皆さんこんにちは~♪
あじかんMAKIZUSHI倶楽部です!
2024年2月27日~29日の3日間、
海田町立海田東小学校(6年生)で巻寿司教室を開催しました♪
▼教室に参加したあじかんメンバーも楽しそう♪
授業の前半は班対抗巻寿司クイズ大会
後半はお楽しみの巻寿司作り
バラ巻&ヒレカツ巻orエビカツ巻の2種類を巻きました。
子どもたちは広島海苔様から海苔について、あじかんからは巻寿司について学び、
あじかんは子どもたちから素直さを学ぶ。。。
海田東小学校の皆様、広島海苔様、3日間ありがとうございました~
ちなみに、巻寿司クイズの一部も掲載していますので、
皆さんも挑戦してみてください!
目指せ巻寿司マスター٩( ”ω” )و
▼答え
1月18日(土)、広島県広島市の矢野公民館にて、昨年に引き続き西日本豪雨災害からの復興をテーマにした巻寿司イベントを開催いたしました。
2018年7月の豪雨。西日本を中心に多くの地域が甚大な被害を受けました。
広島県安芸区の矢野地区もその一つで、12名の方が亡くなりました。
災害発生直後、2019年度巻寿司大使の八幡名子さんが東京からボランティアにかけ付け、その時知り合った矢野地区役員の方に「ほかにも何かできることはないですか?」と声をかけたのがきっかけで、矢野公民館での巻寿司イベントが生まれました。
2年目となる今年は昨年の和風巻・飾り巻教室から趣を変え、体育館をめいっぱい使って20mのロング巻寿司を作ることに決定しました。
対向車が来たらどちらかが下がらなければいけない、細い道を通ってたどり着いた矢野公民館。
周辺の街並みも古き良き雰囲気でしたが、その街並みからは意外なほど、たくさんの小さなお子さんと若いお父さん・お母さんが集まってくれました。
(株)広島海苔様から協賛でご用意いただいたロール状の20メートルの海苔を転がして広げ、
いざ、総勢22組57名で1本の巻寿司づくり開始!
57名におぼろ、しいたけ、かんぴょう、玉子焼など具材を配るのは、朝早くから食材の準備を手伝ってくださった矢野地区組合のお母さま方です。
このお母さま方のなんとテキパキされていること!全てを説明する前にこちらの言いたいことを分かってくださり、持ち前のチームワークで役割分担をして、巻寿司づくりを大いにサポートしてくださいました。
幼稚園から小学校低学年が中心の子どもたちは、受け取った具材を小さな手で一生懸命並べます。
20メートルもあると、巻寿司を作っている側も具材を配っている側も全体を把握することが難しく、進行が早いところ、遅いところが出たり…。でも、それをまとめてくれるのが、2019年度巻寿司大使の上田直美さんです。
YouTubeチャンネルも持っている上田大使、実は広島県内の小学校を中心に、25メートルの超ロング巻寿司づくりを成功させたこともある、ロング巻寿司のエキスパート。
ハンディカメラを片手に、20メートルを軽快に動きながら、声かけで全体をまとめます。
そうして、あとは巻くだけ、という状態に!
同じタイミングで巻かなければ、どこかでねじれができてしまい、他の箇所にも影響がでます。
ロング巻寿司づくりで一番肝心な部分。緊張の一瞬です。
上田大使の「せーの!」のかけ声で、57名が同時に巻寿司を巻きます。
恐る恐る巻きすを開いてみると、そこには、本当に20メートルの巻寿司が!
この通り、みんなで持ち上げることもできました。
スタッフが出来上がったロング巻寿司を持ち帰り用に切り分けている間に、一仕事終えた参加者のみなさんには、イベント前に上田先生のレクチャーで手分けして巻いておいた巻寿司を試食していただきました。
ロング巻寿司が上手くできてよかった、これで一安心…と思っていると、矢野地区子ども会会長さんが、こちらに向かって手招きされています。
何かと思って行ってみると、
「試食と一緒に出しているのはあじかんのごぼう茶じゃろう。ちゃんと宣伝せんと!」
すっかり忘れていたことを、親切にも思い出させてくださいました。
この日、矢野公民館で催されていたイベントは、ロング巻寿司だけではありません。
定期的に開催されているけん玉教室とフットサル教室も後にひかえていました。
さらに、参加者に何やらプリントを配られている矢野地区組合の方。見てみると、バウムクーヘンづくりのお誘いでした。
災害から約1年半。巻寿司で矢野地区に福を呼び込み、元気になってもらおう!というつもりが、優しく力強いみなさまに、逆に元気を戴いてしまいました。
「地域の方も食べ物に関する催し物をすると興味を持ってくださる。食べ物でみんなを元気にしたい」
「災害で精神的に傷つき、まだ外に足が向かない人もいる。『頑張って』というよりも、外出したくなるようなイベントを開いて励ましたい」
そう語られていた矢野公民館職員さんと、組合の方。
その想いが現実の活動となり、継続され、拡大しているのは、矢野のみなさんのチームワークがあってのことだと思いました。
また矢野のみなさんと一緒に楽しいことをしたいし、それが復興になれば、何よりも嬉しいことだなと思います。
ご協力・ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました!
