巻寿司大使

巻寿司大使リレーレポート

巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

巻寿司大使リレーレポート〜巻寿司に関する話題や最新情報、豆知識などをお届けします!

2017年10月

巻寿司が繋ぐカナダ~オランダの旅

こんにちは!2017年度巻寿司大使のダイベスタインです。

今回は大自然が魅力のカナダ、そして風車と運河、
建築の街並みが美しいオランダからのレポートです。

まずはカナダから。
カナダの北東に位置する人口1万5千人の小さな街、コリンウッド。
驚くことなかれ、実は大阪府交野市の姉妹都市なのです。

以前は何もなかったと言われる小さな街ですが、
現在はストリートピアノ、オープンカフェ、地元の画家の画廊や地元で作られる
オーガニックコスメ専門店と芸術の街になっています。

そんなお洒落スポットにはやっぱりジャパニーズレストランがありました!
ナチュラルなウッドフロアに中央には大きな桜の木。
近年、海外ではこういったナチュラルな内装のジャパニーズレストランが増え、
ジャパニーズ=健康、お洒落のイメージが定着してきているように思います。

メニューは、アボカド、キュウリ、カニカマを海苔が苦手なカナダ人向けに
裏巻きにしたカリフォルニアロール。

米を主食としないため、重くなりすぎないよう握りも巻寿司もご飯は少なめ。
そして平日のお昼だというのに、満席!

小さな子供達が枝豆や巻寿司を美味しそうに頬張る姿も見られました。
実は偏食が多いカナダでは、これは決して当たり前の光景ではないのです。

このように海外でも大人気の巻寿司ですが、
伝統のおぼろや椎茸、かんぴょうの具材を使わない海外版巻寿司について、
皆さんはどう思われますか?

アボカドやキュウリを裏巻きにしたカリフォルニアロールに
辛いソースでマグロを和えたスパイシーツナロール。
巻寿司の端が龍の顔になったドラゴンロールまで。
これって日本の伝統文化を変えすぎていると思われますか?

私は巻寿司の良いところは、何を巻いても美味しいし、
好きな具材を使えるところだと思っています。

例えば、その土地で採れる新鮮で旬な食材を使うと美味しいですよね。

お刺身文化のある日本では生魚を巻いた海鮮巻も好まれますが、
魚はよく火を通すようにと教えられてきた人達にとっては、
生で魚を食すことは生きた心地がしません。

私もかつて、苦手だったチキンフィート(鶏の足)を無理して頂いた時、
その日の集まり自体が何だか嫌な思い出になったことを覚えています。

無理をせず自分の食文化を大事にしながら異国の食文化を取り入れる。
そんなことを可能にしてくれるのが巻寿司だと思います。

さあ次はいよいよオランダへ!

親戚からの依頼をうけてワークショップを開催したのはオランダ北部に位置する街エメロード。
海苔以外の食材は全て現地のマーケットで調達。
新鮮なアボカド、卵、サラダ菜、彩りの綺麗な赤ラディッシュが揃いました。

そしてオランダで欠かせないのが、何といってもハーリング!
ハーリングは生の鰊(ニシン)を塩漬けにしたオランダ人の大好物です。

道中にはハーリングの屋台がたくさんあり、パンで挟んだハーリングドックは大人気です。
いよいよ、ワークッショップの始まりです。
マーケットで仕入れた新鮮な野菜を使ったサラダ巻、
ハーリングと相性の良いタマネギを巻いたハーリング裏巻。
生魚が苦手な方でもハーリングは大人気です!

真剣な眼差しで力強く巻いてくれました。
   
最後は準備しておいたお味噌汁と、発酵食品と健康の話をしながら楽しく試食を。


「和食は初めて!」
「レストランで冷えた巻寿司を出されて味がしなかった。でも自分で作ると美味しい」

と歓喜の声があがりました!


そしてそして、こんな素敵なサプライズがありました!
なんと、サンキューカードは植物の種!
どんなお花が咲くのか楽しみに、子供達と毎日水やりしています。

以上、巻寿司で繋がるカナダ、オランダの旅でした。
ではまた次のレポートでお会いできるのを楽しみにしています!

巻寿司大使の夏休み特別企画!!親子巻寿司教室を開催

こんにちは♪
2017年度巻寿司大使のわたりようこです。
あっという間に10月。
夏はどこへ行ったのか、もうすっかり秋ですね。

今回のレポートは、夏休み中に開催した『夏休み企画、親子巻寿司教室!』の様子です。

実はあじかんが夏休み中の小学生を対象に、
【「巻寿司のひみつ」をよんで、巻寿司をつくろう!】を実施していたのですが、
入賞するとあじかん工場見学ご招待や図書カードなど素敵なプレゼントがもらえたり、
入賞できなくても応募者全員に『ジュニア巻寿司インストラクター認定書』が贈られるという、
子供たちがとっても喜びそうな内容。
 
