7月4日(土)、2020年度巻寿司特任大使の10名の皆さまと
オンラインで交流会を開催しました!
本来は6月に対面で行うはずだった交流会ですが、
昨今の情勢で開催が叶わず…。
しかし文明の利器の力で、全国の皆さまと
オンライン上ではありますがお会いすることができました。
最初にMAKIZUSHI倶楽部事務局から昨年のふり返り&今年の目標を共有させていただき、
「SNS上での発信に力を入れ、縁起物の巻寿司で世の中を元気にしていきたい」という
目標をお話しました。
次にお一人おひとりの大使の皆さまから近況報告と今年の目標を
発表いただきました。
特にシビアな状況にある東京にお住まいの八幡大使は、
やっと自粛が解除されて開催できると思っていた7月中旬のイベントが
最近の感染再拡大の影響で中止になってしまったそうですが、
ご自身が持つ農家の方とのつながりを活かし、参加者の方に野菜を発送して
その野菜を使った美味しい巻寿司のレシピを発信してみたいと
前向きに話してくださいました。
また、ところは変わって比較的感染者数の少ない鳥取にお住まいの田中大使は、
学童保育のアルバイトをされているときに「子どもたちがとてもストレスを受けている」と
感じたことから、巻寿司を通して子どもたちを楽しませる活動をしたいと仰っていました。
コロナ禍になる以前は、参加者の方々と近くでおしゃべりを楽しみながら
一緒に巻寿司を作り、一緒に巻寿司を食べて皆さんを笑顔にしていた大使さんたち。
「密」な環境や複数人での食事を避けなければいけない今の状況では、
かなり活動が制限されてしまいます。
それでも、持ち前の行動力とアイデアで、
「新しい生活様式でどうやって巻寿司づくりを楽しんでもらうか?」について考え、
それを実行に移そうとされていました!
今日は実行に移すためのノウハウの共有もでき、とても有益な時間を過ごせたのではないかなと思います。
そもそも巻寿司は食べる人を元気づける縁起物。
頼もしい巻寿司大使の皆さまと一緒に、あじかんMAKIZUSHI倶楽部も前向きに進んでいきます!
皆さま、これからもどうぞ宜しくお願いいたします^^
1月19日(日)滋賀県栗東市にあるスーパー、平和堂様と共同で巻寿司教室を開催いたしました! 毎年、2月3日の節分を前に平和堂アルプラザ栗東店のクッキングプラザにて開催している親子巻寿司教室。 今回は9組19名の親子の皆様と巻寿司の王道7種具材の和風巻と少しオシャレなツナサラダROLLを作りましたよ。
教室が始まってまず最初に私たちあじかんMAKIZUSHI倶楽部と巻寿司について、説明をさせていただきました。 「あじかんMAKIZUSHI倶楽部という名前を聞いたことがある人~?」 「・・・・シーン」
教室が始まったばかりで、緊張をしているお子様が多かったのかもしれませんが、皆様に認知していただけるよう、もっともっと巻寿司普及活動を頑張ります!!
そんなこんなで、私たち倶楽部や巻寿司大使さんの活動、巻寿司の話を手短に終わらせ、早速巻寿司大使さんによる巻寿司デモンストレーションです。
ほとんどの参加者の皆様が巻寿司作りが初めてという中、講師で来ていただいた2019年度巻寿司大使ミカ巻キネンさんが海苔や巻きすの裏表から酢飯の上手な広げ方、上手に巻寿司を巻く方法など小さなお子様にもわかりやすく説明してくださいました。
大使さんのデモンストレーション中は、大人も子供も真剣に大使さんの手元に集中! 食い入るように見つめています(^^
デモンストレーションが終われば、各自の席に戻りいざ挑戦!! 「海苔の向きはこっちだったかな~」、「酢飯はつぶさないように、指先で優しく広げるんだよね!」
皆様、大使さんの説明をよく覚えてくださり、少しずつ巻寿司が出来上がっていきます。 まだまだ手の小さなお子様の巻寿司を作る一生懸命な姿にスタッフ一同もほっこり(^^)
巻寿司が巻けたら、後は包丁で食べやすい大きさ(8~10巻分)に切っていきます。 特に切るのが難しいのが巻寿司を前に、悪戦苦闘中です。 力を入れてしまうと巻寿司が潰れ、切った断面の形が崩れてしまいます。
巻寿司を切るときは包丁を濡れ布巾で軽く濡らし、力を入れずにゆっくり切っていきます。 全て切り終えたら、お皿に並べてはい、完成!! 見た目が華やかな巻寿司は、こんな風にお皿に盛りつけるだけで食卓が一気に豪華になります!
