巻寿司海外レポートNO.4 アメリカ~ポートランド編~
アメリカの北西部にある都市、ポートランドで
素敵な活動を続けている日本人女性がいるので紹介したいと思います。
オレゴン州ポートランド周辺に住む大人女子のための倶楽部
『Portland Japan Girls』2012年1月発足。毎月イベントを開催して情報交換や新しいことを相互学習する機会を提供しているコミュニティグループ。チャリティや日本文化を伝承する活動にも積極的に関わっている。メンバーは270名以上在籍(2015年10月現在)
こちらを主宰されているエルティング孝子さんと宮永薫さんです。
(左:宮永薫さん 右:エルティング孝子さん 撮影:Hanako Gorrellさん)
今年の5月には、寿司シェフのウィリス美樹さんを講師に迎えて、
巻寿司&手毬寿司レッスンを開いたそうです。
参加者は、ポートランドに住む日本人女子10名。
手毬寿司、細巻き、裏巻き(カリフォルニアロール)の作り方を教わりました
さてここで、問題です!
「皆さん、細巻きと裏巻きはどちらが難しいと思いますか?」
裏巻き(カリフォルニアロール)かな?と思った方が多いと思いますが、
答えは細巻きだそうです!
一見シンプルで簡単そうに見えますが、
真ん中に具が来るように巻くのは難しいことなのだそうです。
アメリカでは、普通のスーパーでも巻寿司は売られていて、日本食レストランも大人気!
回転寿司のお店もあるそうですよ!
ただし、いわゆる巻寿司でも日本の太巻きなどとは違って、
裏巻きと呼ばれるカリフォルニアロール系が一般的。
具材は、アボカドとキュウリ、海老やサーモン、かに、まぐろなどが人気です。
寿司シェフ美樹さんによると、
アメリカ人はごはんが少なめのにぎり寿司を好むそうです。
日本人はシャリも大事ですよね~。
あまりに少ないと損した気分になりそうです(笑)
巻寿司&手毬寿司レッスンの様子は、
孝子さんのブログで公開されています。
ぜひご覧ください。
http://ameblo.jp/shodoshimagakuin/entry-12030504755.html
以上、アメリカはポートランドからでした
2015/10/21|
海外レポート第三弾は、花の都パリです。
空前の和食ブームに湧くヨーロッパ!
フランスでも寿司は人気があり、
巻寿司は、『MAKI』と呼ばれて親しまれているメニューだそうです。
今回は素敵なパリジェンヌお二人にレポートに協力いただきました。
1人目は、パリ在住のピアニストしのぶさん。
パリで人気の回転寿司チェーン店「PLANETSUSHI」をご紹介いただきました!
「PLANETSUSHI」の店舗はピンク色の、一見スイーツショップのような店構えだそうで、日本のお寿司屋さんのイメージとはかなり違うようです。
“MAKI”の種類も豊富だそうで、しのぶさんの生徒さんがハマッているのが
ヌテラ(チョコスプレッド)とバナナを巻いたもの。
おはぎの中身がチョコクリームとバナナ?それともクレープのチョコバナナのような感じでしょうか・・・?
食べられないので想像するしかありません(笑)。
「miss-pink」というストロベリーMAKIもあるそうです。
海苔の代わりに玉子生地で巻いてある、巻寿司スイーツ!!!
フランス料理は、食事に砂糖をあまり使わず糖分をとらないため、
胃を動かす為に食後に甘いデザートを食べるそうですよ。
寿司の締めに、巻寿司スイーツなんて素敵ですね。
ご紹介したMAKIは、PLANETSUSHIの公式サイトでぜひチェックしてください!
さて次に紹介するのは、パリ在住の料理研究家マユさんからの巻寿司情報。
マユさんは、「世界の名立たるワインと日本酒の知識を得、フレンチ、和食、
和モダン料理とのマリアージュをテーマに世界のセレブ達の食事、
パーティーのおもてなし料理を作る出張料理人。」(プロフィールより抜粋)
野菜ジュニアソムリエ・フードアナリストの資格や数々の名店でのシェフの経験を活かし、
パリでお料理教室Mayu’s Kitchen主宰しています。
マユさんは英語、日本語、フランス語で書かれている、とってもお洒落なブログもお持ちです。
出張シェフとして、とあるフランス人奥様のバースデーディナーを作られた際、
アミューズブッシュに作ったという、とんかつロール、カリフォルニアロール、
柚子胡椒と塩麹チキンロール、野菜ロールの写真をブログからお借りしました。
盛り付けも、フレンチテイストで素敵ですよね!
引用;http://mayu-kitchen.com/blog/tonkatsu-maki-porc-pane/
マユさんのお料理教室は、フランス家庭料理や日本料理を、英語、フランス語、日本語で
様々な国籍の方に向けて開催されています。
日本の伝統食’お弁当’コース、巻寿司コースも人気があるそうですよ!
日本で開催されることがあったらぜひ行ってみたいですね!
マユさんの公式ブログとFacebookものぞいてみてくださいね。
Mayu’s Kitchen in Paris/ http://mayu-kitchen.com/
Facebook: https://www.facebook.com/MayusKitcheninPais
以上、パリからのレポートでした!
2015/8/26|
海外レポートの第二弾は、アジアの台所「タイ」からです!
タイの首都バンコクには、短期出張などで滞在する人を含むと7~8万人の日本人が居住しています。日本人学校に通う生徒数は1500人以上と、東南アジア随一の日本人コミュニティもあるそうです。
今回ご紹介するスミさんご一家は、上海から転勤で移動してきてバンコク在住3年目。二人のお子さんがいらっしゃいます。
「外国に住んでいても、子どもたちには日本の四季や行事を教えてあげたい。」と、日本の行事に合わせて伝統的なご飯を作ったり、努力を惜しまないスミさん。節分には「巻寿司」、端午の節句には「柏餅」などを手作りして、お子様と一緒に過ごしているそうです。
スミさんにバンコクの食材事情を伺ったところ、日本のものを売っているスーパーが3店舗あるので、お酢も海苔もお刺身もとても簡単に手に入るそうです。生魚もご覧の通り、新鮮な状態で手に入るそうですよ。
少し高級な食材なら、伊勢丹などのデパートで手に入るので、巻寿司の具材には困らないとおっしゃっていました。
スーパーでは巻寿司も売られていて、タイ人はお魚の中では特にサーモンが好きなので、サーモン&トビコの巻寿司や握り寿司が人気があるそうです。
さすがに、レモングラスやニラを巻くことはないようですが、使用しているマヨネーズは日本のものより少し甘く、タイ人好みの味付けになっているそうですよ。
また、タイといえば屋台街が有名ですよね。
屋台ではチキン、ブタを焼いたもの、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、カオニャオ(もち米)、麺類、カットフルーツなど様々なものが売られていて
朝食や昼食時は、OLや会社員で大変賑わっているそうです。
タイ人はフレンドリーで子ども好きな方が多いそうで、スミさん親子も、屋台のおじさんやおばさんに挨拶して登園することが日課だそうです。
今日も子どもたちの元気な「サワディー」という声が聞こえてきそうですね!
以上、バンコクからのレポートでした!
2015/6/20|