巻寿司大使の河崎千代美です。
新しい年を迎え本年もよろしくお願いします。
日本各地にはそれぞれの地域での特色を生かして郷土色豊かな巻寿司がたくさんあります。
巻寿司にはいろんな材料が使われていますが、
具材だけでなくお米・海苔など地域によってかなりの違いがあるようですね。
巻寿司の重要な役割を果たしている一つとして、
すし酢もまた、地域によって味に違いがあるそうです。
すし酢のメーカーが調べた結果によると、
関東周辺や東北は酸味が強く甘みの少ないすし酢が好まれ、
関西方面や九州地域では甘みが若干強いものが好まれるようです。
その他にもさらに甘味が強いすし酢がこのまれる地域や、
関東と関西の中間くらいの味が好まれる地域など、
すし酢の好みで全国を4つのグループに区分けできるそうです。
参考)『MAKIZUSHI倶楽部/おいしいすし飯の作り方』
私の暮らすシンガポールでは、
関西のすし酢と同じく酸味が弱めで甘みの強いすし酢が好まれています。
街にある回転すしのお店でも、関西で好まれる甘めのすし酢を使っているということでした。

私もシンガポールで巻寿司教室を数多く開催していますが、
最初のうちは毎回自分で合わせ酢を手作りしていました。
スーパーでは、すし酢は日本からの直輸入品しか扱っておらず
値段的にもお高いので頻繁には購入できなかったためです。

しかし、1か月に消費する量が2Lから多い時には6Lも必要となり、
自分で作るのには限界が出てきました。
そこで、日本人が経営している調味料を開発・製造している会社に相談して、
私の作っている合わせ酢と同じ調合のすし酢を製造してもらうことになり、
ついに自分のオリジナルすし酢が完成しました。

私の名前がそのままはいって『KAWASAKI SUSHI VINEGAR』とあります。
実際に出来上がると照れくさいですね。
生徒さんたちもこれで安く、手軽に巻寿司を作ることができるようになりました。
また、製造工場でお酢の名前もつけてもらいました。
その名も『エターナルビューティビネガー』~このお酢で永遠に美しく!~
教室の生徒さんがラベルのデザインをしてくれました。

日本古来の食べ物である巻寿司が、いまでは世界的に有名になり、
世界中の人達から愛される食べ物になりました。
巻寿司伝道師として今年も頑張っていきたいと思います。
2015年度巻寿司大使の田中です。
昨年地元の柏市に帰ってきてやりたかったこと。
それは2016年度の巻寿司大使を務めたAyukoさんと一緒に巻寿司を楽しみたい!ということでした。

Ayukoさんは地元の『まちのクラブ活動コーディネーター』として、まちの人たちを繋いで元気にする活動をしています。
だから、いつもAyukoさんの周りの人たちはみんな笑顔!
今回はもうすぐ節分ということもあって若いママたちと一緒に恵方巻で楽しみます!
千葉県人だから房総巻きの中でも華やかな『薔薇の花』と裏巻の応用で『レインボー巻』もやってみます。
場所は、kouma zakka&カフェ。
地元の作家さんの作品も展示販売する可愛いカフェをお借りしました。

今日の巻寿司レシピとパンフレットも用意。

まずは巻寿司の話と、恵方巻の説明はAyukoさんから。
デモンストレーションを始めると「えー?これがどうなっちゃうの?」
とちょっと不安そう・・・。
「巻寿司なんてやったことがない」と言っていたのに、
いざ巻き始めるとみんなみごとな出来栄え!

一番不安そうだった薔薇の花もおみごと!

