11月30日(土)、今年2度目となる2019年度巻寿司大使交流会を開催致しました!
『巻寿司大使』とは、あじかんと一緒になって巻寿司の魅力を発信していく仲間としてあじかんが抜擢させていただいた、いわば『巻寿司のインフルエンサー』。
今年度は、秋田、栃木、大阪、高知、鹿児島などなど、他にもたくさんの県にお住まいの、巻寿司愛溢れる11名の方々を『巻寿司大使』に任命し、巻寿司レシピづくりやイベント講師など様々な面でご協力いただきました。
今回の交流会会場はあじかん本社がある広島。
皆様ご多忙なため、残念ながら全員とはいきませんでしたが、9名の大使さんが全国から集合してくださいました。
巻寿司イベントで個々の大使さんにお会いし、そのパワフルさにはいつも驚かされていましたが、
9名集まるとなると、なんだか凄いことになりそう!
しかも、今回あじかんからは「おひとり1つずつオリジナル巻寿司レシピを考え、交流会当日実際に作ってください」との宿題を出していました。
お忙しい中、頭を悩ませて作っていただいた寿司レシピ、とても楽しみです。
さて、早速交流会のレポートを・・・といきたいところですが、
その前に欠かせないのが前夜祭です。
「こんばんは!遠いところからありがとうございます。いつ広島に到着されたんですか?」
「実は早く着いていて、すでに日本酒飲んできたんですよ・・・。」
「え~!」
こんな会話もありました。(笑)
久しぶりの集合に美味しいお酒。お酒好きの多い巻寿司大使さん達は大盛り上がりでした。
乾杯の時に投稿した、Instagramアカウント『あじかんMAKIZUSHI倶楽部』のストーリーがこちら。
皆さん本当に良い笑顔をされていて、撮影者もお気に入りです。
お食事に、広島ならではの『レモン鍋』が登場したのですが、
「この出汁は何からできているんだろう?」とお話しされていた大使さん。
料理への勉強熱心な姿勢が垣間見える瞬間でした。
翌日はいよいよ交流会当日。
ガストピア安芸でキッチンをお借りし、それぞれのオリジナル巻寿司を作っていただきます。
その時の様子がこちら。
全国各地から集まった食材を、炒めたり揚げたり。
テレビのクッキングショーさながらの光景に、とてもワクワクしました。
こうして出来上がった9種類の巻寿司。
1つずつ紹介致します。
まずは大阪の池田美智江さんの、『京鴨と九条ねぎのハニーマスタード巻』。
京都の伝統野菜九条ねぎと、鶏肉よりも低カロリーで鉄分やビタミンB豊富な京鴨を使った、女性に嬉しいレシピです。
次に、広島の上田直美さんの、『広島をぎゅっと寿司』。広島県産もみじ豚背ロースのカツに、ご当地調味料『レモスコ』の爽やかさがよく合います。
栃木の川井ゆかりさんの『まき餃子』。
餃子の消費量全国1位の栃木県宇都宮市。その餃子の新しい楽しみ方をご提案されました。
餃子×ご飯×ピリ辛の組み合わせがたまらない一品です。
鳥取の田中佳代子さんの『鳥取のまいもん巻』。
まいもんとは、鳥取の方言で「おいしいもの」という意味だそうで、鳥取でポピュラーなきくらげをメインに、地元食材の砂丘らっきょ、きゅうり、長芋の『ねばりっこ』、地元の酒蔵の奈良漬けを巻いた、お酒にも合う一本です。
秋田の仲野谷るみ子さんの、『白神の恵みたっぷり巻寿司』。
地元食材白神マイタケやフキ、ゼンマイ、小櫨(コハゼ)のシロップ漬けが入った、優しい味のレシピです。
香川の野梨のりこさんの『高野かまぼことたくあんのきんぴら煮の巻寿司』。
大皿に刺身や焼き物を盛り合わせた高知の郷土料理『皿鉢料理』にも使われる高野かまぼこと、郷土料理たくあんのきんぴら煮を組み合わせたピリ辛の巻寿司です。
岡山のミカ巻キネンさんの『岡山名物えびめし巻寿司』。
濃い茶色のご飯がインパクト大な岡山市名物えびめし。
海老とグリーンピースをライスペーパーで透かせて、可愛いらしい一品に仕上がっています。
鹿児島の毛利慈子さんの『鹿児島特産の桜島大根の漬物、鰹の角煮の巻寿司』。
桜島大根の漬物、山芋、ゴーヤ、鰹の角煮それぞれの食感が楽しめるよう、具材の大きさにもこだわったレシピ。寿司酢には鹿児島特産の黒酢を使用されています。
東京の八幡名子さんの『天狗の耳たぶ醤油巻』。
八王子市の特産にしようとアピール中のきくらげ『天使の耳たぶ』。
あきる野市で100年続く老舗、キッコーゴ醤油さんのお醤油で味付けしたご飯と一緒に巻かれています。
巻寿司大使さんが作られたレシピは以上です。
ちなみに、巻寿司倶楽部からも2品考えました。
『広島は酒処!美酒鍋巻』。
酒処、東広島市で生まれた日本酒入りのお鍋『美酒鍋』を巻寿司で表現しました。
『蛸とジャガイモのガリシア風巻寿司』。
広島県南西部の三原市名産の蛸。スペイン料理『ガリシア』風にブロッコリー・ジャガイモと炒め、巻寿司の具材にしてみました。
これらの巻寿司が全てのったお皿がこちら!
どんなレストランでも食べられない、特別な一皿です。
大使さんから、レシピの説明を戴きました。
どれも工夫が凝らされた、地元愛たっぷりの巻寿司です。
お腹いっぱいになった後は、お一人お一人から今年度の活動振り返りと来年度の目標を発表していただきました。
地元で商品化に向けて巻寿司を開発中、いくつもの小学校でロング巻寿司イベントを開催、災害で被害を受けた農家の方を巻寿司で応援、海外からの観光客の方を対象にイベントを開き、通訳をしつつ巻寿司をレクチャー・・・
ここでは語り切れませんが、とても6月からの活動とは思えないほど、皆さんがそれぞれのバックグラウンドを活かしてご活躍されていました。
改めて大使の皆さんのバイタリティとクリエイティビティに驚かされ、そんな方々と一緒に活動ができていることに感謝しなければと思いました。
束の間の交流を終え、また忙しい日々に戻って行かれた大使さん達。
巻寿司大使さんという心強い仲間とともに、これからも巻寿司を通して沢山の方々を笑顔にしていきたいと思います。
2019年度巻寿司大使の池田美智江様、上田直美様、川井ゆかり様、田中佳代子様、仲野谷るみ子様、野梨のりこ様、ミカ巻キネン様、毛利慈子様、八幡名子様、そして今回はご予定が合わずお会いできなかった甲賀進一様と恵方マキ様、皆様本当にここまでの活動ありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!
個性豊かな巻寿司大使さん全員のプロフィール、活動内容は、当ホームページ上部の『巻寿司大使プロフィール』『巻寿司大使リレーレポート』からご覧頂けます。
Instagramアカウント『あじかんMAKIZUSHI倶楽部』では、大使さん考案のレシピをさらに沢山ご紹介しています。是非チェックしてみてくださいね。