巻寿司イベント情報

巻寿司海外レポート

海外でも大人気の「スシロール」!海外での巻寿司事情をご紹介します。

巻寿司海外レポート〜海外でも大人気の「スシロール」!海外での巻寿司事情をご紹介します。

2015年04月

海外レポート№ 1 イタリアの巻寿司教室

海外レポート第一弾は、美食の国「イタリア」からです!

 

ミラノにお住まいの、オペラ歌手YOKOさんは、

地元のG&B LanguageSchoolで日本語講師としても活躍されています。(写真 前列中央)

今回は、YOKOさんが開催した巻寿司教室の様子をご紹介します。

 

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この学校の日本語クラスは、初級と上級の2クラスあり、メンバーは高校生から年配の方まで大体30名ほど。

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日本文化を愛するイタリア人には、茶道や花道、着付、日本食の体験クラスはとても人気があるそうで、巻寿司作りのデモンストレーションの前に、生徒たちの目の前で着物を着ると大変盛り上がるとか。

折り紙で箱を作ってゴミ箱にする、などの日本的なことも取り入れて、日本語を交えながら教えているそうです。

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人気の素材は、やっぱりクリームチーズやアボカド、サーモン、ツナマヨなどのこってり系だとか。

この辺りでは、海鮮は比較的手に入りやすいそうです。

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「イタリア人に巻寿司の作り方を教える時、難しいことはどんなことですか?」との質問には

「一番難しいのはご飯を炊くことと、米の選び方です。」との答えが返ってきました。

イタリア在住20年以上のYOKOさんは、米の水分量の違いも上手に考えて、お米はちょっと高い日本米を買うか、こだわりのイタリア米を用意しているそうです。

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こちらはOriginarioという種類の、ネチョネチョしていてリゾットには合わない(あくまでイタリア人の感想ですよ!)激安のイタリア米です。

お寿司にはこれがぴったり!!ということを発見して以来、愛用しているそうです。

 

また、酢は米酢がなかなか手に入らないので、白ワインヴィネガーを使っているそうです。

普通の酢よりちょっと酸っぱいそうですが、、、。

そして最近、クリームバルサミコ酢が寿司に合っていることを発見!!!

ご飯が黒くなるのですが、面白いコントラストの寿司ができるそうです。

黒い酢飯・・・?これは日本でも流行るかもしれませんね!

 

以上、ミラノからのレポートでした!Ciao!

2015/4/14|

巻寿司海外レポートとは?

日本でも様々な種類の巻寿司を目にしますが、最近では海外でもよく食べられている巻寿司。

海外での巻寿司の発祥は、1970年代にカリフォルニアの寿司屋で誕生した「カリフォルニアロール」だそうですよ。

生魚を食べる習慣のない欧米人向けに、アボカドやボイルした海老を使い、ご飯が表側にくるよう裏巻にされたものをカリフォルニアロールと呼びます。この裏巻というのも、海苔という黒い食品になじみのない欧米人が食べやすいようにという工夫から始まったそうです。

 

ここでは、【MAKIZUSHI倶楽部】事務局のネットワークを使って、海外で行われている巻寿司教室の様子や、海外のスーパーで売られている“スシロール”をご紹介していきます。