レインボー巻は何色にも色分けした酢飯をこんな風に並べて

えい!っと裏返し、出来上がりはこんな感じ!
「おいしい!いくつでも食べられちゃう!」
「案外簡単なんだー!どんなものでも好きなもの巻いちゃえばこんなにきれいにできるのねー」
「今年の恵方巻は作ってみよう!!!」
そうそう何を巻いてもコツさえわかればおいしく巻けるんですよ。
お子さんも疲れて寝ちゃったけどちゃんと頑張ってくれました。
Ayukoさん、ありがとう。また一緒に巻寿司しましょう。

みなさんこんにちは!巻寿司大使2017のみつまめです☆
2018もすごいスピードで日々が過ぎていきますがいかがお過ごしですか?
今回4第回となりますみつまめのレポート。
前回の記事で、『そろそろ巻寿司で何かイベントをやりたい!!』
という意気込みを語っておりましたが、間に合わなかったので
全然関係ないテーマでいこうと思います笑
お昼にサンドイッチを食べていた時のこと。(巻寿司じゃないんかーい)

ふと湧いてきた一つの疑問。
「最近もはや定番となりつつある、みっちみちに詰まったサンドイッチ。
通称:わんぱくサンド。巻寿司で表現するとどうなるんだろ?」
更に、
「世の中にこれだけパン屋さんがあるのに対し、巻寿司専門店って絶対数が少ない……なんでだろ?」
後者の疑問はすぐには解決できなさそうだったのでひとまず
『みっちみちな巻寿司を作ってみよう!!』にチャレンジすることに。
具材にはサンドイッチのような彩りの野菜と、
岐阜県の郷土料理のひとつ『鶏ちゃん(けいちゃん)』を巻くことに。
『鶏ちゃん』とは、岐岐阜県の飛騨・奥美濃地方発祥の郷土料理で、
一口大に切った鶏肉を特製のタレに漬け込み(味噌ベースや醤油ベースで大体にんにくも効いている)
キャベツと一緒に炒めたり唐揚げにしたもので、「スタミナがつく!!」って感じのパワーフードです。
お店でも食べられますし、パウチでスーパーや道の駅などで気軽に手に入ります。
最近ではカレー味やバジル風味などあって、種類もメーカーも豊富。
まずはその『鶏ちゃん』を作って、

これだけでご飯3杯いけそうですが、ぐっとこらえていよいよ巻寿司の準備。
今回いかに『みっちり感』を出すかが勝負なのでご飯は極限まで薄く、具材はてんこもりに。

えいやっ!と覚悟を決めて一気に巻き込む。

※余談ですが巻寿司のこの“端っこ”が大好きです。きゅんときます。
なんとか巻けました。わくわくしながら早速入刀。

あんまりみっちりしてなーーーーーい!!(´゚д゚`)
あんなにてんこもりにしたというのに!!!
一応、通常版も巻いたので比較。

こうして比べてみると多少みっちり感あるのかな?
ここまできてあることに気が付いたみつまめ。
そもそも、巻寿司って存在自体がみっちりしてるね!!!!?!!
と同時にこんなに薄いのに溢れんばかりの個性を包み込む海苔の包容力と力強さ、
頼もしさに気付き、そんな女になりたいと思った32歳の夜。
以上、みつまめでした!チャオ!
巻寿司大使の甲賀です。
新春に、地元フリーマガジンに巻寿司大使として紹介していただきました。
昨年11月に巻寿司大使の巻寿司講座で、
会場としてご協力いただいたカフェの店主に紹介いただき、
2018年1月号に掲載されました。

巻寿司の嬉しい繋がりですね〜♬
福を巻いたようで、新春から嬉しい出来事が続きました。
撮影用の巻寿司には、戌年にぴったりの地元磐田市ゆるキャラ『しっぺい君』の飾り巻寿司や、
梅の花やタンポポの飾り巻寿司、伝統の四海巻、
そして富士山や鶴、蝶のイメージで笹切りして盛り込みアートにしてみました。

2月の節分の恵方巻の前に良い巻寿司のPRになりました!
おかげさまで当寿司店の予約も多数入りました。
巻寿司の丸かぶりも今では節分の一大イベントとなりましたが、
巻寿司大使としてして巻寿司をもっと普及させたいですね。
2018年の恵方は南南東だそうですよ〜
3月にはひな祭りもあります。
旬なイベントが続き、巻寿司大使のPRは尽きないですね〜
巻寿司大使の甲賀です。
昨年末に静岡県のローカルラジオ番組に出演させていただきました。
その模様をレポートします!
日本のおもてなしを実践している静岡県のお店や個人を紹介する
『おもてなし人』というラジオ番組で、
私の寿司店のこだわりなどを紹介していただきました
パーソナリティーの方が上手にエスコートしてくだる中、
季節やお祝い事に応じて作る盛り込み寿司の技、
細工寿司や飾り巻寿司の魅力を紹介しました。
また2017年から巻寿司大使として巻寿司の魅力をPRする活動をしていることもお話し
『大将おもてなし名人』とアナウンスしていただきました。
パーソナリティーは若い女性の方でしたが、
実際に飾り巻寿司を見たり食べたりするのは初めてだったとのこと。
「可愛くて美味しく楽しいお寿司」と喜んでいただきました。