これはぜひ仙台の小学生にも応募してもらいたいと思い、
親子巻寿司教室を開くことにしました。
さっそく募集を開始したところ、すぐに満席!大人気の教室となりました。

わくわくしている子供たちに「巻寿司を巻いたことがある?」と質問をすると、
「ある~!」「お母さんが巻いたのを食べてるよ!」などという声が。
「巻寿司は簡単~」と言う頼もしい子もいましたよ!
思っていた以上に巻寿司を作っているご家庭も多くて、とても嬉しく思いました。

さて今回、作ってもらったのは『基本の巻寿司』と『裏巻』、
そして好みで作る『オリジナル巻寿司』の3種類。
 

具材は、
玉子焼、かんぴょう、カニカマ、椎茸煮、おぼろ、
キュウリ、レタス、ツナ、マヨネーズ、ゴマ油、
たくあん、オクラ、白ゴマ、ゆかり、魚肉ソーセージ、等々。

基本の巻寿司の巻き方と裏巻の巻き方を説明しながら、
海苔の裏表、巻きすの使い方、巻寿司がパンクしない秘密の方法、
などもお話しさせていただきました。

説明の後は、「好きな具材で好きなように作ってね!」の時間♪
個性豊かな巻寿司が出来上がります。

「かんぴょう苦手~(-_-;) 」「椎茸嫌い~(^_^;)」
なんて言いながら好きなものを好きなだけ入れて巻く(笑)
 

人気は、ご想像の通り、ツナ&マヨネーズ。
お母さんも「好きなものだけ入れさせたらこうなりました…(笑)」と。

巻寿司作りを体験して、好きな具材で作る楽しさや巻寿司の美味しさを感じて、
「巻寿司が大好き!!」と思ってもらえれば嬉しいです!!
嫌いな食べ物でも巻寿司にこっそり入れたら、気づかずに食べてくれるかもしれませんよ~!

最後は、キャンペーン応募のための巻寿司の写真撮影会!!
ママたち、必死です。綺麗に写すのは難しい!
美味しそうな巻寿司写真で入賞すると良いですね~!

巻寿司キャラクター『巻き巻き忍者  巻之助くん』のお面をみんなでつけて、
集合写真を撮ろうとひそかに計画していたのですが、
「いやだ~!つけない!恥ずかしい!」という子もいたので、
個別に写真を撮らせていただきました~!!
ママたちもつけてくれました、ありがとうございます~!
  

最後は、みんなでお片付け。
今回一番年上のお兄ちゃんが、一生懸命洗ってくれました!
ありがとう~!!


皆さん、お疲れ様でした。

お寿司屋さんの出前すし講座で握り寿司と巻寿司体験

少し前の話になりますが、残暑の厳しい8月の終わりに静岡市東海大短期大学部にて、
静岡県鮨商組合の出前事業へ参加しました。

その中で巻寿司大使の美味しい太巻の巻き方と9月の敬老の日にちなんだ長寿巻寿司をレクチャーしました!

巻寿司大使のことや夏の恵方巻のこと、そして巻きすの使い方や海苔の見方、
おぼろ昆布の扱い方まで詳しく説明させていただきました。
あ、おぼろ昆布といえば福井県が有名ですよね!
(福井県の手すきおぼろ昆布の生産量は全国の8割を占めています)

説明が終わったらいよいよ実演です。
手酢を使った素早いシャリの扱い方などザ・すし職人の手際の良さも見てもらいます!

今回もあじかんから提供された食材(おぼろ、椎茸、かんぴょう、カニカマ、メインの玉子焼)を使って巻きました。

実演が終わったら、今度は生徒の皆さんに実際に巻く体験をしてもらいます。
鮨商組合の皆さんにもお手伝いしてもらいながら太巻を11本巻いていきます。
コツはシャリの量と具材の置き方ですね~

今回はかまぼこ型に巻いて、職人さんの柳刃包丁で切ってみます。
切れる包丁はスパッと切れて仕上がりが違います。(手を切る生徒さんがいなくてよかった)


海苔の太巻は以外と上手ですが、おぼろ昆布の長寿巻寿司は難しかったですね~

見た目は随分違いますが、食べるとどちらも美味しいから不思議!

太巻の具材は何でも構いません。
好きな食材を使い手軽に簡単に巻けるのでお家でも巻いてみてくださいね~!

先生方から、
「巻寿司や握り寿司の体験は滅多にできないので貴重な体験。毎年楽しみにいている」
との言葉をいただきました。

学生のほとんどが女子大生だったので、デモンストレーションではウケを狙って
飾り巻き寿司も巻いてみました!
昔ながらの細工巻寿司と現代のニュージャンル飾り巻き寿司の共演!
用意した飾り巻き寿司(パンダ、子パンダ、ネコ、芝犬、秋桜、菊花、桜、松)を披露しました!


最大の見せ場は切って絵柄を見せるときですかね~
みんなから歓声と笑顔が出て大成功でした。

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