巻寿司海外レポートNo.5 マレーシア編
海外巻寿司レポート マレーシア編
マレーシアは、タイと隣接するマレー半島南部と、ボルネオ島北部を領域とした国です。
多民族国家なので、民族ごとに違う言葉を使用しているそうです。
首都クアラルンプールに10年在住している稲垣さんに、現地の巻寿司事情についてお話を伺いました。
稲垣さんの奥様はマレーシアの方なので、夫婦間での会話は日本語、親族間ではマレー語、
義両親とは広東語、義姉とは北京語で会話をされるそうです!
さて、話を巻寿司に戻して、
マレーシアで人気がある寿司ネタといえば、サーモンやウナギです!
甘党のマレーシアの人々には、ウナギやアナゴの甘だれが好まれるようです。
生魚が食べられない人も多く、マグロやトロは日本ほど人気がないそうです。
こちらの写真は、マレーシアのショッピングモールにある巻寿司コーナーです。
日本のスーパーマーケットのお惣菜コーナーのようですよね。
よく見ると、「UNATAMA MAKI」や「TAZUNA MAKI」など
メニューがローマ字で記載されています。
日本人にはわかりやすいですよね!
2枚目の写真の巻寿司のお値段は、
1パックが、マレーシア通貨16.8RM(リンギット)=約450円でした。
(2016年2月現在)
こちらは、同じくマレーシアのショッピングモールの握り寿司コーナーです。
ショーケースにきれいに並べてあり、日本ではあまり見かけない販売形態ですね。
こちらは、マレーシアのスーパーで買ってきた巻寿司です。
中に巻いてある具やハランまで、見た目は日本のお寿司と変わりませんが
味付けは、とにかく甘いんです~!
具材の海鮮に甘だれの味付けがしてあります。
マレーシアのたこ焼きは、中身の蛸も甘だれなんだそうです!
もう1つの特徴は、シャリが酢飯ではなくて普通のご飯ということ。
米は日本産ではなくて、カリフォルニア産や韓国産、ベトナム産が多いそうです。
マレーシアは中華系の住民も多いので、旧正月(春節)の時期は店内は真っ赤になりましたよ。
スーパーの店内もこの通り。
こちらは、街中にあった生春巻きスタンド。
「POPIAH(ポピアー)」というそうですが、
そこに海苔で巻いた巻寿司ようなものを発見!!!
なんと中身は酢飯ではなく、野菜の千切り!
注文すると店員さんがくるくるっと手早く作ってくれるそうです。
どんな味がするのでしょうか?
近いうちに試してみたいと思います♪
以上、マレーシアからのレポートでした。