MAKIZUSHI倶楽部の活動のひとつである食育講座。
巻寿司文化の次世代への継承を願って、各地で授業をさせていただいています。
毎年4月に教育委員会に募集を掲示してもらい
応募のあった学校の中から抽選で選ばせていただいています。
本年度は宇品小学校へ行かせていただきました。
秋の作品がお迎えしてくれました。
生徒数の多い学校で、各学年8~10クラスあるそうです。
家庭科室は2階にありました。
今日の食育授業は、1~6年の複式クラスの生徒と保護者の約60名で行いました。
はじめに、巻寿司の歴史や、
全国のご当地巻寿司についてお勉強。
給食後の眠くなる時間帯ですが、みんな真剣に聞いてくれていました。
続いて、巻寿司の巻き方を見学。
講師は2015年度の広島の巻寿司大使の渡辺裕美子さん。
以前は学校の先生をされていたので、
黒板の書き方もカラフルで、わかりやすい!
子どもたちにも大人気で、「ねぇねぇ先生~」と
次から次に質問がでていました。
先生いわく、巻くときのポイントは「勢い!!」
巻くときは迷ってはいけません!一気に巻くことがコツだそうです。
真ん中に来てほしい食材を、ご飯の中央に来るように配置すると
きれいに巻けることを習いました。
「おいしくな~れ」と愛情をたっぷり込めて巻いてくださいね♪
今日は、基本の太巻きとしずく巻きを作ります。
◇基本の太巻きの食材は、
かんぴょう、玉子、カニカマ、高野豆腐、キュウリ、おぼろ、シイタケ
◇しずく巻きは、
おぼろ、細く切ったきゅうりです。
玉子アレルギーのある生徒さんには、
アレルギー食材をのぞいた、しいたけ、かんぴょう、キュウリを別パレットに用意しました。
弟君が見守っているのは、
巻き終わった太巻きを、コロコロ巻きすのなかで転がして海苔をなじませているところです。
親子で楽しい作業になりました。
包丁はしっかり気を付けながら、保護者や先生と一緒に挑戦しました。
しずく巻きは、簡単にできて花びらの形に並べるとフォトジェニック!
お弁当にする時は、お花の中心に魚肉ソーセージなどを置くといいそうです。
こちらは、広島のご当地巻寿司の江波巻です。
おかかと広島菜からいい匂いがしています。
具材を、シーチキンマヨネーズなど子どもの好きなものに変えて、
気軽に巻寿司を食べられることを学びました。
先生がデモンストレーションで巻いてくれたサンタクロース巻き!
こんなかわいいデコ巻寿司ができるなんて!
切ったとたんに歓声があがっていました。
海苔パンチで海苔をカットして顔をつけたら完成です。
巻の助くんのステッカーなど、お土産も喜んでもらえたようです。
これからクリスマス、年末年始など、家族が集う場面が多くなる時期ですね。
食事はどうしよう?そんな時は、栄養価が高くてみんなでシェアできる巻寿司を!
巻く具材を変えると、幅広い年代に楽しんでいただけると思います。
宇品小学校の皆さま、ありがとうございました。
先生も楽しんで参加してくださっていたのが印象的でした。
次回の巻寿司教室は、また来年度になりますが、
各地の巻寿司大使の皆さんのお教室などでは、
節分前後でたくさんのイベントが開催予定ですので、
今後もMAKIZUSHI倶楽部の記事をチェックしてくださいね。
MAKIZUSHI倶楽部
とき:2018年11月27日(火)
ところ:宇品小学校 家庭科室