初めて自分で作った巻寿司は格別な美味しさですね。
ちょうどお昼時ということもあり、皆様巻寿司を完食されていました。 教室の最後には、大使さんがサプライズで巻いて来てくださった、デコ巻を披露! 節分にちなんで、カラフルな鬼と鬼のパンツと栗東市のゆるキャラ「くりちゃん」の3種類をお見せすると「すご~い!」、「先生器用ですね~」と大賑わいです。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
2月3日の節分はもうすぐそこです。
節分の日は巻寿司の巻き方を思い出しながら、オリジナルのスペシャル巻寿司をぜひ作ってみてくださいね!
1月18日(土)、広島県広島市の矢野公民館にて、昨年に引き続き西日本豪雨災害からの復興をテーマにした巻寿司イベントを開催いたしました。
2018年7月の豪雨。西日本を中心に多くの地域が甚大な被害を受けました。
広島県安芸区の矢野地区もその一つで、12名の方が亡くなりました。
災害発生直後、2019年度巻寿司大使の八幡名子さんが東京からボランティアにかけ付け、その時知り合った矢野地区役員の方に「ほかにも何かできることはないですか?」と声をかけたのがきっかけで、矢野公民館での巻寿司イベントが生まれました。
2年目となる今年は昨年の和風巻・飾り巻教室から趣を変え、体育館をめいっぱい使って20mのロング巻寿司を作ることに決定しました。
対向車が来たらどちらかが下がらなければいけない、細い道を通ってたどり着いた矢野公民館。
周辺の街並みも古き良き雰囲気でしたが、その街並みからは意外なほど、たくさんの小さなお子さんと若いお父さん・お母さんが集まってくれました。
(株)広島海苔様から協賛でご用意いただいたロール状の20メートルの海苔を転がして広げ、
いざ、総勢22組57名で1本の巻寿司づくり開始!
57名におぼろ、しいたけ、かんぴょう、玉子焼など具材を配るのは、朝早くから食材の準備を手伝ってくださった矢野地区組合のお母さま方です。
このお母さま方のなんとテキパキされていること!全てを説明する前にこちらの言いたいことを分かってくださり、持ち前のチームワークで役割分担をして、巻寿司づくりを大いにサポートしてくださいました。
幼稚園から小学校低学年が中心の子どもたちは、受け取った具材を小さな手で一生懸命並べます。
20メートルもあると、巻寿司を作っている側も具材を配っている側も全体を把握することが難しく、進行が早いところ、遅いところが出たり…。でも、それをまとめてくれるのが、2019年度巻寿司大使の上田直美さんです。
YouTubeチャンネルも持っている上田大使、実は広島県内の小学校を中心に、25メートルの超ロング巻寿司づくりを成功させたこともある、ロング巻寿司のエキスパート。
ハンディカメラを片手に、20メートルを軽快に動きながら、声かけで全体をまとめます。
そうして、あとは巻くだけ、という状態に!
同じタイミングで巻かなければ、どこかでねじれができてしまい、他の箇所にも影響がでます。
ロング巻寿司づくりで一番肝心な部分。緊張の一瞬です。
上田大使の「せーの!」のかけ声で、57名が同時に巻寿司を巻きます。
恐る恐る巻きすを開いてみると、そこには、本当に20メートルの巻寿司が!
この通り、みんなで持ち上げることもできました。
スタッフが出来上がったロング巻寿司を持ち帰り用に切り分けている間に、一仕事終えた参加者のみなさんには、イベント前に上田先生のレクチャーで手分けして巻いておいた巻寿司を試食していただきました。
ロング巻寿司が上手くできてよかった、これで一安心…と思っていると、矢野地区子ども会会長さんが、こちらに向かって手招きされています。
何かと思って行ってみると、
「試食と一緒に出しているのはあじかんのごぼう茶じゃろう。ちゃんと宣伝せんと!」
すっかり忘れていたことを、親切にも思い出させてくださいました。
この日、矢野公民館で催されていたイベントは、ロング巻寿司だけではありません。
定期的に開催されているけん玉教室とフットサル教室も後にひかえていました。
さらに、参加者に何やらプリントを配られている矢野地区組合の方。見てみると、バウムクーヘンづくりのお誘いでした。
災害から約1年半。巻寿司で矢野地区に福を呼び込み、元気になってもらおう!というつもりが、優しく力強いみなさまに、逆に元気を戴いてしまいました。
「地域の方も食べ物に関する催し物をすると興味を持ってくださる。食べ物でみんなを元気にしたい」
「災害で精神的に傷つき、まだ外に足が向かない人もいる。『頑張って』というよりも、外出したくなるようなイベントを開いて励ましたい」
そう語られていた矢野公民館職員さんと、組合の方。
その想いが現実の活動となり、継続され、拡大しているのは、矢野のみなさんのチームワークがあってのことだと思いました。
また矢野のみなさんと一緒に楽しいことをしたいし、それが復興になれば、何よりも嬉しいことだなと思います。
ご協力・ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました!