き用のアツアツの鉄板と、焼きあがった商品を載せるステンレスラックがぎっしり並んだ工場内を、ピンク帽子の見学隊がぞろそろと歩いていきます。
卵がこんがり焼ける匂いが漂うなか、
世界に一台しかないという、丸い出汁巻き卵を作る機械を見ることができました。
くるくる回りながら卵焼きがみるみる成型されていきます。
「へ~~!こうやって作られてるんだ~!!」と一同、驚きながら覗き込んでいました。
あじかんの品質管理のクオリティの高さを感じた後には、全員でランチ交流会です。
工場で焼きあがったばかりの卵焼きも試食させていただきました。
ふわっとやわらかくて、香りも高く、本当においしい!!
活発に意見交換をしながら、ランチタイムを楽しみました。
午後からは、巻寿司インストラクター名誉師範の浪岡さんより、
基本の太巻きと裏巻きの巻き方について、実践講習を受けました。
三代続いた寿司屋で寿司職人をしていたという浪岡さんは、手さばきも鮮やか。
軽妙なトークとポイントを抑えた説明に、さすが!!!のひと言です。
巻寿司大使の皆さんもさっそく裏巻きにチャンレンジ!
力加減や手の添え方、具材を並べる大きさなど、
細かい部分も丁寧に教えてもらいました。
サラダ菜、ツナマヨ、玉子芯、かにかま芯、アボガド芯を巻きました。
仕上げのとびっこで、一気に華やかになりますね。
最後に、みんなで記念撮影。
日本の伝統食である巻寿司を、もっとたくさんの方に、そして世界に広めたい!!
今回のツアーでさらに巻寿司“愛”が深まった大使の皆さんでした。
今後も、より多くの人に巻寿司の良さを広めるために色々な企画を考えていきますので、
MAKIZUSHI倶楽部の活動にも、さらにご注目くださいね!
巻寿司大使向けの特別プログラム
『あじかん工場見学ツアー』
とき:2016年3月11日
ところ:広島市西区商工センター5丁目5番24号
株式会社あじかん 本社工場
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