ラジオを通して静岡県内の皆さんに、巻寿司の魅力や巻寿司大使の活動を
お伝えできたのではないかと思います。
また、昨年の夏に参加させていただいたサマーキャンプでの恵方巻作りも評判がよかったようで、
磐田青年会議所理事長より感謝状を頂きました。

今年も子どもたちと巻寿司のイベントをしていい思い出を作りたいと思います。
こんにちは、巻寿司大使の わたりようこ です。
東北も寒い冬の真っただ中・・・
寒波が押し寄せて仙台は雪・雪・雪。
東北育ちですが、寒い冬は苦手でこの季節になるといつも南国に住みたいなぁと思います。
さて、今回の巻寿司は、『わさび菜入りの巻寿司』!!
わさび菜とは、九州から東北まで広く生産され、今が旬の野菜です。
味は、ピリッとした辛みがありギザギザのフリル状の葉は柔らかく、
生でサラダなどでも美味しく食べられます。わさび菜はこちら。

我が家の人気巻寿司は『サラダ巻寿司』。
そう、サラダ巻寿司といえば普通はレタスが入りますよね。
でも冷蔵庫にレタスが無く、代わりに前日に買っていたわさび菜があったのです!
寿司=わさび。
だったらレタスの代わりにわさび菜でもいいんじゃない!?
と思いつきで作ったのがこの巻寿司です。

作ったのは、わさび菜入りの『カニカマ天ぷら巻寿司』と『焼き鮭巻寿司』。
焼き鮭のおにぎりはコンビニおにぎりでも人気ですよね。
焼き鮭を使った巻寿司は、あるようでなかった気がしますが、
わさび菜と焼き鮭が意外とよく合いました。
それでは、作り方です!
美味しく作るポイントもお伝えしていきますね。
<作り方>
1. 全形海苔1枚にすし飯を広げます
2. 『カニカマ天ぷら巻寿司』の方には、すし飯の上にゆかりと白ゴマをのせて、
『焼き鮭巻寿司』には海苔玉子フリカケをかけます。

このひと手間が、わたり流の美味しく作るポイントです。
すし飯に少し味をつけておけば、薄味の具材のときにも、「しっかり味」の巻寿司になりますよ♡
3. どちらにもわさび菜を好きなくらいのせて、その上にカニカマ天ぷら、焼き鮭をそれぞれのせます。

わさび菜にはマヨネーズ。マヨネーズも好きなくらい入れてください。
写真を撮った後に、私は追加でマヨネーズをどっぷり入れました。
はい!マヨラーです(笑)
ちなみにカニカマ天ぷらの方には、梅ペーストも入ってます。
ゆかり&梅ペースト!どんだけ酸っぱ好きなんだー!(笑)
出来たのがこちら。このフォルム!!黒く光る海苔が美しい!

最高に美味しかったです♡
皆さんも、作ってみてくださいね!!
こんにちは、巻寿司大使の松井亮子です。
巻寿司に携わるようになって9年になります。
色々な人に出会ってきましたが、簡単にできそうでできない巻寿司。
太巻も細巻も裏巻もお店で販売しているので、巻寿司は買うという方が多いですよね。
巻きすを持っていないという方、使ったことが無いという方も多いのですが、
巻寿司の講座を開くと皆さんとっても喜んでくれるんですよ。
今回も楽しく巻寿司作り♪
たとえ調理室でなくても、準備をしっかりしておけば大人数でも大丈夫!
こちらが前もって準備しておいた具材たち。
定番の具材が一番おいしい♪

巻き方のコツは、
具を押さえながら巻きすを持って具材を巻き込んで、ひと巻きして巻きます。


巻いた後にギュッギュッと締めすぎないようにして下さいね。
1本を8等分に切って仕上げます。

こんな瞬間もぱちり。
楽しく参加してくれて嬉しい限りです♪

一緒に裏巻き講座も開催しました。
作っている様子は撮り忘れてしまったのですが、定番の具材はもちろんのこと、
生ハムやクリームチーズも使用して美味しさアップ!!
一口で食べられるのも魅力的です。

こんな感じに詰め合わせれば、プレゼント用に大変身です!!

