2018年度巻寿司教室レポート<宇品小学校>
MAKIZUSHI倶楽部の活動のひとつである食育講座。
巻寿司文化の次世代への継承を願って、各地で授業をさせていただいています。
毎年4月に教育委員会に募集を掲示してもらい
応募のあった学校の中から抽選で選ばせていただいています。
本年度は宇品小学校へ行かせていただきました。
秋の作品がお迎えしてくれました。
生徒数の多い学校で、各学年8~10クラスあるそうです。
家庭科室は2階にありました。
今日の食育授業は、1~6年の複式クラスの生徒と保護者の約60名で行いました。
はじめに、巻寿司の歴史や、
全国のご当地巻寿司についてお勉強。
給食後の眠くなる時間帯ですが、みんな真剣に聞いてくれていました。
続いて、巻寿司の巻き方を見学。
講師は2015年度の広島の巻寿司大使の渡辺裕美子さん。
以前は学校の先生をされていたので、
黒板の書き方もカラフルで、わかりやすい!
子どもたちにも大人気で、「ねぇねぇ先生~」と
次から次に質問がでていました。
先生いわく、巻くときのポイントは「勢い!!」
巻くときは迷ってはいけません!一気に巻くことがコツだそうです。
真ん中に来てほしい食材を、ご飯の中央に来るように配置すると
きれいに巻けることを習いました。
「おいしくな~れ」と愛情をたっぷり込めて巻いてくださいね♪
今日は、基本の太巻きとしずく巻きを作ります。
◇基本の太巻きの食材は、
かんぴょう、玉子、カニカマ、高野豆腐、キュウリ、おぼろ、シイタケ
◇しずく巻きは、
おぼろ、細く切ったきゅうりです。
玉子アレルギーのある生徒さんには、
アレルギー食材をのぞいた、しいたけ、かんぴょう、キュウリを別パレットに用意しました。
弟君が見守っているのは、
巻き終わった太巻きを、コロコロ巻きすのなかで転がして海苔をなじませているところです。
親子で楽しい作業になりました。
包丁はしっかり気を付けながら、保護者や先生と一緒に挑戦しました。
しずく巻きは、簡単にできて花びらの形に並べるとフォトジェニック!
お弁当にする時は、お花の中心に魚肉ソーセージなどを置くといいそうです。
こちらは、広島のご当地巻寿司の江波巻です。
おかかと広島菜からいい匂いがしています。
具材を、シーチキンマヨネーズなど子どもの好きなものに変えて、
気軽に巻寿司を食べられることを学びました。
先生がデモンストレーションで巻いてくれたサンタクロース巻き!
こんなかわいいデコ巻寿司ができるなんて!
切ったとたんに歓声があがっていました。
海苔パンチで海苔をカットして顔をつけたら完成です。
巻の助くんのステッカーなど、お土産も喜んでもらえたようです。
これからクリスマス、年末年始など、家族が集う場面が多くなる時期ですね。
食事はどうしよう?そんな時は、栄養価が高くてみんなでシェアできる巻寿司を!
巻く具材を変えると、幅広い年代に楽しんでいただけると思います。
宇品小学校の皆さま、ありがとうございました。
先生も楽しんで参加してくださっていたのが印象的でした。
次回の巻寿司教室は、また来年度になりますが、
各地の巻寿司大使の皆さんのお教室などでは、
節分前後でたくさんのイベントが開催予定ですので、
今後もMAKIZUSHI倶楽部の記事をチェックしてくださいね。
MAKIZUSHI倶楽部
とき:2018年11月27日(火)
ところ:宇品小学校 家庭科室
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