海外レポート№ 1 イタリアの巻寿司教室
海外レポート第一弾は、美食の国「イタリア」からです!
ミラノにお住まいの、オペラ歌手YOKOさんは、
地元のG&B LanguageSchoolで日本語講師としても活躍されています。(写真 前列中央)
今回は、YOKOさんが開催した巻寿司教室の様子をご紹介します。
この学校の日本語クラスは、初級と上級の2クラスあり、メンバーは高校生から年配の方まで大体30名ほど。
日本文化を愛するイタリア人には、茶道や花道、着付、日本食の体験クラスはとても人気があるそうで、巻寿司作りのデモンストレーションの前に、生徒たちの目の前で着物を着ると大変盛り上がるとか。
折り紙で箱を作ってゴミ箱にする、などの日本的なことも取り入れて、日本語を交えながら教えているそうです。
人気の素材は、やっぱりクリームチーズやアボカド、サーモン、ツナマヨなどのこってり系だとか。
この辺りでは、海鮮は比較的手に入りやすいそうです。
「イタリア人に巻寿司の作り方を教える時、難しいことはどんなことですか?」との質問には
「一番難しいのはご飯を炊くことと、米の選び方です。」との答えが返ってきました。
イタリア在住20年以上のYOKOさんは、米の水分量の違いも上手に考えて、お米はちょっと高い日本米を買うか、こだわりのイタリア米を用意しているそうです。
こちらはOriginarioという種類の、ネチョネチョしていてリゾットには合わない(あくまでイタリア人の感想ですよ!)激安のイタリア米です。
お寿司にはこれがぴったり!!ということを発見して以来、愛用しているそうです。
また、酢は米酢がなかなか手に入らないので、白ワインヴィネガーを使っているそうです。
普通の酢よりちょっと酸っぱいそうですが、、、。
そして最近、クリームバルサミコ酢が寿司に合っていることを発見!!!
ご飯が黒くなるのですが、面白いコントラストの寿司ができるそうです。
黒い酢飯・・・?これは日本でも流行るかもしれませんね!
以上、ミラノからのレポートでした!Ciao!
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