とっても奥が深い巻寿司です。
次回のレポートもお楽しみに!
こんにちは。巻寿司大使のダイベスタインです。
「今日の子供達のおやつ、何にしよう…」
寒い冬のこの時期、学校でも風邪やインフルエンザが流行したり、
子供達が咳をし始めたりすることがあります。
特に免疫をあげたいこの時期、我が家ではなるべく手作りのおやつを心がけています。
喉の炎症を促す油分や塩分、添加物が入ったスナック菓子や
パン等の小麦製品より栄養があって子供達も喜んで食べてくれ腹持ちのいいもの、
それはやっぱりお米!
そんな時思いつくのは『巻寿司』なのです。
というのも巻寿司をだすと我が家では「やった!」と子供達が100パーセント大喜びしてくれるから。
巻寿司って作業が多くて面倒って思われがちですが、考え方によってはとっても簡単なんです。
まず、簡単に作るなら太巻ではなく細巻にしてみましょう。
冷蔵庫にあるもので具材になりそうなものを2つ準備します。
厚焼き玉子を一から作らなくてもいいのです。
基本の材料はご飯、具材2つ、海苔、すし酢、この4つのみです。
朝の台所の片付けをしながら15分で鍋でご飯を炊きます。

お鍋だと時短になるし、1:1の水分量でも炊飯器よりも少し硬めにできあがります。
(炊き方は、沸騰するまで強火、沸騰後は弱火にして、水分が無くなれば火を止めて5分蒸らします)。
ご飯が炊けたらすぐ、ボールに
移してすし酢を加えささっと混ぜて、冷まします。
時短したいので、すし樽は使いません。ボールでOKです。
ご飯を冷ましている間に、キュウリを切って、昨日の晩御飯の残りの具材を巻きます。
今回は我が家には照り焼きチキンがあったのでこれを巻きます。
海苔を半分に切り、巻きすと水を準備します。
巻きすが無ければ、キッチンペーパーでも巻けますよ。材料はこれだけ。
酢飯が冷めたら、のりしろ部分を開けて“少量”の酢飯を海苔にのせ、広げます。
「こんなに少ないの?」と思うくらいの少ない量でOK。
広げてみて足りないところに少し足していく感じにします。

その上に、2つ用意した具材を1本につき1種類ずつのせます。
酢飯や具材が多すぎると最後は巻ききれずにパカンと開いてしまうので、
具材も1種類がベストです。

ぐるっとしめて、巻き簾で形を整えて終了〜。

その勢いで、ささっと余分に巻いて翌日のお弁当の河童巻きも作ってしまえば、
忙しい朝の負担も軽減!
巻寿司の保存は、切らずにキッチンペーパーを敷いた密封容器にいれて冷蔵庫で保管します。
翌朝、なるべく早く容器からとりだしましょう。
そうすれば容器についた水滴で海苔がべちゃっとなりません。
(香港では多くのご家庭が、環境保護支援のため、ラップの購入使用を避けるようにしています。)
我が家の1日は、なんだかいつもバタバタ。
子供達が学校から帰ってくるバスが遅延すると、おやつを食べる時間もないまま
着替えて次の習い事へ行くことも。
そんな時も、巻寿司のおやつは、ぱっと容器に入れ替えれば持ち運びもできるし、
一口サイズで食べやすく、食べカスもでないので、
移動中の車の中や異動先でさくっと食べられるのも嬉しいです。

ぜひ皆さんも巻寿司をおやつに巻いてみてくださいね。
では次回のレポートでお会いできるのを楽しみにしています!